上日寺のイチョウ(天然記念物)
このところ、上天気が続いている。まだ、しばらくは夏日の日が続きそう。
昨日の激務から解放され、今日は疲労も残っていて、ずっと休んでいたかったが、一昨日、買ってきた苗(木)を植えないといけない。
← ジュディ・ダットン著『理系の子 高校生科学オリンピックの青春』横山啓明訳 文春文庫)
午前中、まだ、睡眠時間が数時間で寝不足なのだっが、このまま寝ていると、あっという間に一日が過ぎ去りそうで、思い切って起き上がり、外仕事。
まずは、日除けのカーテンを張り直し。いよいよサンシェードの役割に期待である。実際は気休めなのだと分かっているが、溺れる者は藁にも縋る、である。
砂利や瓦チップを庭に撒いたりして、いよいよ畑仕事。
買ってきたナスやキュウリの苗を大き目の鉢に移し替え。ある程度、育ったら、畑に植えるつもり。
ナシやネーブル、キュウイなどを畑に植えた。一昨年、昨年とクリの木(の苗木)を植えてきたので、徐々に我が家の畑は果樹園へ様変わり。
→ 一昨日買ってきた、ナスやキュウリの苗を大き目の鉢に植え替え。もう少し育ってから畑へ。
野菜を作っても、自分は食べないし、貰ってくれる人もいないので作り甲斐がない。なので、野菜作りは徐々に縮小。でも、会社の同僚が、野菜ならドンドン持って来いというし、食べてくれる人がいるなら、作る。
尤も、畑(や庭)仕事が半端になってきたのは、組合の雑事に時間と手間が奪われているからなのだが、まあ、それでも、貰ってくれる人がいるとなると、やりがいも出てくる。
ピーター・クレイン 著の『イチョウ 奇跡の2億年史 生き残った最古の樹木の物語』(矢野 真千子 訳 河出書房新社)を読んでいたら、日本どころか、我が富山に関係する話題に遭遇した。
「中国、日本、韓国では、イチョウは古くから文化と結びついていて、何より古木が人々に愛されている」として、中国や韓国の古いイチョウが紹介されている。
← 雌雄のキュウイを植える。奥に見えるのは、一作年昨年と植えてきたクリの木6本。あと、手前にナシとネーブルも植えた。
その流れで、「日本でも、国内屈指n仏教寺院にイチョウの巨木がある。京都府の丹波国分寺、富山県の上日寺、岐阜県の飛騨国分寺、東京都の善福寺などがそうだ。宮城県の姥神社や千葉県の葛飾八幡宮、さらには政治的に議論含みの靖国神社といった名高い神社にもある」と書いてあった。
こういった生物学の啓蒙書の筆者でも、靖国神社が政治的に問題があることが常識として認識されていることにびっくり。日本人以上に常識がある。
ということで、富山県の上日寺にイチョウの巨木がある! なんて、小生は初耳(小生は富山生まれだが富山知らずなのだ)。
「氷見市 上日寺のイチョウ(天然記念物)」によると、「大正15年に国指定の天然記念物に指定され」たとか、「現在、このイチョウの木は幹周り12メートルで、その太さでは富山県内の全樹木の中で第一位にランクされてい」るとか、「イチョウの雌株としては全国でも第一位ともいわれて」るなどと書いてある。
→ 「上日寺のイチョウ」 樹齢約1000年以上(一説では、伝承1300年。というのも、上日寺の開創は天武10年(681)と伝えられるからであろう)のイチョウだとか。(画像は、「上日寺のイチョウ - Wikipedia」より) 「氷見市 上日寺のイチョウ(天然記念物)」など参照。
さらに、「上日寺のイチョウは、長い間霊木として尊崇されてき」たとか、「上日寺は、古くから「銀杏精舎」と呼ばれ、このイチョウと共に信仰の歴史を重ねてきたこと」なども。
女性には、「3~5メートル辺りを見上げると、大小数十本の乳柱(気根)が垂れ下がっていますが、乳のあまり出ない婦人がこれを削り取り、煎じて飲めば乳が出るようになると信じられてき」たことが気になる説明かもしれない。
一昨日、仕事で氷見の番屋街(「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」)に行ってきたばかり。ほんの数分も車を走らせれば、この上日寺のイチョウに出会えていたのに。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 連休中は薪ストーブ使わず(2023.12.05)
- 薪ストーブの薪は高い!(2023.12.04)
- 思い付きは危ない(2023.12.03)
- 指紋認証は止めた!(2023.11.29)
- 敢えて茫漠たる液晶画面に向かう(2023.11.28)
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 数学は数楽じゃなく、音楽は音学じゃない(2023.10.03)
- 歳暮……雪囲い作業やり直し(2021.12.16)
- ハーンのイギリスへ嘗ての中国へ(2020.05.30)
- 山村…古道を歩きたい(2020.05.22)
- 片雲の風に誘はれて(2020.04.09)
「富山散歩」カテゴリの記事
- 謎の星影…ひと際明るい星は木星か(2023.11.01)
- 覆水盆に返らず(2023.10.05)
- 「H2Aロケット47号機、打ち上げ成功」にホッとする(2023.09.07)
- センサーが目指すのは“ゾウ”の鼻(2023.08.11)
- 「創校150周年記念運動会」だけ(2023.08.08)
「写真日記」カテゴリの記事
- 薪ストーブの薪は高い!(2023.12.04)
- 思い付きは危ない(2023.12.03)
- 指紋認証は止めた!(2023.11.29)
- 敢えて茫漠たる液晶画面に向かう(2023.11.28)
- その須藤斎の著書なの?(2023.11.27)
コメント