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2014/07/14

メッシ選手がお客さん

[予め、断っておくが、以下の話は今朝観た夢の話である。必ずしも夢に見た通りに記述することは出来ていないと思う。]

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→ 過日、駅のロータリーで、(多分、番(つがい)なのだろう)二羽のカラスを観た。台風8号が関東(千葉の房総)を通過した頃だったろうか。庭はぴったり寄り添って、雨と風に耐えていた。

 私は、タクシーに客を乗せた。そんなに遠くない鉄道の駅名が告げられた。
 何度も行ったことのある場所。道を間違えるはずはなかった。
 なのに、どうしたことか、行き方が分からない。あっちの方角だとは分かっているが、道をどう選んだらいいのか、頭の中が空白になったようで、途方に暮れた。

 幸い、そんな戸惑いは一瞬で収まった。ただ、若干、遠回りしたような気がする。
 お客さんに済まなくて、恐縮しつつ、到着地でお客さんを下ろす。
 お客さんが、アルゼンチンのメッシ選手だと、下ろした瞬間、気付いた。

 メッシ選手は、時間が掛かったことを腹に据えかねているようだが、とにかく先を急いでいるようで、ただ黙ってスタスタ歩いていく。
 降りた場所は、銭湯の脱衣場だった。目の前に洗い場に続く、大きなガラス戸。戸をあけて入って行こうとするメッシ選手。

 まだ、清算が済んでない!

 私は慌てて、メッシ選手を呼びとめる。お客さん、支払いが……。
 メッシ選手はやはり不機嫌。それでも、支払いに応じてくれた。

 私は、少しでも早くこの気まずい状況から脱したくて、懸命に釣銭を数える。
 なのに、わざとのように、釣銭が上手く揃えられない。ああ、客は、この運転手、釣銭まで誤魔化そうとしていると思っているに違いない……。

 メッシ選手は洗い場へ。私は脱衣場から銭湯の玄関へ。すると、下足が並んでいる一角に、何やらTシャツのようなものが。
 拾い上げてみると、メッシ選手のユニフォームだった。その証拠に、Tシャツの背中側に黄緑色の沁み。ピッチでスライディングしたりして背中に付いた、芝生の緑の痕だ。
 小銭の釣銭はもらった代わり、チップ代わりにこのTシャツを私に呉れようというのである(私は何故か、チップなんだと気づいた)。
 Tシャツに沁み込んだ、汗と芝草の黄緑が何やら生々しくて、正直、有難迷惑な気がしていた。


[以上は、7月14日の朝に観た夢である。早朝にワールドカップのアルゼンチン対ドイツの決勝戦があって、小生は前半戦が終わった直後から最後まで見た。ドイツの勝利。喜ぶドイツの選手や関係者、観客。一方、茫然たる表情のアルゼンチンのチームや、アルゼンチンを応援していた観客たち。メッシ選手も、茫然という感じ。試合最終盤でのフリーキックを大きく外したのがショックだったようにも感じられた。期待が大きかっただけに…。眠いのを堪えて観ていたので、試合が決着した直後に、茶の間を離れ寝室へ。夢は、その時の二時間ほどの睡眠から目覚める時、観ていた。]

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