« ダーウィンが体験したチリの巨大地震 | トップページ | アールブリュットの作家・澤田真一のことなど »

2014/09/24

ダーウィンやら深井克美やら台所やら

 今日はお昼頃から雨になるという予報もあって、買い物を午前中に済ませた。
 一昨日買ったばかりの自転車を活用したかったという思いがあったのは事実。雨だったら、車で買い物へ行けばいいわけだし。

816406680

↑ 「バラード ―深井克美と人間像の画家たち」(「北海道立近代美術館」にて) 「身体lこハンディ・キャップを背負い、常に生と死の狭間で葛藤し続け、見るもの全てに圧倒的存在感を与えた悲劇の画家、深井克美」については、「はこだて人物誌 深井克美」など参照。

 それとは別に、午後から組合の用事で会社へ行く必要があり、午後は時間的に窮屈になるかなという思いもあった。
 が、組合の用件は(同僚の手助けもあって)、小生が出張る必要はなくなった。

 となると、午後、ぽっかりと時間が空いた。ズボンを買いたい。買いに行くか…。
 これまで穿いてきたズボンは、一着を残して、みんな方々に綻びが目立ち始めている。日常には構わないとしても、外出着には、さすがの小生も抵抗感を覚える。

 外出用のズボンは一着だけ、6年以上前に買ったものがある。お気に入りで、大事に使ってきたが、切羽詰ってきて、このよそ行きのズボンを日用的に使うしかなくなってきた。
 となると、新たによそ行きのズボンを欲しい。できれば、紺色(乃至、色合いの濃いもの)が。

 というのは、今の一張羅はベージュなので、雨が降ったり、洗い物をしたりして、水滴(飛か沫)が触れ浸み込むと、黒っぽくなり、いかにも水に濡れたという感が出てくる。トイレなどから出ると、まるでオシッコが飛び跳ねてズボンが汚れたように見受けられる。
 なので、好きな濃紺か、いずれにしても、色合いの濃いズボンが欲しいのである。
 が、今日は目当ての店が休みだと気づいて、別の日に出掛けることにした。

20140112211622309_2

← 深井克美「彼岸へ To other world (1973) (画像は、「~ 命を削って ~  深井克美の描く世界  漂えど沈まず、風に訊け  つれづれがたり」より)

 さて、不意に時間が浮いた。ホームセンターへ出かけるか…とグズグズしているうちに、予想より遅い時間帯になって、雨が降り出してきた。一気に外出の意欲が萎えた。買い物は午前中に済ませてあるので、今日はもう、自宅で過ごす。
 雨がシトシト降っていたので、これ幸いと除草剤を散布。強い雨だと、散布しても、流れる一方だろう。小降りだと、除草剤が撒いたその場で沈下というか、溶けて土壌に沁みるだろう。薬が流れてしまうことはないだろう。
 さらに、台所で、ふと、洗った食器類を並べて乾かす容器の汚れが目に付いた。
 折々は洗っているのだが、大概は、食器や調理器具類を置いたまま、隙間だけ洗う。
 今日は、それらを退かして、調理器具は洗うは、容器も古い歯ブラシで洗う。さらには、どうせ古い歯ブラシは今日で廃棄するのだからと、台所の窓の桟をもブラシで長年積もった埃などを水で洗い流した。
 要するに、ふと空いた時間を持て余したわけではないが、ちまちました用事に費やしたわけである。
 無論、読書も。

20140112203824c37

→ 深井克美「1974 サイキ」 (画像は、「~ 命を削って ~  深井克美の描く世界  漂えど沈まず、風に訊け  つれづれがたり」より)

 相変わらず、チャールズ・R.ダーウィン 著の『新訳 ビーグル号航海記 下 』(荒俣宏 訳 平凡社)を読んでいる。
 昨日は、この本に関連して、ダーウィンが体験したチリの巨大地震なる記事を書いた。

 彼が遭遇したチリの巨大地震の記述に前後して、ダーウィンは、大陸の大地の層、あるいは海の底の層などの隆起や沈み込みなどについて、詳しく観察し記述している。火成岩などいろんな層の積み重なり、海の底だったことを如実に示す膨大な数の貝の化石などを高山で見出すという観察事実などなど。

Fukai

← 柴 勤 (著) 『深井克美―未完のランナー』 (北海道新聞社刊 ミュージアム新書)  本書については、「■柴 勤 著 『深井克美―未完のランナー』 Katsumi Fukai ★究極映像研究所★」など参照のこと。 このところ、小生が盛んに(?)紹介している、お絵かきチャンピオンさんのつぶやきで、三十年ぶりに再会した画家である。鴨居玲ワールド共々、僭越ながら、親近感を以て観てしまう作家たち。

 さすがに、プレートテクトニクスについてまで考えが及ぶはずもないが、大地が人間の想像をはるかに超えた長い時間の中で、列島へと盛りあがり、あるいは沈み込むことを断固、観察と推論の結果として確信している。
 緻密な観察と、事実に基づいた推理、大胆な構想力。

|

« ダーウィンが体験したチリの巨大地震 | トップページ | アールブリュットの作家・澤田真一のことなど »

恋愛・心と体」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

美術エッセイ」カテゴリの記事

コメント

東京も雨模様。
暑さ寒さも彼岸まで、とは、良く言ったもので、大体東京も25度を切る気温になりつつあります。富山はいかがですか?
北海道の展覧会チラシなんて見つけられたんですか?
横浜に馬の博物館と言うのがあるんですが、チラシに無料券が着いているんですよ、つまりチラシを持っていけば無料で観られるという。
ちょっと横浜にミーティングなどで行く事が多いのでちょうどいいかと。
病気の習慣で早寝早起き。
木田元さん、亡くなられたけど、何か思い出は?
僕は木田さんがハイデガーを語ったのより、マッハやニーチェ、の方が興味深い。
ハイデガーは渡邊二郎さんでしょう、やはり。

投稿: oki | 2014/09/24 21:36

okiさん

北海道展のチラシは、ブログにあるように、このところ、小生が盛んに(?)紹介している、お絵かきチャンピオンさんのミクシィでのつぶやきからです。
北海道は、ちょっと遠いなー。観たいけど。

木田元さんは、我が東北大学文学部哲学科の先輩に当たります。といっても、在籍当時は、知らなかった。迂闊。
尤も、小生が入学したころにはすでに、中央大学文学部哲学科教授だったようです。

「現象学」(岩波新書 1970年)や「ハイデガー」(岩波書店(20世紀思想家文庫)くらいは読んだかなー。
比較的平易な文章で、好感を持てた。
M・メルロー=ポンティの諸著やショーペンハウエルの訳書にもお世話になったっけ。
でも、哲学より文学(創作)などに傾いていったので、彼の本を手にする機会はなくなっていた。

投稿: やいっち | 2014/09/24 22:35

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52847/60369237

この記事へのトラックバック一覧です: ダーウィンやら深井克美やら台所やら:

« ダーウィンが体験したチリの巨大地震 | トップページ | アールブリュットの作家・澤田真一のことなど »