サナギ
剥き出しなんだよ。裸じゃないか。皮膚さえ剥がれて。
まっさらのこころ。まっさらすぎて、この世では淡雪の如く、生まれた瞬間から手足の先が融けていく。
← 4腕から6腕への途中。胃が珪藻でいっぱいです。(画像は、「いろいろな時期のプルテウス幼生」より)
顔が蒸気のように大気に呑み込まれていく。
自分でも嗤っている。可笑し過ぎて涙もでない。
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剥き出しなんだよ。裸じゃないか。皮膚さえ剥がれて。
まっさらのこころ。まっさらすぎて、この世では淡雪の如く、生まれた瞬間から手足の先が融けていく。
← 4腕から6腕への途中。胃が珪藻でいっぱいです。(画像は、「いろいろな時期のプルテウス幼生」より)
顔が蒸気のように大気に呑み込まれていく。
自分でも嗤っている。可笑し過ぎて涙もでない。
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昨日今日と、富山(北陸)にしては珍しい晴天が続いた。束の間の晴れ間。
けれど、仕事が妙に忙しく、休みの日も休息を取るのがせいぜい。情けない。
→ ジャン・ブロック(Jean Broc)による『ヒュアキントスの死』(The Death of Hyacinthos) (画像は、「ヒュアキントス - Wikipedia」より) 「ヒュアキントスは、ギリシア神話に登場する男性神」で、「ギリシア神話において登場する最高神ゼウスと女性神レトの息子として生誕し、月の女神アルテミスの双生児アポローンに愛された美青年」だとか。「アポローンとの円盤投げの遊戯を行っていた際、円盤の跳ね返りを頭部に受けてしまい、逝去したと記述されている」。画像を拡大して凝視すると気づくかもしれないが、少年愛を描いた有名な絵でもある。ジャン・ブロックは、ダヴィッドの弟子たちの中の一人。師匠とはやや違って幻想的な画風、とは池上氏の弁。
昨日など、夜は忙しかったが、日中暇で、車中の友として読んできた、池上 英洋 著の『官能美術史 ─ヌードが語る名画 の謎 』(ちくま学芸文庫)を百頁以上も読めてしまった。
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夢が嗚咽のように噴出する。血と汗と涙のように、時も所も弁えず、ただ本能のように剥き出しに。
ああ、しゃっくりのように止まらない発作。
← 林 俊作の作品「Sagrada Familia計画」(2014年4月29日) 第10回・アート部門奨励賞 ぜひ、拡大してご覧ください。
真っ直ぐすぎて、魂をも射抜いてしまう衝動。
目の前にぶら下がっている命。干し柿の真似をしているのか。それとも、いつの日かミイラになることを夢見ている?
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毎年、雪の季節になると、除雪のことで頭がいっぱいで憂鬱になる。
我が家の庭は、母屋だけじゃなく蔵、庭木などがあって、日中もずっと日陰。日の当たる場所は、それこそ木漏れ日程度。
昨夜というか、今朝未明、四時過ぎに家に帰ったら、ショックだった。
昨日は日中こそ、雪も降ったりしたが、案外と気温も高かったようで、段々、雨模様に変わっていった。路面の雪は余程、道の入り組んだ住宅街でない限り、ほぼ消え去っていて、車の走行(も人の往来)も楽だった。
雨の降る中、いつもより二時間は遅めに帰宅したら…ショックだったのだ。
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昨日(土曜日)は、忘年会シーズンということもあってか、夜半を回っても、富山の中心街は人で溢れていた(← 大袈裟)。
← 池上 英洋 著『官能美術史 ─ヌードが語る名画の謎 』(ちくま学芸文庫)
普段なら真夜中の一時前後には仕事を切り上げるのに、三時近くになっても、会社から無線が入り、配車の指示。帰宅は四時になった。
景気がいい? 忙しいのは週末だけ。これが週末以外にも忙しさが及べば、凄いと思うのだが、期待していいのかどうか、分からない。
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今冬は、本格的な寒波の襲来が早いのか(つまり、今が冬のピーク…と思いたい)、今月に入って雪掻きの日々が続いている。今日も、一体、何度、雪掻きをしたことやら。
→ お絵かきチャンピオン作「ダムに沈んだ村」(11月23日) (ホームページ:「小林たかゆき お絵かきチャンピオン」)
できれば、今冬を振り返ってみたら、師走のあの頃が最もひどかったなーって思えたらいいのだが。
お蔭で、体重の増加傾向にストップがかかったなら、不幸中の幸いなのだが、さて。
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富山(北陸)も雪である。今のところ、喧伝されたほどには積もっていないが、しかし、庭が日陰で日中、日が出ても雪の融けづらい我が家、昨夜未明から雪掻きに追われている。
← 勝浦 令子 (著)『孝謙・称徳天皇 出家しても政を行ふに豈障らず』(ミネルヴァ書房 ミネルヴァ日本評伝選) (画像は、「本:hontoネットストア」より)
庭に融雪(消雪)装置を施したいが、少なくとも百万円は要するだろうから、今のところ、論外。
人力に頼るしかない。つまり、自分で頑張るしかない。
実は、今、奇矯とも思われそうな奇策を弄そうと企んでいる。既に設定は済んだので、後日談を書くかもしれない。
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過日、慌ただしい中、時間を割いて書店へ足を運んだ。本をまとめ買い。
ホントは一冊か二冊を選りに選って持ち帰り、読む。読み浸る。読み終えたら書架に収め、次の獲物は何かと、わくわくドキドキの気持ちを抱きつつ、書店へ新たな出会いを求めに行く…ってのが理想なのだが、学生時代やフリーター時代のようには、気ままな暮らしはできない。
そして……
← 『幻想耽美』(パイ インターナショナル) 美しく退廃的な耽美アート作品集。 (画像は、「幻想耽美 - PIE International + PIE BOOKS」より)
書店のビニ本コーナーなどを覗きに行った際に、本書が芸術書の書架にあったのを偶然、見つけ、手に取ったら、即、欲しくなった。これらの作家たちの展覧会があったら、豪華絢爛過ぎて、目の毒だろうーなー。耽美の海に溺れそう!
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暖冬という長期予報が出ていた。期待しては裏切られた時の幻滅感が強いだろうと、必要以上の期待はしていなかったが、いざ、やはりというか、実際に雪が降ってきてしまうと、案の定、冬は寒いし、雪が降るじゃないか! と愚痴りたくなる。
→ J次郎2(JJ2) さん撮影。「オシドリの求愛ディスプレイ」だとか。同氏の写真をもっと観たい方は、「Picasa ウェブ アルバム - じじい47」へ。「jj2 作品一覧 あなたの感性を伝えるストックフォトサイト【TAGSTOCK(タグストック)】」で写真の委託販売をされているとか。そういえば、昨日、富山市のやや郊外(田園地帯)で白鳥を一羽、観たっけ。富山市には、随所に白鳥の飛来地(越冬地)があるのだ。
明日などは、最高気温が平年より六度も低いという予報が出ている。朝は、マイナス。凍結が心配。
それでも、気象予報士がテレビで話していたが、今冬は暖冬という予報を買えるつもりはない、と、気兼ねしつつも述べていた。この期に及んで!
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今日は休日。雨。自宅での雑用も溜まっているが、今日は外仕事もできないし、外出優先。
組合の幹部が入院したので、お見舞いに。
← 水野スミレ著『「AV男優」という職業 セックス・サイボーグたちの真実』(角川文庫) 「AVの制作本数は月に 約4500本。それを支えるAV女優は役1万人。一方、その相手をするAV男優は70人しかいない」という衝撃のキャッチコピーで紹介されている。まあ、どんな職業でもホントのプロはごく少ないってことか。 (画像は、「 Yahoo!ブックストア」より)
実を言うと、昨日、『西田佐知子 魅惑のヒット集』(ユニバーサルミュージック株式会社)や『三橋美智也 1 哀愁列車 センチメンタルトーキョー 』(キープ株式会社)を買ったので、ドライブしつつ、CDを早速試聴したかったのだ。
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テレビ(クローズアップ現代「本を読まない人が急増 日本人に異変が?」)で日本人の読書離れを特集していた。
評論家で大の読書家(蔵書家)の立花隆氏がゲストコメンテーターだったが、番組としてはあまり掘り下げられていたとは言い難い。
← ムージル/著『寄宿生テルレスの混乱』(丘沢静也/訳 光文社) (画像は、「寄宿生テルレスの混乱 ムージル、丘沢静也-訳 古典新訳文庫 光文社」より)
言われなくとも、スマホ全盛でネットに繋がることに時間が奪われ、読書に時間を割く余裕がなくなっているなど、誰でも分かっている。読書する人と、本を読まない人とは脳の動き方とか、与えられたテーマについて小論文を書くにしても、出来上がった論考もだが、論文(?)を仕上げる過程も大いに違う、ってのも、容易に想像がつく。
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関 容子 著の『日本の鶯 堀口大學聞書き』 (岩波現代文庫)をようやく読了した。
車中で待機の徒然に読んできたが、読むほどに面白くなり、最後は自宅で読了と相成った。
→ マリー・ローランサン作 堀口大學は相当な艶福家でもあったのだろう、ローランサンとも心身ともに交流があった……ようである。(画像は、「マリー・ローランサン Key of Life」より)
詩人の魂など、小生ごときが知る由もないが、でも、憧れてきたのも事実。
縁遠いからこそ、気になるってことなのか。
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昨日は、富山は(も)突然の大雪で大わらわだった。雪は降るとは予想がされていた。但し、朝方では、夜半を回る頃という予報だった。
← お絵かきチャンピオンさん「下町霜街」 小生、彼の絵のファンである。(ホームページは、「小林たかゆき お絵かきチャンピオン」)
冷たい雨が降っていて、霰になったり霙になったり、やばいかなーとは思いつつも、それでも、昼間は氷雨が雪に変わるのは夜半前後と思って(願って?)いたのだ。
それが、午後の三時半を回った頃から、雨は雪に変わり、それも、いかにも富山らしい湿っぽい粒の大きな雪。
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乗せた客は、見るからにその筋の人たち。私は中央高速を八王子目指して突っ走っている。
ゴーという風の唸り音がしっかり閉ざした窓から聞こえてくる。タイヤの悲鳴も混じっている。私は、ハンドルを握る手が汗ばんでいるのを感じていた。
というのも…
ゆうべよー、新しい薬が手に入ってよ、使ってみたら、すげえの。女、よがりまくってよ、とまんなくてよ。新しい薬。オレの知らない奴か。かもしれん。ちょっといきさつがあって、たまたま手に入ってな、よんべ、早速、試してみたのさ。やばいほどだったぜ。てめえ、オレにも寄越せよ、それ。ああ、云々。
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昨日から、北陸は富山も風雨続き。今日は、一気に冷え込んで、霙や霰も降って、その上、雷鳴も轟いて、荒れ模様。
休日だが、この天気では外仕事は無理。ということで、買い物と銭湯以外は、一切外出せず、また家の中の用事も極力省いて、今日は読書と居眠り三昧。
→ 「都江堰全景」 (画像は、「都江堰 - Wikipedia」より)
居眠りは休養のため、必須。読書も自分の狭苦しい世界を少しでも広げるために必須。友のいない小生には、こころの栄養。
先月以来、読み続けてきた、スティーヴン・ミズン著の『渇きの考古学 水をめぐる人類のものがたり』 を、今日は残りの140頁ほどを一気に読んだ。
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今日、「俳優の菅原文太さん 死去」(NHKニュース)というニュースが飛び込んできた。
← 折々の晴天の日、庭木の剪定やら雪囲い作業に励んだ。
「映画「仁義なき戦い」、「トラック野郎」などのシリーズで知られ、昭和の映画界の最盛期を支えた日本を代表する俳優の菅原文太さんが、先月28日、転移性肝がんによる肝不全のため、東京都内の病院で亡くなりました。
81歳でした」とのこと。
つい先日の高倉健さんの死去に引き続く、昭和の大俳優の訃報である。
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