斬首後に意識はあるか、なんて
今日は前日からの休み。が、晴天ということもあり、外仕事(庭や畑)も気になっていたが、買い物など外回りに忙殺。
まずは、仕事柄、髪を短くする必要があるので、通常なら今ほどの長さがお気に入りなのだが、短髪に。耳が綺麗に見える程度の長さへ。
← 恐怖時代のギロチンの再現模型 (画像は、「紀伊國屋書店ウェブストア」より)
ついで、プリンターのリボンを買いに家電店へ(組合の書類作りに印刷の枚数が増える)。ついでに、薬師丸ひろ子のベスト盤CDを購入。彼女の歌もだが、何といっても声が好き。彼女自身、NHKの特集で、声帯をフルに、なんて言っていたから、自覚しているのだろう。
さらに、ホームセンターへ。お風呂場の洗い場で使う椅子を買う。今まで家に昔からあったものを使っていたが、傷が多く黒ずんでいて、座るのに気分がよくないので、帰郷して6年半、ようやく念願がかなった。
ついでなので、浅漬け用の甕を買った。家にあったものは、一昨年、とうとうヒビが入って廃棄した。その後は、梅干しを買った際のプラスチックケース(桶というか甕の形をしている)で代用してきたが、やはり、陶器の甕が欲しかったのだ。
センターでは、布団干しをも買ってきた。これは、布団を干すためではなく、我が家の庭前にある燃えるゴミ置き場で使うため。この布団干しを設置し、その上にネットを被せて、燃えるゴミ置き場として使う。
炎天下、汗水垂らして設置した。問題は、みんなが趣旨を理解し使ってくれるか、である。
全く、ゴミ置き場として我が家の庭(の一角)を提供しているばっかりに、グレーチングなど3万円弱も費やしている。仕方ないね。
その後、予約していた本を買いに町へ。居間(茶の間)には、小さなカラーボックス(3段)がある。そこは、未読の本を並べてある。この棚がいっぱいになっている。二か月は書店へ行かなくて済む。
→ アンリ・ランギルの公開ギロチン処刑(1905年6月28日)この受刑者の斬首後、ボーリュー博士は意識確認のテストを行った。 (画像は、「紀伊國屋書店ウェブストア」より)
さて、今日朝から、ヴィクトル・ユーゴー 著『死刑囚最後の日 (改版)』(豊島与志雄 岩波文庫)を読み始めた。
「自然から享けた生命を人為的に奪い去る社会制度=死刑の撤廃のために,若き日のユーゴーが情熱を傾けてかきあげた作品.死刑の判決をうけてから断頭台にたたされる最後の一瞬に至るまでの,一死刑囚の肉体的・精神的苦悶をまざまざと描き出して,読者の心をも焦躁と絶望の狂気へとひきずりこむ」といった内容。
まあ、本書は有名な本なので、今さら説明する必要はないだろう。
死刑制度を再考する一助に…なんて名目もあるが、小生は、「死刑の判決をうけてから断頭台にたたされる最後の一瞬に至るまでの,一死刑囚の肉体的・精神的苦悶をまざまざと描き出して,読者の心をも焦躁と絶望の狂気へとひきずりこむ」ような鬼気迫る叙述なのかどうかを確かめたくて衝動買いしたのである。
ところで、当時、フランスでの死刑はギロチンによる斬首だったことから、ふと、(誰しも一瞬は思い浮かべるだろう)ある疑問を抱いた。
それは、断頭台での「斬首後に意識はあるか」、である。
「ギロチン - Wikipedia」にも、「斬首後に意識はあるか」なる項目が特別に設けられていることでも、結構、多くの方が束の間くらいは抱く疑問のようである。
この項の冒頭に、「ギロチンは痛みを感じさせる暇もないほどの高速で斬首を行い、即死させることを目的にした処刑道具である。しかし、心停止が行われても十数秒前後は意識が保たれているように、斬首後のごくわずかな時間、頭部だけの状態で意識が保たれているのではないかという説がある。斬首後の意識については幾つか報告が残されているものの、その多くは出典が怪しい」とある。
実際、確かめようがない……のかもしれない。
← ヴィクトル・ユーゴー 著『死刑囚最後の日 (改版)』(豊島与志雄 岩波文庫) (画像は、「紀伊國屋書店ウェブストア」より)
しかし、近年の脳科学の発達もある。斬首刑の際、死刑囚の脳に電極をセットするなりして、脳波を測定検出すれば、斬首後、意識があるかどうか、あるならどれほどの時間、といったことも判明するかしれない。
現実的には、常識的なモラルが許さないだろうから、結果的に確かめようがないだろうが。
下手すると、あるいは数分は、斬首後も意識があるかもしれない。目が機能するなら、どんな思いで周囲を眺めることか。
尤も、斬首刑が行われない以上、そんな<真実>の如何など、調べる意味もないわけである。
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