7月9日は、世界ノーブラデーだった!
7月9日は、ノーブラデーだったとか。
不覚にも小生、そのことを知ったのは、9日の夜、ブログ日記を書こうとしていた頃だった。
ああ、知っていたら、日中、街中を用もなく、ぶらついて回ったのに。
← 「ブラジャーを着用した女性」 (画像は、「ブラジャー - Wikipedia」より)
尤も、我が富山は保守的な風土の地なので、女性はそんな風潮に安易に乗っかったりはしないだろうが(でも、富山への都会からの観光客になら、もしかして……なんて、まだ未練がましいこと言っている)。
「7月9日はノーブラデー!嬉しいのは男性だけじゃない、女性を思いやる日だった – grape [グレープ] – 心に響く動画メディア」によると、「「ノーブラデー」は2011年にアメリカでスタートしたようで「NATIONAL NO BRA DAY」(国民ノーブラデー)と言う」らしい。
但し、「世界ノーブラデー」には、尤もらしい趣旨があって、実は乳がん検査啓蒙の日なのだとか。
ところで、今朝だったか、このノーブラデーに関連して、こんな記事が目に付いた:
「女性の胸に心惑わされる理由 mixiニュース」
この記事のテーマは、「なぜ私たち(特に男性諸君)は、女性の胸にこうも惑わされてしまうのだろうか」である。
その理由として、この書き手は、「人間の成長過程が大きく関わっている」として、以下の説を紹介している:
母親が赤ん坊に授乳するとき、母親の体内には「オキシトシン」というホルモンが分泌される。このホルモンが脳内物質のドーパミンと組み合わさると、「赤ちゃんが最高にかわいく見えて仕方ない」という状態になる。そして、育児がこれ以上ない“快感”に変わっていくのだという。
赤ん坊の側からすれば、「おっぱいをさわるとお母さんに可愛がってもらえる」「おっぱいをさわると自分への関心が高まる」と直感的に理解し、“好きなもの”として分類されていくのだ。
つまり、男性がおっぱいに惹かれる理由は、「授乳期に女性のおっぱいを触ると自分への愛情が深まった」という経験と記憶の蓄積だったのである。
この説の根拠(提唱者あるいは学者名)は示されていない。あるいはサイトの方の持論なのか。それとも、最新の研究成果の一端?
この説、一見すると尤もらしいが、明らかな難点(弱点)がある。
つまり、「赤ん坊の側からすれば、「おっぱいをさわるとお母さんに可愛がってもらえる」「おっぱいをさわると自分への関心が高まる」と直感的に理解し、“好きなもの”として分類されていくの」が、仮に正しいとして、だとしたら、男性だけじゃなく、女性も男性と同程度に女性のおっぱいに惹かれないと理屈に合わない。
何故、男性が特に女性のおっぱいに惹かれるのか、論理的整合性が取れていない。
仮に正しいとしたら、女性も(男性の、それとも、母性を感じさせる女性の)おっぱいに惹かれているという事実があるってことを示さないといけない。
さて、男性が女性のおっぱいに惹かれるという厳粛な否定不能に近い事実には、定番に近い説がある(正しいかどうかは、各人で判断してほしい)。その説というのは:
哺乳類(だけとは限らないが)は、交尾はバックから。なので、女性お尻(の形)を見ると興奮する習性が深く根付いている。
が、人類が四足歩行をやめ、二足歩行するようになって、雄が雌と対面するようになった。
お尻を見る機会が減り、伴って性的興奮を呼ぶ機会が減った。そこで雌は男を魅するために、お尻を連想させるように胸を膨らませたというもの。
より詳しくは、例えば以下(「雄が雌のオッパイを見て性的に興奮するって人類だけですか? ... - Yahoo!知恵袋」より):
ヒトが直立歩行するようになって女性の陰部が男性から見えなくなってしまったことに原因があるという説が有力です。
オスは常に繁殖可能なメスを探しています。哺乳類のメスは繁殖可能な時期になると陰部が充血したり、匂い(フェロモン)を出してオスにわかるようなサインを出すのですが、ヒトの女性はいつ繁殖可能なのか判りにくくなっています。それは女性の作戦(常に繁殖可能だとオスに思わせておいて奉仕させる)だという研究もあります。
そのため、オスを引きつける戦略として乳房を発達させ、お尻の形のようにすれば男性を引きつけることができる・・・男性は乳房の大きな女性を性的に成熟したメスだと認識する、性行可能で興奮する・・・という戦略に基づいている とされています。同様に口紅は生殖器が充血していて性行可能、化粧は自分を若く見せてたくさん子供を産めるぞ というサインです。
またウエストが細いのは妊娠していない証拠で性行可能のサインですから、男性は胸が大きくて腰が細くて若くて健康そうな女性に興奮するのです。
繰り返すが、この説の真偽は今のところ、確かめていない。ただ、「7月9日はノーブラデー!嬉しいのは男性だけじゃない、女性を思いやる日だった – grape [グレープ] – 心に響く動画メディア」に示される説よりは、説得力があると思うだけである。
さて、かの7月9日のノーブラデー、実際に町行く女性にノーブラの方が多かったのかどうかは、観て回っていないので、分からない。
今のところ、ノーブラの女性で町が満ち溢れていたという情報も入っていない(← だったら、見逃した小生は悔しい!)。
あるいは東京などの都会とかでは……どうだったのだろうか。
そういえば、小生がみちのく仙台の地を離れ上京したのは1978年の春。
右も左も分からない大都会を電車などを使って移動する機会が多かった。
その際、何度、ノーブラの女性を見かけたことか。そこかしこで見かけたものだ。
特に、初夏の頃だったか、山手線の電車に乗り込もうと、昇降口で待っていたら、そこへ降りてきた若き美しい女性がノーブラだった。ベージュ色のレース様の半袖ブラウスの若く美しい女性。肌が透けて見える。ノーブラ! 胸が大きかったし、形がよかったし、乳首が立っていた。
東京って、凄い都会なんだなーって、驚いたり喜んだり。
でも、翌年の夏には、そんな女性を見かけることは皆無になった。あれは、1978年の夏だけの、まさに真夏の夢だったのかもしれない。
← 中村千尋「雨、上がれば」(Village again /ARIGATO MUSIC) (画像は、「Amazon.co.jp 通販」より) CD中に、話題の(?)「ノーブラサンデー」も含まれる。
来週にも、戦争法案が強行採決で衆院を通過しそうなのに、こんな記事を書いていていいのかと、忸怩たる思いがなくもないが…。
でも、戦争法案が可決したら、こんな記事なんて、書けなくなりそうだし、今のうちに駆け込みで書いておく!
「美人シンガー中村千尋“世界ノーブラデー”に驚いた - 音楽 日刊スポーツ」
「▶ 中村千尋-ノーブラサンデー(short ver.) - YouTube」
「NMB渡辺美優紀 「ノーブラで過ごしましょう」……「ノーブラの日」芸能界でも話題に (RBB TODAY) - Yahoo!ニュース」
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