どこへでも自由自在な車椅子
過日、食事しながら、何気なくテレビを観ていたら、興味深い乗り物の紹介(特集)に釘付けになった。
その名は、「WHILL」で、車椅子である。それも、電動車椅子。
← 「WHILL Type-A」 (画像は、「WHILL Design Your Own Road」より)
えっ、電動車椅子なら、とっくにあるじゃないかって?
それがちがうのだ。観た瞬間、これまでの車椅子とは、まるでコンセプトがちがうのだ。
テレビでだが、ひと目見て、近未来の車椅子だと観ているだけで感動させてくれた。
「WHILLは、シーンを選びません。シンプルなWHILLのデザインは、日常のどんな場面にもフィットします。仕事にも、遊びにも、すべての場面で、よりあなたらしく、そりその場にふさわしいスタイルで存在感を発揮する事ができます」(「WHILL Design Your Own Road」より)という会社側のキャッチも、素直に納得できる。
そもそも、「作るきっかけとなったのは3年前に、手動車いすを使うユーザーの「100メートル先のコンビニに行くのをあきらめる」という言葉だった」というから、切っ掛けはちょっとしたことなのだが、それをここまで実現してしまう熱意と技術が凄い:
「WHILL 私たちについて」
この車椅子については、「世界めざす「未来の車いす」 手先の動きで操作OK :日本経済新聞」なる記事が参考になる。
日産自動車やトヨタ自動車、ソニーなどを飛び出した30歳前後の若手が会社を作って生み出した。
まずは、動く場面を見るのがいいだろう。「電動車いす「Type-A」に試乗。小さな段差は簡単に乗り越えられる」なんて、実際に観ないとね。
ぜひ、リンク先を覗いてみてほしい。
特徴は、「どこへでも自由自在」で、以下が主な点:
最小回転半径70cm
マウスコントロール
7.5cmの段差を越える
可動式ハンドル
四輪駆動の走破性
前後方向スライドシート

→ 次世代パーソナルモビリティーWHILL (画像は、「独自の全方向タイヤで電動車椅子を“再発明” NIKKEI DESIGN」より)
小生に言わせば、何よりの特徴は格好いいのである。使いやすそうだし。
価格は送料は別で95万円。「車いす用のパーソナルモビリティ「WHILL」が先行予約の受付を開始! - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)」とのことだが、既に予約はいっぱいだろう。
ほんの数年先には、街中で当たり前に目にすることになりそうだ。
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