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2015/01/31

トマ・ピケティとアベノミクス

 近く、トマ・ピケティの『21世紀の資本』を読む予定でいる。
 でも、昨年来、日本でもマスコミをにぎわせているので、なんだか、もう、読んだような感覚が。先入観たっぷりで読むなんて、新鮮味がなくなるし、困るなー。

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← トマ・ピケティ著『21世紀の資本』(訳者:山形浩生/守岡桜/森本正史 みすず書房) (画像は、「21世紀の資本:みすず書房」より)

 とはいっても、話題の本だからこそ、遅まきながらでも、読みたいのである。
 明日には手を付けられるかな。

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2015/01/30

ボクはダイオウイカだよ!

 怖いほどに透明な、蒼き闇。
 覗き込むと吸い込まれてしまう。否、目にした瞬間、もう、天も地も分からなくなる。上下など意味をなさなくなる。気が付くと、私はそれになっている。

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→ チャンプwxp 作「蜘蛛の巣ザンヌ」 (画像は、「小林たかゆき お絵かきチャンピオン」より)

 それは、浮遊する粉塵より微細な粒子。水晶体にへばりつく網膜の切れっ端。血の涙さえ、疾うに吸い取られ尽くして、眼窩は深海の沈黙に耳を澄ます。

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2015/01/29

池澤夏樹版『古事記』を読む

 数年ぶりに『古事記』を読み始めた。
 池澤夏樹による新訳が出たので、やや好奇心っぽい動機で手を出した。

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← 『古事記』(池澤 夏樹 訳 河出書房新社) (画像は、「古事記 池澤 夏樹|河出書房新社」より)

『古事記』は、これまで、次田真幸全訳注の岩波文庫版や、倉野憲司氏校注による『古事記』(岩波文庫)、三浦佑之訳などで読んできたが、本書は斬新というのがウリなので、ホントに画期的な訳なのか、確かめたいってのが、読み始めた動機。さて。

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2015/01/27

「なぜにマルコ・ポーロは大旅行を果たせたのか」続編

 前回の日記の題名は、「なぜにマルコ・ポーロは大旅行を果たせたのか」だった。
 それは、モンゴル帝国のフビライの信頼を得たからだった。だからこそ、広大なモンゴル帝国の内外を特権を得て、見聞を広めることができわたわけだ。

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← 「Il Milione」 (画像は、「東方見聞録 - Wikipedia」より) 『イル・ミリオーネ』は、写本の名前であり、マルコ・ポーロ存命中に発刊された(「マルコ・ポーロ - Wikipedia」参照)。

(ここには、有史以来最大の領土を有したモンゴル帝国の交通・通信網の稀有さに恵まれた、という大きな幸運なる事情があることは言うまでもない。)
 考えてみるまでもなく、当時にしても、少なくとも商人はマルコに負けず劣らず見聞を広めた人はいたはずである。

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2015/01/25

なぜにマルコ・ポーロは大旅行を果たせたのか

「『東方見聞録』は、マルコ・ポーロがアジア諸国で見聞した内容口述を、ルスティケロ・ダ・ピサが採録編纂した旅行記である『東方見聞録』は、マルコ・ポーロがアジア諸国で見聞した内容口述を、ルスティケロ・ダ・ピサが採録編纂した旅行記である」(「東方見聞録 - Wikipedia」より)というのは、言わずもがなのことだろう。

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→ マダガスカル島。中央の谷間には象が棲み、グリフォンが羊をくわえている。(説明は、本書より。画像は、「『マルコ・ポーロ 東方見聞録』moreinfo」より)

 黄金の国ジパングが世界に紹介されたなどとして、日本人なら誰しもが知っている書。
 コロンブスが携えていった書でもある。
 だけど、読む人は滅多にいない書でもある。

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2015/01/24

『闇の中の男』から『東方見聞録』へ

 昨日に続き、今日も冬の北陸には珍しい晴天。用事もあるが、仕事で帰宅が遅くなり、朝も寝床でグズグズしたこともあり、外出は控え、居眠りとテレビと読書に日を費やした。

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← マルコ・ポーロ著『東方見聞録』(月村 辰雄/久保田 勝一 訳  岩波書店) 本書については、「『マルコ・ポーロ 東方見聞録』moreinfo」を参照のこと。

 仕事の疲れや眠気が少しは取れたのは、午後も遅くになってから。ポール・オースター著の『闇の中の男』の最後の数十頁を一気に読み通した。
 過日の日記にも書いたけど、本書を読み始めたちょうどその頃、イスラム国に人質として囚われた後藤さんらの動画映像が流されたのだった。本書は、9・11を背景に書かれた小説。

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2015/01/22

オースターから9・11へシリア人質事件へ

 ポール・オースター著の『闇の中の男』(柴田 元幸【訳】 新潮社)を読んでいる。日中、さしたる用事もなく、時間もあったはずなのだが、疲れていて、一気に読了とはいかなかった。

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← 「パレスチナ人の少年、生きたまま火で焼かれる? イスラエルとの間で「憎悪の連鎖」」 (画像などについては、「ガザ攻撃で民間人が次々に殺されている。なぜイスラエルは虐殺は繰り返すのか。(伊藤和子) - 個人 - Yahoo!ニュース」を参照のこと)

 この小説は、「祖父と孫娘が、眠れぬままに語る家族の秘密と歴史―ポール・オースターが21世紀に生きる人すべてに贈る、闇の中の光の物語」というものもっと。

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2015/01/20

片や鏑木 片やオースター

 車中では、鏑木 清方著の『随筆集 明治の東京』 (山田 肇 (編集)  岩波文庫) を読み始めた。

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→ 鏑木 清方 『築地明石町』 (1927年) (画像は、「鏑木 清方 『築地明石町』 1927年 (Kiyokata Kaburaki) Artist Kaburagi (Kaburaki)…」より) 「鏑木 清方(かぶらき きよかた)は、明治~昭和期の浮世絵師、日本画家」。数多くの門人がいるが、小生の大好きな川瀬巴水もその一人。

 一方、自宅では、マーティン・ガードナー著の『ガードナーの不思議な最終講義』(阿部 剛久【訳】 青土社)を読了し、次は、ポール・オースター著の『闇の中の男』(柴田 元幸【訳】 新潮社)を読み始めた。

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2015/01/18

堆雪が宝の山に見えてくる?

 雪の季節になっている。今冬は今のところ、最大でも30センチ余りで、特に大晦日の夜から正月三が日が一番、雪に苦労させられた。

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← 「札幌市の雪たい積場」 (画像は、「排雪 - Wikipedia」より)

 せっかくの正月休みが雪掻きで潰れてしまったのだ。四日になり、仕事に外出した頃から晴れ間や雨の日が続いて、除雪し庭の片隅に山となった雪が融け出してくれる。
 だったら、正月三が日は何もせず、いずれは自然に融けるのを見守っておればいい…のだが、そうもいかない。生活がある。外出もしないといけないし、来客はともかく、新聞配達の人などのため、人の通れる道くらいはつくらないといけない。

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2015/01/17

油を使わず揚げ物ができるオーブンをゲット!

 今日は休み。外出する用事もなく(というか、極力、別の日に回す)、半日は読書、半日は印刷で過ごした。

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→ 「シロカ クロスライン 油を使わず揚げ物ができるコンベクションオーブン SCO−213」 (画像は、「通販ならdショッピング」より)

 読書の方は、朴 裕河《パク/ユハ》著の『帝国の慰安婦―植民地支配と記憶の闘い』(朝日新聞出版)を読了させ(この本を読みながら印刷していた)、夕方近くになって、マーティン・ガードナー著の『ガードナーの不思議な最終講義』(青土社)を読み始めた。結構、重めの本を読んできたので、ちょっと息抜きに、好きな書き手であるガードナーのエッセイ本を読む。


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2015/01/16

ディケンズ著の『イタリアのおもかげ』を読んで

 今日は北陸は富山には珍しい快晴。何処かへ出かけたかったが、野暮用もあるし、組合の仕事もあって、外出が億劫で、家に閉じこもり、モップで廊下などを掃除したり、奥の仏間の出窓に仕舞いこんだ書棚のうちの一つを玄関脇の廊下へ移動させた。

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→ 「靴墨工場のディケンズ」 「ディケンズの家は中流階級の家庭であったが、父親ジョンは金銭感覚に乏しい人物であり、母親エリザベスも同様の傾向が見られた。そのため家は貧しく、ディケンズが学校教育を受けたのは、2度の転校による4年のみであった。1822年の暮れに一家はロンドンに移っていたが、濫費によって1824年に生家が破産。ディケンズ自身が12歳で独居し、親戚の経営していたウォレン靴墨工場へ働きに出されることになった」とか。 (情報や画像は、「チャールズ・ディケンズ - Wikipedia」より)

 無論、書棚だけじゃなく、自分の蔵書や父の蔵書(主に時代小説・歴史小説)なども。書棚に改めて並びながら、久々に古い本を眺め、父もだが、小生もよくぞこれだけ読んできたなーとか、こんな本(テーマ)にも昔は関心を抱いていたんだなー、などと感懐も抱いたりした。

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2015/01/14

『帝国の慰安婦』から古山高麗雄や田村泰次郎へ

 今、政治との関わりも含め、話題になっている本というと、一冊は、トマ・ピケティ著の『21世紀の資本』(みすず書房)であり、もう一冊は(もっと話題になってしかるべき本だと思うが)、朴 裕河著の『帝国の慰安婦―植民地支配と記憶の闘い』(朝日新聞出版)だろう。

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← 朴 裕河《パク/ユハ》【著】 『帝国の慰安婦―植民地支配と記憶の闘い』(朝日新聞出版) 「性奴隷vs.売春婦、もはやこの議論は無意味か。対立する「記憶」の矛盾を突き、「帝国」と植民地の視点で見直す。「慰安婦問題」解決のため、“第三の道”を提案する、大佛論壇賞受賞者による渾身の日本版」とか。 (画像は、「紀伊國屋書店ウェブストア」より)

 首相が戦後70年ということで、どんな談話を出すか、韓国や中国は無論、アメリカも、そして日本の人々にも関心が抱かれているのだから、猶更である。
 トマ・ピケティ著の『21世紀の資本』のほうは、とりあえず入手したので、後日、改めて読むつもりである。

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2015/01/12

グレン·ブレイディ あるいは 私は歩く人

 この世界は広いって、つくづく感じることがある。
 別に地球儀を見て、改めて気付いたってわけじゃない。

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← Glenn Brady作「weeping man」 (画像は、「glenox66 (glenn brady) - DeviantArt」より) 

 ただ、自分がこの世界の中にポツンと放り出されている。自分があまりにちっぽけ で、世界どころか、自分の周囲さえ、ろくに見通すことができないことを、何故か不 意に実感してしまったのだ。
 きっと自分の心があまりに窮屈で、それに臆病なものだから、井戸の中にいて、四 角く限られた天を眺めやることに慣れ過ぎたんだろう。

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2015/01/10

「まいどはや」は、越中方言

 近年、バスの乗客数が減っているといった話を仄聞する。
 一方、では、バスの需要が減ったというわけでもなさそう。むしろ、高齢化社会を迎え、増えているとも考えられる。

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→ 「まいどはやバス」 (画像は、「まちづくりとやま」より)

 そんな中、路線を増やし、従来の大型バスでは走れなかった入り組んだ道にもやってくるバスが登場してきた。
 それが、「「まいどはや」に乗ってどんどん街に出よう!」が謳い文句のコミュニティバスである(と勝手に理解している)。

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2015/01/09

洋の東西の本に親しむ

 慌ただしい日々が続いている。今日は休みだったのだが、用件がたまっていて、なんだか気が休まらない感が濃厚。何をしているわけでもないうちに、日が暮れ…ていこうという頃に、住職から連絡。今ならお勤めができるとか。ということで、父の月命日ということで、お勤めに来てもらった。

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← ディケンズ【著】『イタリアのおもかげ』(伊藤 弘之/下笠 徳次/隈元 貞広【訳】 岩波文庫) 「ディケンズ(1812-1870)は、およそ1年間、ジェノヴァを拠点に、ヴェネツィア、ピサ、ローマなど、イタリア各地を見て回った。ディケンズ独特の観察眼が発揮された臨場感あふれる紀行文」とか。昨年、一度、紹介したが、読み止しになっていた。今年に入って読み直し。 (画像は、「紀伊國屋書店ウェブストア」より)

 その前、知り合いから電話。今、入院中の我が組合の幹部から。今日、検査結果が出たとかで、近々退院できるとか。万全というわけにはいかないが、仕事も続けられる見通しだという。 

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2015/01/08

タクシーの燃費について

 環境意識の高まりと共に、タクシーについても、エコを意識した走行や、必要のない時の小まめなエンジンストップが求められてきている。
 営業所などで待機する際にエンジンを止めておくのは大事なことだろう。
 安全的確快適な運転が大事。
 その前提の上で、燃費の向上こそが至上命題だということだ。
 が、ここには何かが忘れられていると感じられてならない。

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2015/01/07

『ぼくは物覚えが悪い』は身につまされる

 書店で目に付いてしまって、思わず手に取った本。昔から記憶力には自信がなかったが(実際、暗記物の科目の成績は特に悪かった)、この頃、一層、記憶力の減退を痛感させられている。

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← スザンヌ・コーキン著『ぼくは物覚えが悪い──健忘症患者H・Mの生涯』(翻訳 鍛原 多惠子 早川書房) 「脳手術の後遺症で記憶を新たに作れない脳障害患者H・Mが記憶の科学に残した遺産はいかに巨大だったか。長年治療にあたった医師自身が綴る、「医学史上最もよく研究された患者」の記録。映画化決定」。 (画像は、「紀伊國屋書店ウェブストア」より)

 仕事柄、道路名や交差点名、地名やビル名などはもとより、店の名前、客の顔などを覚えておいた方が有利だし、サービス業たる仕事の性質からして、こうした事項を覚えるのは必須だとも云える…のに、である。

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2015/01/05

ドイッチュ著の『無限の始まり』に曙光を見る

 デイヴィッド・ドイッチュ著の『無限の始まり』(熊谷 玲美/田沢 恭子/松井 信彦【訳】 インターシフト)を読了した。
 山形浩生氏荒俣宏氏らも絶賛しているようだが、年末年始の正味六日を費やして一気に読み切った。

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← デイヴィッド・ドイッチュ【著】『無限の始まり―ひとはなぜ限りない可能性をもつのか』(熊谷 玲美/田沢 恭子/松井 信彦【訳】 インターシフト) (画像は、「紀伊國屋書店ウェブストア」より)

 ホント、特にこの正月三が日は、雪掻きと本書に明け暮れたと云っていい。なんたって、この三日は、寝床には全く入らず仕舞い。リクライニングチェアーに腰を埋め、読書し除雪、居眠りし除雪と読書、合間に食事(といっても、冷蔵庫やストッカーの残り物を片づけるための、きわめて貧相な食事内容だったが)といった日々で、三日の夜だけ、翌日は仕事ということもあって、ベッドに潜り込んだ。

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2015/01/03

2014年度秋闘の収拾報告(案)

 組合執行部は、秋闘に望むにあたって、以下の基本方針及び理念を確認した。
 
 地連の下部組織ではあるが、現下の情勢に鑑み、まずは地道な活動を優先すべきこと。その際の理念上の根幹において以下の二点を重視すること。

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2015/01/02

新春放談…日本の将来に向けて

 年の始めとて、今日はやや放談気味な話をしてみたい。

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 チャンプwxp作「目ん玉花 」(2014年12月31日) ホームページ:「小林たかゆき お絵かきチャンピオン

 日本の明るい将来への展望を開く意味で、以下の二つのビジョンを示したい:
「太平洋側と日本海側のそれぞれの人口を少なくとも等分にするよう、政策的誘導を図る」
「日本のエネルギー・ミックスにおいて再生エネルギーを少なくとも50%に設定し、その実現を可及的速やかに実現する」

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2015/01/01

夜が明けると雪国だった

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

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→ トンネルを抜けるとそこは雪国だった…なんて小説があるが(拙稿「国境の長いトンネルを抜けると雪国であつた」を参照願いたい)、一夜明けるとそこは一面の銀世界。昨日までは雪がなかったのに、今朝、九時過ぎトイレで起きてみると、外は真っ白。昨日は終日の雨。あれで気温が低ければ、大晦日のうちに大雪となっていたのだろう。そう、考えると、まだ積雪20センチで済んでいてましだと思うべきなのか。思えば、こんな程度じゃない、吹雪の日にオートバイで東京から帰省を試みたことがあったっけ(拙稿「雪の関越道あわや遭難事件(7)」参照のこと)。

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