辺野古海岸から土器 遺跡認定なら移設計画に影響も
今朝、朝日新聞を読んでいたら、「辺野古海岸から土器 遺跡認定なら移設計画に影響も」(朝日新聞デジタル)といった記事に目が。
← 新湊内川へ昨日、再びいった。一昨日は視察で、昨日はお客さんを案内。写真は、内川に懸かる10ほどの橋の一つ・東橋で接写!
「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設作業が進む同県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ内の海岸で、土器や石器が見つかっていたことが分かった」というのだ。
「今年2月には近くで「碇石(いかりいし)」も見つかって文化財と認められて」いる:
「辺野古で発見の「碇石」を文化財に 沖縄県教委、調査へ」(朝日新聞デジタル)
「碇石(いかりいし)」とは、「中世の琉球船や中国船などがいかりに使っていたとみられる」石のこと。
よって、「名護市教育委員会は周辺を遺跡に認定するよう県に求める方針。遺跡と認められれば追加調査が必要となるため、移設計画に影響が出る可能性がある」というが、当然の流れだろう。
「中世の琉球船や中国船などがいかりに使っていたとみられる碇石が2月に見つかったことから、他にも文化財が残されている可能性があるとして、市教委が米軍の許可を得て10月に周辺を調査。干潮時の海岸で土器や石器が見つかった」とのこと。米軍もよくぞ調査の許可を出したものだ。
辺野古というと、普天間基地の危険性に鑑み、基地の撤去移転先として日米当局が沖縄の頭越しに決められた土地。昨日は、辺野古の工事を阻止しようという地元の人々を強制退去させるため、警視庁の機動隊が導入されるというニュースがあったばかり:
「辺野古に警視庁機動隊 反対派ともみ合い」(NHKニュース)
普天間基地(飛行場)が危険だというのなら、撤去すればいいだけの話。今の日米当局のやり口は、新しい基地を辺野古に作るため、普天間基地の危険性の除去を口実にしていうように見える。
そんな最中、まさに、辺野古が中央(東京、つまりはヤマトの象徴)と地方(沖縄)との先鋭な衝突の場となっている。
「辺野古の米軍キャンプ・シュワブ内の海岸で、土器や石器が見つかっていた」ことは、天の配剤なのだろうか。
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