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2015/10/22

カーナビ売り場縮小…時代の変化

 今日は親戚の人たちがやってきてくれたので、久々に一緒に外食へ。
 そもそも、外食はめったにしない小生なのだが。

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← アレクサンドル・グロタンディーク 著 『数学者の孤独な冒険―数学と自己の発見への旅 (収穫と蒔いた種と)』(辻 雄一訳 新装版  現代数学社) (画像は、「Amazon.co.jp 通販」より) 「本日は定期大会…でも本だけは」参照。 

 せっかくなので、昨日収穫した柿の実をみーんな、あげた。自分じゃ、皮を剥くのも面倒なので、手間暇を惜しまない人たちに、おいしく食べてもらったほうが嬉しいしね。
 親戚の人たちが来るっていうので、それこそ久々に家の中を掃除。こんな時でないと、なかなか掃除なんてしない。
 まして、モップで廊下を拭き掃除なんて、無精者の小生は、必要に迫られないとやらないのだ!

 なのに、彼らは我が家へ一歩も踏み込まなかった!

 さて、今日、電気店へ行ってきた。
 小生が使っているカーナビは4年前に買ったもの。なので、データは5年以上前のもの。実用上、不都合が多いので、データの更新が望ましい。が、メーカーの更新用のCDは、驚いたことに2万円以上。これなら、新しいカーナビを買ったほうがまし。で、電気店に行ったら、そもそもカーナビコーナーはないか、縮小。
 そうだよね。今は、スマホで大概の用は足りるんだもの。

 時代の変化を痛感させられた。初めてカーナビが出たころは、そのツールの斬新さに驚いたものだった。まだ、世の人がほとんどカーナビなど所有していないころで、新しいもの好きな小生は、真っ先に飛びついた。
 出たばかりの三洋のゴリラである。

 実用性は、あまりなかった。CPUがあまりにお粗末で、ちょっと交差点を曲がると、カーナビが変化についていけず、おろおろしているのが手に取るように感じられる。まして、路地に入って、二度、角を曲がると、ナビはパニック状態で、パソコンで言う、フリーズ状態になってしまう。
 しかも、誤差がすごい。少なくとも50メートル。これじゃ、裏通りなんて、使えないし、高速道路と一般道が上下している道だと、車が高速上を走っているのか、下の一般道なのか、区別がつかない。

 日進月歩して、次はかなり高値のカーナビを買った。かなり実用性が高まったし、何より、テレビを視聴できた!
 なんて凄いツールなんだろうと、感激したし、たまに駅前で待機していると、カーナビを目当てに車に乗ってくる人もいたりした。
 そんな時代だったのだ。

 今は、スマホの時代。でも、敢えてカーナビを欲するのは、すぐに道を検索したいのもあるが、スマホは別の用途があるので、余儀なく、なのである。

 さて、読書も少しずつ。
 相変わらず、アレクサンドル・グロタンディーク 著の 『数学者の孤独な冒険―数学と自己の発見への旅 (収穫と蒔いた種と)』を読んでいる。

 半分以上は読み進んでいるのだが、大きく期待を裏切ったが、同時に、予想以上に天才数学者の孤独な道や日常を窺えて、それはそれで興味深くもある。
 そもそも数学者の頭なんて、小生には全く想像の外である。まして、彼は数学者の中でもずば抜けた天才。数学者仲間でも、彼の研究が理解されずらい。

 誤解も偏見も無視も、これはすべて彼のあまりの独創性に、そして彼の独立独歩の研究姿勢にある。
 だから、彼は、我々数学に埒外のものには理解されなかったのは仕方ないとして、専門家仲間の中でも、孤独だったのである。

 その孤独ぶりが愚痴(?)たっぷりに書かれていて、読んでいて、肝心の数学の内容がほとんど描かれてなくて、退屈といえば退屈だが(たとえ、書いてあっても、小生にはチンプンカンプンだろうが)、数学者仲間にも相手にされなくて(相手にするには、あまりに孤独な探求過ぎて理解不能だったのかもしれない)、ある意味、悲惨といえば、これほど悲惨なこともないと、つくづく感じさせられるのだ。

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