日本のベニス・新湊内川へ
→ 今日、日本のベニスと銘打っている、「内川」(射水市)へ行ってきた。映画やドラマの舞台に近年、よく使われるようになってきている(石橋冠監督の新湊舞台映画「人生の約束」や、自主映画「真白の恋」など)。富山湾に(ほぼ)面し、庄川と新湊(海王丸パーク)の間にある。個性豊かな橋が何本も架かっているし、橋などから眺め下す川の佇まいがいい。富山県には歴史に絡むスポットが少ないが、この新湊内川地区は、比較的歴史を感じさせる。「室町幕府10代将軍 足利義材(あしかが・よしき)の銅像が設置されている」放生津橋(ほうじょうづばし)もあったりして、散策するのも楽しい。…と言いつつ、小生、初めてこの地を訪れたのだ。詳しくは、「新湊内川橋物語」など参照のこと。
← スタニスラス・ドゥアンヌ (著)『意識と脳――思考はいかにコード化されるか』(高橋 洋 (翻訳) 紀伊國屋書店) 意識は生命の起源の問題と同様、長くまともな科学者が研究の対象するわけにいかなかった。功成り名を遂げたベテランが道楽で扱うもの。が、fMRIなどの発達で科学の俎上となってきたという。近年の研究の動向を知りたくて、久々に脳科学の分野の本に手を出した。さて。
→ 富山らしい風景や土地を自分なりに見つけたいと思いつつ、腰の重い小生、なかなか行動に移せないでいる。今日は快晴だったが、仕事で用事もあったので、思い切って出かけてみた。少なくとも地元富山では、映画などの舞台として近年よく使われるスポットとして有名になっている。といっても、今日は快晴の休日なのに、川端を訪れる観光客らしい姿は疎らだった。あるいは今日この地で祭りが行われるので、そっちに人が向かっている…のかな。富山らしいかどうかは別として、やはり近年人が集まってくるようになっている(富山県で一番、人手の多い場所かもしれない)富山市の富山運河環水公園と併せ、どちらも水辺の風景が売り物だというのは、(立山の賜物である)水が素晴らしい富山ならではなのかもしれない。さて、新湊内川が日本のベニスの名に相応しいかどうかの評価は保留とする。何たって、本場・ベニスに赴いたことがないのだし。
← ベン・ヒルズ (著),『プリンセス・マサコ 菊の玉座の囚われ人』( 藤田 真利子 (翻訳) 第三書館) 「体外受精や鬱病をめぐる日本と諸外国の認識の相違、医療水準の格差などの問題を明快に指摘している」だけじゃなく、宮内庁の旧弊牢固な体質が縷々指摘されている。もっと早くに宮内庁の外部から体外受精医療の専門家を迎えると事態は違っていただろうし、鬱病も専門医を呼ぶべきだったろう。そもそも、正妻一人に天皇家の継承者を何が何でも産ませようなんて、時代錯誤も甚だしい。日本国民による天皇家の人々への人権侵害の告発の書としても読めそう。この程度の本を日本の皇室ウオッチャーが書けないなんて情けない。
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