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2015/08/15

ラヴェル「水の戯れ」から

 一昨日だったか、閑の徒然にラジオに聴き入っていたら、素敵な曲に遭遇した。
 遭遇だなんて、音楽的素養のある人には大袈裟な物言いかもしれない。
 でも、野暮天の小生には、恐らくは初めてじっくり聴いた曲なのである。

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← セシル・ウーセ(ピアノ)『水の戯れ』『鏡』『夜のガスパール』 (画像は、「Maurice Ravel - Jeux d'eau [CH] Classical CD Reviews- Oct 2002 MusicWeb(UK)」より)

 それは、モーリス・ラヴェル作曲の「水の戯れ」。
 噴水の水の戯れなのか、それとも、水面のさざ波の織り成す繊細絶妙な心の甚振りなのか。
 ふと、小生には、「水辺の戯れ」(2012/09/17)なんて、題名だけは素敵な、その実、全く似て非なる世界を描いた妄想詩があることを思い出した……が、それより、むしろ、拙稿である「沈黙の宇宙に鳴る音楽」(2006/08/26)のほうこそ、ラヴェルの「水の戯れ」を聴いた時の印象に近いかもしれない。

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2015/08/14

校正ミスはそのまま

 クソ暑い日日の続く中、車中の友として選んだ一冊。
 忙中閑ありという言葉がある。忙しいかどうかはともかく、息抜きに読む本が楽しみ。長く待たされることが往々にしてある仕事だが、そんな時間にこそ、本が御馳走なのである。

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→ 数日前、出社しようと、車を庭先から出そうとしたその瞬間、この花の開花に気がついた。目線がちょうど、花と同じ高さだった。忙しさにかまけて、庭の雑草は伸び放題となっている。ただ、そのおかげで、ただの草の状態の段階で、これも雑草だとばかりに、毟り取られる悲劇を回避できていたのだろう。よくぞ、生き延び、花咲いてくれたものである。

 東京在住時代も同じ仕事だったが、車中の友はラジオであり、音楽だった。
 悲しいかな富山では、ラジオは聴く気になれないことが多い。

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2015/08/12

パウル・クレー「忘れっぽい天使」

 純粋無雑なる時空に一本の線が生まれでた。
 まるでそう導かれることが宿命づけられているかのように、迷うことなく、ある曲線を描いていく。
 やがて現れ出てきたのは、紛うことなき天使。

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← パウル・クレー「忘れっぽい天使」(1939) (画像は、「 名古屋市美術館 ミュージアムショップ」より) クレーについては、「【日本パウル・クレー協会】」など参照。拙稿に、「綱渡り師とオースターとクレーと(前篇) 」などがあります。

 外界の喧噪など知らぬ気に、ひたすら内面を見つめる。
 見つめている…のではなく、溢れ出てくる悦びを感じているだけなのかもしれない。

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2015/08/10

特別展「地球の結晶〜北川隆司鉱物コレクション~」へ

 暑い!
 でも、、ここ数日の中では、やや過ごしやすい。エアコンを使うのも躊躇うような。

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← 特別展「地球の結晶〜北川隆司鉱物コレクション~」(富山市科学博物館にて)

 今は、ガブリエル・ガルシア=マルケス著の『落葉 他12篇』 を一昨日から読んでいる。
 新潮社のマルケス小説集は全部、一度か二度は読んだのだが、この一冊だけ、手つかずのまま、温存してきた。このところ、やや歯応えのない小説を読んでしまったので、口直しに。

 ちょっと休憩のつもりで、テレビをオンにしたら、富山市科学博物館にて開催の特別展「地球の結晶〜北川隆司鉱物コレクション~」の宣伝をやっていた。

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