父の遺品がまた一つ…
昨日、父の遺品だった靴がとうとうダメになり、仕事の日ということもあり、営業の合間を縫って、靴屋さんへ。
ケチな小生のことだから、買ったのはバーゲン品。
→ 富山市総合体育館 Fantasy on Ice 2014 in TOYAMA(富山市総合体育館 特設アイスリンク)が今日と明日。羽生結弦や高橋大輔、織田信成、安藤美姫、今井遥、鈴木明子らが出演。親戚の者が観に行くということで、小生は、送迎! (画像は、「富山施設マップ」より)
父は本物志向なので、上は帽子から下は靴に至るまで、高級品か本物を身に付ける。
立派なハットから背広やズボンはもちろん、腕時計も眼鏡も筆も硯も、何もかも値の張るものばかり。
靴も本革の高級品。父にとって最後の靴だったので、靴にはマジックで名前が書いてある。
高級な靴に名前!
実は、父が晩年、しぶしぶながら、週に二度、デイサービスのお世話になるようになり、靴を間違えられないよう、マジックでわざわざ名前を書き入れたのである。
ほとんど履く機会もないまま、この世の人ではなくなった。
小生、服もだが、靴のサイズも父とは違うのだが、勿体ないので、通勤や仕事でこの数年、履いてきた。
なめし皮で柔らかく、履き心地が実にいい。こんな靴は小生、生まれてこの方、履いたことがない。
靴については、いろいろ思い出やエピソードがある。とりわけ、サイズの合わないスキー靴を履いての、スキー合宿は、悲惨なものだった。ツアーを終えてから、足の指先が紫色に。とうとう爪が剥がれてしまった。
(詳しくは、「スキー靴の思い出」や「スキー靴の思い出(続編)」(02/02/08)など参照のこと。)
小生は通勤など仕事用の靴は、可能な限り安い靴で間に合わせてきた。買いに行くのが面倒で、通販で済ませることも何度か。
でも、オートバイ歴30年ということで、ライディング用の靴は、本革のブーツだったり、かなりカネをかけてきたものだ。
さて、バーゲンで買った靴、なんだか、靴の形をした堅めのスリッパを履いているような感触。見なくても、履き心地だけで安物と実感する。
一年どころか、半年も持たない気がする。でも、貧乏性でケチな小生、目先の安さに釣られて買ってしまったのだった。買った当日から後悔している。下手すると、年内にも買い替えすることになるかもしれない。
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