今日のツイート発言から
◎今朝、見た夢の登場人物がすごい。サルトルに鶴見俊輔など。なんだか、プラグマティズムの論議に関連して。確かに、高校から大学にかけて、パースやデューイ、ウィリアム・ジェームズ、ラッセルなどを読んだけど、もう、昔のことだよ。
← 「世界の名著〈第48〉パース,ジェイムズ,デューイ」 (1968年) (画像は、「「世界の名著」一覧リスト | Philosophy Guides」より)
高校時代、確か小生が高校入学前後の頃、中央公論社から「世界の名著」シリーズが刊行されだした。
当初から、順々に入手していった、と思っていたけど、入学時には数巻は出ていたようだ。確か高校2年の頃に、「世界の名著48 パース/ジェイムズ/デューイ ◦パース」を読んだ。内容は以下:
「論文集」(上山春平・山下正男訳)
ジェイムズ「哲学の根本問題」(上山春平訳)
デューイ「論理学」(魚津郁夫訳)
ラッセルやフロイト、キルケゴール、デカルト、パスカル、ベルクソンなどなど、買い揃えていった。
プラグマティズムには深入りすることはなく、その後、ジェイムズの「宗教的経験の諸相 上・下」 (桝田 啓三郎訳 岩波文庫 )を愛読するようになったっけ。
◎相変わらず、ポラーニョの「2666」を読んでいる。ようやく、半分を超えた。今は、「犯罪の部」。延々と続く、女性への暴力陵虐事件。実際、麻薬戦争の頃、数千人が殺された…迷宮入りしたんだよね。アメリカへの麻薬の供給源。アメリカの犠牲のようなものか。
ポラーニョの本については、拙稿「ボラーニョ 著『2666』と映画「ボーダータウン 報道されない殺人者」」にて、周辺のことなど特集している。
とにかく、「犯罪の部」は殺伐たる叙述が淡々と続いていく。警察も腐っていて、事件の迷宮入りに(積極的に?)関与している。
今のメキシコはどうなのだろう。
◎戦争法案。もう、聴く耳を持たない政権の連中。どうしても、世界中で戦争したいらしい。憲法を無視した政権にもはや正当性はないよ!
これについては論を待たない。
万が一、戦争法案が今国会だろうが、60日ルール適用によってだろうが、成立したとしても、国民の不信感は高まったままだ。国民の応援のない中で自衛隊が海外で活躍できるだろうか。自衛隊員の士気は高まるだろうか。
不思議なのは、国会議員のへなちょこどもはともかく、自民や公明の地方議員あるいは党の支持者らは、戦争法案に賛成なのか。良心が痛む良識ある人はいないのか。
経済界の有識者は、戦争法案に賛成なのか。今の経団連の会長は、見識が高くないのは分かっているけれど。
◎新国立競技場のドタバタ劇、エンブレムを巡るお粗末。発端は、オリンピック招致の際に、アベ首相が、福島原発の事故はコントロールされている、なんて大見得を張ったことにある。嘘はいけないよ!
世界一厳しい規制だとうそぶく政権など論外だ。規制委員会だって、審査に合格したからって、原発が安全だとは一言も言わない。試験に通っただけの話。
お役人の無責任体制は、15年戦争以来の根強い伝統になってしまった。
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