茶褐色の筵
桜並木。花々すっかり散って葉桜に。
路上には花びらたちの織り成すピンク色の筏(いかだ)。
行き交う人たちが、ただの通り道とばかりに踏みつけていく。
やがて、可憐な淡きピンク色が褪せて、茶褐色の筵(むしろ)に。
風が吹けば、その絨毯も消え去って、元のうら寂しい道がそこにあるばかり。
人は、そんな風景を眺めて、静かに佇む…こともなく、折悪しく降る雨に先を急ぐだけ。
富山の市街地の夕暮れの一齣。
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