日常にべったり でも 抽象にこだわる
今日は、午前中から正午過ぎに掛けて、畑仕事に庭仕事。久しぶりの連休だったので、普段、できないことをやろうと、欲張った。午後からは組合の用事で外出も。
← ザオ・ウーキー作「07.06.85」 (画像は、「ブリヂストン美術館の特別展示「マティスの時代」 ( その他芸術、アート ) - 趣味の玉手箱パート1 - Yahoo!ブログ」より)
雑用が多くて、庭仕事がなかなかできない。一番、困るのは、庭が雑草茫々で悲惨な状態になること。
組合の役員を引き受ける前までは、春から秋口に懸けて、雨の日以外はほぼ毎日、畑や庭仕事に精を出した。というか、精を出せた。
庭の雑草を一通り、毟り終えるのに、二週間を要する。
毎日、やるわけじゃなく、仕事柄、隔日。しかも、たまに雨が降ると、外仕事は断念。
それが、役員となった昨年からは、畑はともかく、庭仕事は二週間に一日くらいが精々なのである。
これでは庭がバタバタになるのは当然の結果である。
畑の方は、今はほとんど収穫作業だけ。
昨日、親戚が来たので、赤く熟したトマトを全部、あげた。ザルに一杯。それと、過日、収穫したジャガイモもザルに一杯。
それが、である。今日、畑に出てみたら、ナスもキュウリも山盛り、収穫したし、その上、トマトも山盛り収穫。
昨日は赤っぽくなったトマトは全部、収穫したのに、一日で青緑色のトマトが真っ赤に熟したのだ。
バケツに収め、水道の水で洗うと同時に、冷やしておいて、夕方、ナスやキュウリの浅漬け作業。トマトは、冷蔵庫の野菜室に収めた。追々、トマトはポン酢などで味付けして、生で食べていく。
収穫が終わったら、庭仕事。砂利を通路に敷き(この砂利敷き詰め作業は3年前から、蜿蜒とやっている。雑草毟り作業の手間を少しでも減らそうと)。
内庭の一角には、瓦チップを強いている。奥の居間の廊下から内庭を眺め下ろすと、庭が瓦チップでレンガ色になっているという算段だ。
無論、草むしり作業にも一時間を割く。午後からは組合の会議があるので、昼過ぎに外仕事を切り上げた。
日中、富山は35度以上の炎天。作業中、暑くて、何度も道端にへたり込んだ。ヘトヘト。
それだけやっても、雑草を一通り終えるのには、同じ作業を数日は続けないといけない。が、上記したように、次、庭仕事ができるのは、いつのことやら。
さて、何かいい絵はないかとネットサーフィンしていたら、久しぶりに、中国出身の画家ザオ・ウーキー(Zao Wou-ki )の絵に遭遇した。
初めてザオ・ウーキーの作品に出遭ったのは、ブリジストン美術館において、だったろうか。
良し悪しなど小生に分かるはずもないが、画風にスケールの大きさ、迫力を感じた。
一度で、名前を覚えてしまった。
当時(1980年代の終りから90年代前半)、展覧会めぐり、画廊めぐりに終末を費やしていた。抽象表現主義やアール・ブリュットの作品に小説を書くモチーフを探そうと懸命だったのが懐かしい。
自分の数多くの作品を書く上で、どれほどそれらの絵が刺激となったことか。
というか、その日、気に入った作品を目の前にして、イマジネーションを掻き立てようと足掻いていたのだ。
← 2004年ザオ展図録 (画像は、「ザオ・ウーキー氏、逝去 - はろるど」より)
仕事で帰宅するのは、早くて夜の十時過ぎ。大概、夜半前。二時間ほど、仮眠を摂って、丑三つ時頃に起きだして、ポロックやデュビュッフェなどの絵を前に、脳みそを掻き削るようにして、小説というより、得体の知れない断片を抉り出していたのだ。
今でも、時々は、ネットサーフィンなどして、これはという絵を見つけると、その絵をモチーフに、但し、絵からはかなり飛び離れた妄想を逞しくすることがある。
このスタイルは、変わらないのかもしれない。
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