本多裕樹の世界へ
何処かカシニョール風なタッチの女性像。でも、カシニョールの描く女性ほどにアンニュイではなく、夢見る、やや背伸び勝ちの少女風である。
シャガールほどには奔放な想像力を働かせるわけではなく、ローランサンの描くような、内に秘めたる強い意志を持つ女性たちとも違う。
← 本多裕樹作「 ? 」 自由になり、心がやさしい心情にならないと芸術は降りてこないものです。よく、「愛深き者に神は降りる、芸術が天下ってくる」というが、わたしには愛は語れない。なぜ?、僕自体が人間的に完成していないからです。愛についても学習中です(← 作者談)。
いい意味で青春の香りが漂う。描き手の若さを感じさせのだ。これはいいことだろう。
瞑想的であり、思索的たらとしている。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント