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2015/12/31

キャンペーン終了

 今月は、キャンペーン期間ということで、売り上げ目標額があり、その達成に向けて頑張ってきた。
 目標額の設定には、小生も組合の委員長として関わった責任があり、普段はしない残業を思いっきり。

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← ニコラス・マネー[著] 『生物界をつくった微生物 』(小川真[訳] 築地書館) ノーベル生理学医学賞の大村智氏が着目した「放線菌」 ということで、脚光を浴びている…はずの微生物の本を入手。 「生物界をつくった微生物」には内容説明がある。

 体が悲鳴を上げているのが分かる。目標がクリアーできなかっただけに、猶更疲労感が深く強い。
 その期間も終わったので、ようやく通常の体制に戻る。

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2015/12/27

埃は生きている証し ? !

 自慢じゃないが、我が家では一人暮らしなのに、綿埃りが溜まって溜まってしょうがない。
 人に言わせれば、掃除をしないからだという。
 なるほど、言われてみれば(言われなくても)そのとおりである。
 つい、先日、掃除したはずなのに、もう! 
 で、先日って何時だったっけと思い返すと、二週間か三週間ほど前のことだったりする。
 埃、特に綿埃が我が家で目立つものである。

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2015/12/25

消えた町の小さな書店

 今月は、残業続きの日が続いている。普段は、残業は極力、避けているのだが、今月は、売り上げの目標額が設定されているので、そうも言っていられない。

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← マイケル・ギルモア著『心臓を貫かれて』 (村上春樹訳 文藝春秋) 小生が読んだのは、文庫版である。(画像は、「文藝春秋BOOKS」より)

 なので、休みの日も、帰宅がいつもより2時間、3時間、時には4時間も遅れるせいで、普段の暮らしぶりも、休みがあってもなきがごとし。
 疲れが溜まっているので、込み入った本を読む気力がわかず、あまり手にしないエンタメ系の本を読んだりする。

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2015/12/23

沢尻エリカ(さま)に「ほろよい」 ? !

 この頃、富山の街中で沢尻エリカが起用されたCM写真が随所で見かける。
 調べてみると、「ほろよい サントリー」のCMらしい。

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→ 「沢尻エリカがInstagramをスタート!初投稿の画像が可愛すぎると話題! by.S 

 まずは知らない人のために、沢尻エリカ(以下、敬称は略すが、芸能人についての慣用で、決して呼び捨てってわけではない)についての人となりを:
沢尻エリカ - Wikipedia」によると、「沢尻 エリカ(さわじり エリカ、1986年(昭和61年)4月8日 - )は、日本の女優、歌手。本名、澤尻 エリカ(さわじり エリカ)」とある。

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2015/12/21

キャンペーン中なので

 今月はキャンペーンを行っている。
 一定の売り上げ目標を立てて、みんなで頑張っている。

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← ピエール・ルメートル著『悲しみのイレーヌ』 (橘 明美訳 文春文庫) ピエール・ルメートルは今、脂の乗り切っている作家。本書を皮切りに、ヒット作を連発。吾輩は今、忙しくて込み入った内容の本を読む気力がないので、ここらで娯楽系の本を読む!

 完全歩合制であり、ボーナスなどない会社。
 目標額を達成したら、売り上げの歩合が若干、上乗せになる。
 ただそれだけのために頑張っている。馬車馬のごとく!
 というわけで、早出やら残業の日が続いている。
 休みの日であっても、残業がやたらと長いので、日中もグロッキー状態。
 とはいっても、本は手放せない。

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2015/12/20

タカ派日本の行く末は

 世はタカ派が持て囃される傾向にあるような気がする。ロシアはプーチンが皇帝ぶりを発揮しているし、アメリカも、実業家のドナルド・トランプ氏が過激な発言を繰り返すことで支持率を高めている。
 ヨーロッパ各国も、タカ派や右翼勢力が伸びてきている。
 日本は言うまでもない。現首相にしても、彼が期待を寄せるハシモト氏にしても、そもそも政権自体が右翼であり、タカ派そのものだ。
 なんてことを書きながら、では、タカ派の定義は? 右翼って何? と問われて、正確な定義づけはできない自分がいる。これじゃ、論議など成り立たないではないか。
 そうはいっても、そんな神学論争をしている間に、世の中はどんどん右傾化し、タカ派がのさばるのをこのままでいいわけがいいはずがないと思う。

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2015/12/18

ウルフ 著『ダロウェイ夫人』を読み始めた

 久しぶりに…といっても、数年ぶりだが、ヴァージニア・ウルフの本を読んでいる。『ダロウェイ夫人』である。
 小生は、自覚の上では、ウルフのファンではないのだが、なぜか折々、彼女の本を読みたくなる。

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← バージニア・ウルフ (著)『ダロウェイ夫人』(土屋政雄訳 光文社古典新訳文庫)

 既に数冊、読んできたし、中には、再読した本もある。
 読み始めたばかりだし、あれこれ書く余裕がないので、もう、15年も昔に書いたある知人との交換文からの転機(抜粋)で、今日はお茶を濁しておく。

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2015/12/16

熱音響機関に興味津々

 過日、夕食時にテレビの電源をオンにしたら、偶然、「夢の扉+中井貴一▼捨てる熱を“音"に変えて発電! 『熱音響システム』」といった番組をヒットした。
 番組の途中からだったが、興味ある話題でチャンネルはそのまま。

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← ミシェル・ウエルベック 著『服従』(大塚桃訳 河出書房新社)ウエルベックの本を読むのは、『素粒子』以来。今、シャルリー・エブドのテロ当日に発売されたこともあって、本書は話題の本らしい。ようやく、読み始めることができる。

 同番組の関連ツイッターを追ってみると

次回の「夢の扉+」は、家庭のガスレ)ンジや給湯器等で発生する熱。これらの廃熱をエネルギーとして再利用する画期的な装置❝熱音響エンジン❞の実用化!!若き研究者を追いました。

バーベキューのときに発生する熱で飲み物を冷やす“熱音響エンジン”。この不思議な装置で、廃熱から新たなエネルギーを作るという。実用化に向けて動き出した若き研究者!

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2015/12/14

奥田村における國重知事の住居について

 過日、ある調査依頼についての返答の文書を見る機会があった。

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← ジャック・ケルアック (著)『孤独な旅人』 (中上 哲夫 (翻訳) 河出文庫) 『オン・ザ・ロード』 (青山 南訳 河出文庫)に、特にその軽快な文体に感激し、本書を読んだ…のだけど、ちょっと違和感を覚えた。

 調査というのは、富山県の旧奥田村にあったという、富山県の初代知事(着任当時は県令)である国重正文の住居がどこにあるかという、旧奥田村居住者からの(?)調査依頼であり、返答では、富山県公文書館でも、「國重知事の住居が上新川郡奥田村(現、富山市奥田新町・城北町・永楽町など)の何処で建てられていたかについて調査したが、記録が無く分からなかった」という。

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2015/12/12

「富山文学ゆかりの地」の周辺

 まがりなりにも読書が好きで、読む本のジャンルは雑多に渡るものの、メインは文学(小説)である。

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← 柏原兵三著『長い道』(桂書房)  (拙稿:「柏原兵三著の『長い道』を読み始める」参照)

 7年余り前に帰郷したが、未だに富山の地に馴染みきれていないと感じている。地元の人たちとの交流が薄いのか、そもそも物心ついてから、高校時代までの富山(地元)の心象風景が帰郷したころには最早ほとんど失われてしまっていたからか、あるいは、幼少年時代の友達との交流が皆無だからか。

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2015/12/10

雪舟から蕪村へ ! ?  

 やや慌ただしい中、高階 秀爾 著の 『日本人にとって美しさとは何か』(筑摩書房)を読了。

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↑ 伝 雪舟「富士清見寺図」(16世紀 永青文庫所蔵) (画像は、「清水・三保羽衣村」より) 上掲書を読んでいて知った作品。「永青文庫美術館」によると、「
この作品は、画面右上に「雪舟筆」の署名と「等楊」の印があるものの、筆使いの遅滞などから、雪舟自身が描いた原画ではなく、雪舟の活躍期に近い室町時代に写された模本」だとか。

 自宅でゆっくり読もうかとも思ったが、途中から車中で読み、そして眺めた。
 文中に掲げられる数々の絵を眺めているだけでも、楽しい。

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2015/12/08

チェーホフから高階 秀爾 著 『日本人にとって美しさとは何か』へ

 日頃、仕事柄というべきか、卑近な事案になけなしの頭を悩ませているだけに、読書のほうは、現実離れというわけではないが、実生活には役に立たない、迂遠なテーマを扱った本を読みたくなる……ようだ。
 ま、面白いから読むってだけのことだけど。

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→ 113年ぶりに公開される幻の油絵 竹内栖鳳作「スエズ景色」(海の見える杜美術館蔵) (画像は、「竹内栖鳳展 姫路市立美術館|神戸新聞NEXT」より) 本書によると、この絵は、栖鳳の残した唯一の油絵だとか。

 車中では、相変わらず、堀田 善衛 著の『定家明月記私抄 続篇』 (ちくま学芸文庫) を座右の友として置いてある。ベッドサイドには、橘曙覧の歌集や与謝蕪村の句集を置いてあるが、牛歩以上にゆっくり。

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2015/12/05

何処へ行ったらいいがけ?

 過日、変わった…お客さんを乗せた。
 無線で向かった先では、高齢の婦人が待っていた。杖を突いてやっと歩く。足元が危ないので、肩やら腕やらを貸して車へ。
 何とか無事、乗っていただいて、さて、「どちらへ云々」と尋ねると、婦人は、とんでもない返事を返す。
「わたし、何処へ行ったらいいがけ…」

 一瞬、事態を理解できなくて、言葉に詰まりそうになったが、再度、「あの、行く先を仰っていただかないと…」と話すと、婦人はやはり、「わたし、体が急に不自由になって」とか、「昨日まで大丈夫だったのに、突然、体の自由が利かなくなって」とか、「体が不都合になって、粗相をして、漏らしてしまった」云々とか続ける。
「こんなわたし、何処へ行ったらいいがけ」

 途方に暮れるしかなかった。こっちが聞きたいくらいなのだ。

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2015/12/03

病床で最後に手にする本は

 ポール・オースター著の『最後の物たちの国で』(柴田 元幸【訳】 白水Uブックス)を12月2日の未明に読了。

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← チェーホフ 作『六号病棟・退屈な話  他五篇』 (松下 裕 訳 岩波文庫)

 なので、今日は何を読むか、全く未定。
 思えば、一昨日は、未明からの左下腹部の痛みで、午後の一時半ごろまでずっと苦しんでいたっけ。なのに、バカみたいに横たわっているのが勿体ないと、幾度となく上掲書を手にしたものだった。
 むろん、数頁も読めない。読めるわけがない。

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2015/12/01

腹痛、再び

 ふと目覚めた自分がいた。小さな灯は灯してある。脇にある時計を見ると、6時55分を指している。

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 寝入ったのは何時だったか。布団に入ったのは夜中の三時過ぎ。ポール・オースター著の『最後の物たちの国で』を寝床で読みかけたが、ほんの十頁も読まないうちに寝入ったようなので、三時半には夢の中か。

 ってことは、三時間半余りしか寝ていないことになる。
 ふむ。トイレに行きたいという感覚がある。おしっこ。
 おしっこをしている最中に異変を感じた。
 左下腹に鈍痛を感じるのだ。

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