秋色いよいよ濃くなって
会社でトラブルメーカーがいて、彼が起こした不祥事に皆が迷惑を被る。だが、会社は彼を断固、擁護する。
何か我々には知りえない事情があるのか。
休日なのに、会社へ行って解決を目指したのだが、うやむやにされてしまった。何が何でも彼が関わる問題は隠し通すという会社側の姿勢が露骨に表れた事件だった。
→ オリヴァー・サックス著『見てしまう人びと:幻覚の脳科学』(大田直子訳 早川書房) (画像は、「Amazon.co.jp 通販」より)
定期大会に向け、議案書の作成が大詰め。昨日、原稿が完成し、コピーサービス会社にコピー(印刷)を依頼し、今夕、完成したコピー30部を引き取り、会社へ。原稿に化粧カバーを同僚の知人に被せてもらう。
今夜は徹夜覚悟で、大会の日の式次第を詳細に渡り、段取りを含め、原稿に書く。誰が司会者となり、誰が議長になり、誰が書記や会計報告担当になっても大丈夫なように、当日、関係者が読む筋書きの台本を一字一句に至るまで書き込んでおくわけである。
そんな雑用の合間を縫って、本も少将は読む。
それは、オリヴァー・サックス著の『見てしまう人びと:幻覚の脳科学』である。
出版社の内容案内によると、「あなただけに見える、部屋の中を漂う青いハンカチや部屋の真ん中の巨大なクモ、あるいは身長15センチの小人、同じ服装で同じ動作をする人々の長い列、ずらりと並ぶ顔・顔・顔――話し声から虚空に浮かぶ文字や音符、果ては場違いな匂いや悪臭、いない人の声まで、どう考えてもそこにないはずのものが見えたり聞こえたりしたとき、あなたはどうしますか?」だって。
→ 金木犀も、こぼれんばかりの色香を漂わせている。
小生自身は、幻覚を見たという体験はない。
ただ、異常なほどにリアルな視覚、嗅覚を体験したことはある。
数年前、書いたことがあるので、ここでは繰り返さない:
「B29に我が富山が空襲されるという夢」(2010/04/24)
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