自公に引きずられ 戦争する日本へまっしぐら!
「「集団的自衛権」最終案提示 安保政策大きく変更へ(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース」といったニュースが梅雨の空のような憂鬱な雲となって日本列島を覆ってしまった。
→ カボチャ? スイカ? 実はダメもとでいろんな種類の苗を植えたので、カボチャなのかスイカなのか、自分でも分からない。外見で判断すると…??
「集団的自衛権を巡って政府は、与党側に閣議決定の最終案を提示しました。これまでの安全保障政策を大きく変える閣議決定は来週1日に行われる見通し」だというのだ。
集団的自衛権の行使容認に向けての解釈改憲の動きには、小生は少しは公明党の平和主義という良識に期待していた。
でも、あからさまに期待は裏切られてしまった。
「公明党、集団的自衛権で地方組織に説明 慎重論が続出 - MSN産経ニュース」など、テレビのニュースでも報じられているように、集団的自衛権の行使を容認を可能とする憲法解釈の変更に、少なくとも地方組織は慎重乃至は反対の論調が少なからず見受けられるようだ。
どうしても集団的自衛権の行使を容認を可能とするなら、堂々と憲法の改正を世に問うべきなのが筋だという真っ当な意見も出たとか。
さらには、連立政権からの離脱を求める支持者の声も紹介されたとか(「公明、地方から異論相次ぐ 集団的自衛権容認の姿勢に:朝日新聞デジタル」より):
これに対して25人が発言し、「一般党員は何が起こっているのかわからない。圧倒的に反対が多い」(塩野正行・埼玉県議)「国民的論議と言うのであれば、もう少し議論をやってほしい」(吉田謙治・兵庫県本部幹事長)などこれまでの議論を拙速だとする批判が出た。また、「憲法の根幹で意見が食い違うのなら、連立政権から離脱すべきだとの声がある」「『平和の党』のイメージに傷がつく」といった意見も相次いだ。出席者によれば、こうした慎重論や反対論が9割を占めたという。一方で、「一定の歯止めをかけたという実感を持った」(志田邦男・新潟県本部代表)と執行部の対応を評価する声もあった。
「ただ、党執行部は「一定の理解が得られた」(党幹部)として、30日の党内議論で意見集約を図り、7月1日に自民、公明両党間で正式合意する構えだ」という。
当初は、公明党は首脳部も集団的自衛権の行使を容認を可能とする憲法解釈の変更に反対の立場を鮮明死にしていた。与党の中の良識ある勢力として機能するかに見えていた。
その姿勢が突然、君子豹変の如くい一気に変わったのは、明らかに、「飯島発言」が飛び出してからだ。
今回の集団的自衛権をめぐる公明党の「迷走」の近因は、安倍政権のブレーンである飯島勲内閣官房参与が6月10日に米ワシントンでの講演で公明党と創価学会との関係について、憲法の定める「政教分離」の原則に反するがゆえに、公明党に理論的には解党の可能性もあり得るとして「脅し」をかけた、いわゆる「飯島発言」であろう。「飯島発言」は飯島氏が「公明党と創価学会の関係は政教一致と騒がれてきたが、内閣法制局の発言の積み重ねで政教分離ということになっている」として、党と支持団体の関係は憲法の「政教分離原則」に反しないとする政府見解の説明をした。その上で「法制局の発言、答弁が一気に変われば、『政教一致』が出てきてもおかしくない」と続け、公明党を牽制したのだ。
以上、「真価を問われる公明党(2)――「飯島発言」は公明党のアキレス腱なのか? - WEBRONZA+政治・国際 - WEBマガジン - 朝日新聞社(Astand)」より。
← トマトの実が生り始めた。今年こそ、トマト! 昨年は間違って、プチトマトだったのだ。
どう見ても、「飯島発言」は公明党のアキレス腱を痛く突いたようだ。
公明党は当初から、この問題での政権離脱はありえないと、自民党側との交渉の上でのカードをあっさり封印してきた。
ある意味、口ではどれほど「平和主義」を唱えようと、政治上の実際においては、タカ派路線をひた走る自民党と一心同体で突き進む考えでいたのだろうとも憶測される。
飯島発言は、何故に政権から離脱できないかを露骨なほどに世に公然たらしめたということなのだろう。
そういえば、都議会での自民党の(みんなの党の)女性議員へのセクハラヤジ問題でも、与党であるはずの公明党からは積極的な動きは皆無だった。自民党のセクハラ体質を擁護するかのようなだんまりぶり。
平和とか女性の党という看板は、もう看板倒れといういことか。
非常に残念である。きっと小生以上に公明党の支持者ががっかりしているのではなかろうか。
今からでもいい、地方の声を聞き、日本を危ない国に変質させないよう、公明党には頑張ってほしい。
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