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2015/06/06

一期一会の鵺

 分厚く高い壁。
 苔生すような壁面が闇に潜んでいる。
 昼間の眩いばかりの純白の豪邸とはまるで違う。

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→ 画像は、「鬱勃の闇に葬らん」より。

 遠い昔、深海に沈んだ遺跡。
 なのに、暖かさをひけらかすように窓に照明が。深海魚の眼。
 外の世界に漏らすまいと、完璧に密封された空間の中でオレンジ色の光が静かに舞っている。

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2015/06/04

遥かな星

 時に星空を眺め上げる。遥かな遥かな星。

 あの星に、いつかは人間が行く。人間はいつかは実現させてしまうんだろうなー。海の底、地の底、宇宙の彼方。人間の究極。

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← 「大気光と夏の天の川」 (画像は、「大気光と夏の天の川 星空の珊瑚礁-ウェブリブログ」より)

 星々は何も語らず、ただ天にあり、地にある。

 天の底、地の果てにあって、輝きを放ち続けている。
 無辺大の凍て付く時空を光で満たそうと、懸命の、しかし儚い試みを続けている。

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2015/06/02

奇妙な停電騒動

 過日のこと、御昼前、遅い朝食(兼ねる昼食)を摂ろうと、(庭仕事で疲れ)重い腰を上げて台所へ。
 冷蔵庫の残り物などを取り出し、ヒジキの煮物やら揚げ物を電子レンジへ。
 電子レンジで温めている間に、納豆やら漬物などをお盆に載せようとしていた。

 と、電子レンジを稼働させて十秒も経たないうちに、不穏な兆候。音が突然、止んでしまった。
 えっ、もう、温め終わった? いくらなんでも、そんなはずはない。
 そんなことはあってほしくないと思いつつ、電子レンジの前に立つと、動いている様子はない。
 停電か断線(あるいはコンセントが外れた)! 

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2015/06/01

アガパンサスは愛の花

 乾いている。飢えているといってもいいほどに。
 ただ、何に餓えているのか、分からない。

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→ 草露 (画像は、「草露 日々是電脳写真」より)

 ひもじいわけじゃない。食べたいものを食べているわけじゃないけど、腹だけは満たすことができる。
 会いたい人に会えない…。そうなのかもしれない。
 でも、会いたい人が誰なのか、分からない。

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2015/05/31

散居村 あるいは 水田鏡の季節

 田圃というのは、云うまでもなく稲作のための田。となれば、光景として一番、輝きを放つのは、稲穂の青々としてくる夏、それとも稲の実る秋なのだろう。
 ただ、同時に忘れてならないのが、田に水が張られ、田植えを終えた、五月の半ばから六月にかけての光景である。

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← 画像は、「自殺する動機、増える生活苦」(2010/05/16)より

 まさに、水田の鏡。実際、「水田鏡」をキーワードにネット検索したら、「安曇野の水田鏡」(YouTube)や、「水田鏡の乗鞍」など、関連する項目が浮上してくる。むろん、映像も。

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