キャンペーン中なので
今月はキャンペーンを行っている。
一定の売り上げ目標を立てて、みんなで頑張っている。
← ピエール・ルメートル著『悲しみのイレーヌ』 (橘 明美訳 文春文庫) ピエール・ルメートルは今、脂の乗り切っている作家。本書を皮切りに、ヒット作を連発。吾輩は今、忙しくて込み入った内容の本を読む気力がないので、ここらで娯楽系の本を読む!
完全歩合制であり、ボーナスなどない会社。
目標額を達成したら、売り上げの歩合が若干、上乗せになる。
ただそれだけのために頑張っている。馬車馬のごとく!
というわけで、早出やら残業の日が続いている。
休みの日であっても、残業がやたらと長いので、日中もグロッキー状態。
とはいっても、本は手放せない。
まとまった読書の時間は取れないが、掻き削るようにして時間を確保し、少しでも読む。
ほとんど、読むために読んでいるような気がする。
読書の間は本に集中したいが、体には疲れが澱のようにたまっている。
年のせいか、長時間ずっと眠りっぱなしって芸当は、どんなに疲れていても無理。
いきおい、うつらうつらやら仮眠やら居眠りやら惰眠やらの連続である。
寝入るたびに、数頁ずつ、読み進んでいくのだけれど、時折、何処まで読んでいたのか、どんな粗筋だったか、話の流れが見えなくなることがある。活字は追えど、頭に筋が、人物像が入っていないのだ。
自宅にあっては、少しでも本を読もうとするのだが、ほんの数頁も読まないうちに(下手すると頁をめくる前に)、目を閉じてしまう。安物の老眼鏡のせいもあるにちがいない。まともな老眼鏡は、十年以上昔、買ったことがあるが、とっくに度が合わなくなっている。眼鏡屋さんで注文すると、値段の高さに圧倒され、辟易し、もう、十年以上眼鏡屋さんの敷居は跨いでいない。
仕事の疲れやメガネの度の合わなさもあって、本を読むに堪えられない。
時に、テレビを見る。なおの事、目が、神経が疲れる。
← ミシェル・ウエルベック 著『服従』(大塚 桃 訳 佐藤 優 解説 文春文庫) 本日未明、読了。シャルリー・エブドのテロ当日に発売された話題の書。何といっても、「2022年フランスにイスラーム政権誕生」といったテーマが際物めいて、ウエルベックらしくはない気がするが、読んでみると、キリスト教とイスラム教とでの神や男女の在り方の点などでの論議がそれなりに面白くはある。でも、ウエルベックが書く本なのかな…という気がしてならない。
どうにもならない。今は我慢の時。あと、十日ほど、辛抱したら、キャンペーンは終わる。結果が出る。
どうなることやら。
今日、定期的に通っている個人病院へ行ってきた。自分の体の症状を訴えようかと思ったが、言葉が出てこない。通院だけじゃなく、入院加療を言い渡されたら困る。
とにかく、今は、キャンペーン中のハードワークを乗り切るだけだ。
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