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2015/05/18

健康であってこその読書かも

 今日は休日。慌ただしく過ぎた。
 まずは、朝の9時に健康指導を受けるため、会社へ。

Cbiwve0wuaioyye

← Kovács Anna Brigitta - Artist from Hungary (画像は、「Estela PinheiroさんはTwitterを使っています Kovács Anna Brigitta - Artist from Hungary http--t.co-bD2vKGd3oc」より)

 年初の健診で出た数値がかなり悪い。健診を受ける際、健康指導を受けますかという、事前の要望項目があり、小生は受けると明記。今頃になって、健康指導の通知が来たというわけである。 

 食事の話、体の異変の話、生活の状態など、いろいろ確認され、指導もされた。

 何といっても、とにかく栄養のあるものを食べるように、という点と、病院で精密検査を受け、医者の指導(治療)を受けるようにと言われたのは、予想していたとはいえ、やはりショックである。

 同僚も病院通いしている人は何人もいる。この稼業のきつさというのは、社会にはなかなか理解されない。
 車で、座って商売できる、なんて、安易に思われている。そうはいかない。何といっても、客商売で神経を使い、過酷になりがちな道路で安全を確保し続けることの困難さ。神経をすり減らしているのだ。しかも、会社の人間環境が悪い。会社では運転手を大切にしようという意思が感じられない。使い捨ての感が強い。
 嫌なら辞めて構わないよという姿勢が露骨なのである。
 
 健康指導で憂鬱になったあと、組合の関係先へ挨拶に。信頼できる相談者。組合の事情、会社の事情、春闘の経過など、報告し相談してきた…というより、愚痴を聞いてもらった感が強い。

 やや面倒な務めを果たしたご褒美というわけではないが、久しぶりに行きつけの大型書店へ。紀伊國屋。デパートの中にある。書籍数が県内(富山市内)で一番か二番。専門書の充実している有名書店もあるのだが、店舗が分散していて、幅広いジャンルの本を観て回るのに不都合を感じる。やはり、ワンフロア―に全部があって、ゆったり観て回れるのが助かる。

 畑仕事などでカネが掛かるし、読み止しの本も家に多少あるので、買ったのは、珍しく6冊だけ。本は大型書店で二か月に一度、まとめ買いするので、大抵十冊以上買うし、購入金額も二万円近くなるのが常なのだ(月割りすると一か月で一万円弱)。
(買う本の数が少ないのは、買った本は基本的に全部読むから。つまり、気に入った本を値段を気にせず蔵書にするような、愛書家ではないのである。)

Sodomu

← マルセル・プルースト『失われた時を求めて 〈8〉 ソドムとゴモラ 1』(吉川一義訳 岩波文庫) (画像は、「紀伊國屋書店ウェブストア」より) 全14冊の予定で、本来なら昨年末までに出ていたはず。刊行が半年ほど遅れたのは、何かあったのかな。とりあえず、今夏の我が読書の目玉が確保された。遅れたけれど、刊行されて、ホッとしている。新聞には未だ広告が出ていなかったから、書店に行ったら、今後の出版予定を聞くつもりだったが、岩波文庫のコーナーに平積みされていた。一瞬、目を疑った。思わず奥付を見たら、5月15日の刊行とある。出たばっかり。偶然、遭遇したようなもの。嬉しい。

 体調が思わしくないのと、組合の雑用が多く(気苦労も!)、読書が思ったようには進まないのだ。
 とはいっても、恋人もいない、レジャーの趣味もない、食事は嫌いな野菜をメインにしなさいと云われている小生、生活の楽しみは読書だけ。居眠りと読書の生活は続きそう。(むろん、畑や庭仕事もね。)

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コメント

大丈夫ですか?
私は健康オタクなので、体によさそうなことを試すのが趣味のひとつになっています。
体調が悪いと明るい気分になれませんし。
スポーツはしていますか?
筋トレも楽しいですよ!
そのぶん、私は読書量が少ないです(笑)

投稿: 砂希 | 2015/05/19 16:27

砂希さん

運動は一切しません。ただ、帰郷して畑や庭仕事をやってきたので、体は動かしていた。
それが、一昨年から組合の役員を引き受けた結果、組合の書類作りや会合などで、外仕事ができなくなった。
それと、察するに、終日営業のタクシーの丸一日の仕事が終わって夜半過ぎに帰宅して、未明に麺類を食べてしまうのが害になっていると思われます。
睡眠障害もあるし、野菜や果物は食べない、偏食。誰も心配する人もいないので、自堕落な生活を変える契機もないしね。
でも、少しずつ生活を変えていきます。

投稿: やいっち | 2015/05/20 02:04

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