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2014/01/11

ワンちゃんを飼えたらいいなー!

 一昨年の日記で、事情があって「当面は飼えない。となると、せめて、犬に関する本を読む」! などと書いている(拙稿「『犬から見た世界』へ!」参照)。

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← ジョン・ブラッドショー【著】『犬はあなたをこう見ている―最新の動物行動学でわかる犬の心理』(西田 美緒子【訳】 河出書房新社) しょうせいにとって、近年の(?)犬の行動学(心理学)の研究成果で、一番驚くのは、「犬の世界に序列はなかった」という点だった。懸念されてならないのは、純血種(血統書)信仰が進み過ぎて、犬の遺伝病が増えていること。これは飼い主(販売側も当然、含む)に大きな責任があろう。本書も犬について、いろいろ教えてくれそう。

 ということで、その頃、アレクサンドラ・ホロウィッツ著の『犬から見た世界 その目で耳で鼻で感じていること』 (竹内和世/訳 白揚社)を読んだのだった。

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2014/01/09

赤いロウソク(後編)

 その名案というのは…。
 親戚の家の仏壇に赤いロウソクがあった。何かの法事で使ったとか云ってた。その燃えカスを…。
 ボクにはもうとても神社の裏手に一人で突っ込んでいく勇気などなかった。いったん、楽な考えが浮かんだらなおのこと、前に進む気力は涌こうはずがなかった。
 誰も見ていない! 
 お婆ちゃんに、神さん仏はんは、人間のやることなすこと、みんな、見とんがんぞ、なんて繰り返し諭すように云っていた、呪文のような言葉が脳裏を駆け巡っていた。

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2014/01/08

赤いロウソク(前編)

 あれはオレがガキの頃のこと、お袋に親戚の家へ連れられていった。お盆でお袋のお里へお墓参りに行ったのだろう。
 お袋は故郷で寛いで、親戚たちとお喋りに興じていた。ガキ連中は大概の遊びに飽いてしまった。誰ともなく、度胸試しをやろうと言い出し、みんな、よし、やらんまいけ、となった。場所は裏手の鎮守の杜に決まっている。あの頃は田舎は藪だらけだったけど、神社の周辺はいっそう深い森だったのだ。
 思えば、始める刻限が遅かったような気がする。おじちゃんがすぐ暗くなっから、ようよう帰ってこいや、と呼びかける声が聞こえていた。
 ルールは簡単だった。神社の社の裏手にある、今は使われていない古ぼけた灯明に供えられてある落雁か和菓子か真っ赤なロウソクを持ち帰ること。

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2014/01/07

暗中模索も楽しからずや

 一昨日より、あのフラクタル理論などの創始者であるベノワ・B.マンデルブロ著の『フラクタリスト―マンデルブロ自伝』(田沢 恭子【訳】 早川書房)を読みだしている。

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→ 「左上:場所 a の拡大図,右上:場所 b の拡大図,左下:場所 c の拡大図,右下:全体図」 (画像は、「マンデルブロ集合 - Wikipedia」より)

 欧米の書き手の自伝の常として、彼の生前、つまりは一族の前史から書き始めるので、読み始めて二日目の今日、既に130頁以上、読んでしまっているのだが、まだやっと少年期を脱したところである。

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2014/01/05

ドノソからマンデルブロ自伝へ

 今日は富山には珍しく、朝から晴れ渡った空。冬に快晴の空を眺めあげるなんて、違和感というのではないが、なんとなく、これでいいのか…なんて思ってしまう。
 それほど、冬というと北陸(富山)の空は鉛色が普通なのである。

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← ベノワ・B.マンデルブロ著『フラクタリスト―マンデルブロ自伝』(田沢 恭子【訳】 早川書房) 「シンプルな数式が摩訶不思議でカラフルな図形を生む、フラクタルの魔術は、数学を知らない人も簡単に魅了する。 (中略) 私たちの世界の見方を一新した天才、マンデルブロが死の直前に書き残した待望の自伝」。この頃、文系の本が続いていたので、やや理系の本を読みだした。まあ、自伝なので理系というのも気が引けるが。「マンデルブロが死の直前に書き残した」とあるが、本人は、刊行された本を手にすることはなかった。

 晴天に誘われて、野暮用があって市内中心部まで自転車を駆って。まさかこんなに晴れるとは思っていなかったので、昼過ぎ、急に思い立っての外出と相成った。

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