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2014/06/29

『問はず語り』情痴の極みの世界

 昨日今日と、久しぶりの連休。朝は、ブラジル対チリの試合を見ようと思っていた……のに、夜中、ついリクライニングシートで居眠りし、目覚めたら延長後半に突入していた。

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← 後深草天皇像(『天子摂関御影』より) (画像は、「後深草天皇 - Wikipedia」より)

 見ると、1対1。ドラマチックな攻守戦の末、PK戦へ。
 最後はネイマールが決めた。こうなるんだね。
 昨日から今日にかけては、天候不順もあり、外仕事はあまりできず。

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2014/06/28

自公に引きずられ 戦争する日本へまっしぐら!

「集団的自衛権」最終案提示 安保政策大きく変更へ(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース」といったニュースが梅雨の空のような憂鬱な雲となって日本列島を覆ってしまった。

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→ カボチャ? スイカ? 実はダメもとでいろんな種類の苗を植えたので、カボチャなのかスイカなのか、自分でも分からない。外見で判断すると…??

「集団的自衛権を巡って政府は、与党側に閣議決定の最終案を提示しました。これまでの安全保障政策を大きく変える閣議決定は来週1日に行われる見通し」だというのだ。
 集団的自衛権の行使容認に向けての解釈改憲の動きには、小生は少しは公明党の平和主義という良識に期待していた。
 でも、あからさまに期待は裏切られてしまった。

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2014/06/26

大西巨人「神聖喜劇」へ!

 梅雨真っ盛りのようだが、確かに梅雨空っぽい空模様のようだが、我が北陸は富山では、ほとんど雨が降らない。ほんの一時、ザッーと降ったことがあったが、あとは晴れか曇り。余儀なく畑には散水。庭にまでは手が回らない。

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← 裏の畑に続く裏の小路。除草剤を撒かなくていいように、砂利道に。

 今日も庭の細長い裏道に砂利を撒いた。ようやく先が見えた気がする。二か月を要した。あと、一回はともかく二回、120キロの砂利を撒くと、通路については、二三年は除草剤を撒かなくて済む…はずである。
 時々は、それでも生えてくる雑草を摘みとる必要はあるだろうが。

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2014/06/24

心がちょっと折れた小さな出来事

 夕方六時頃、出していたワイシャツを取りに自転車を駆ってクリーニング店へ。むろん、次の分もバッグに詰め自転車の前カゴに積んで。

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→ 木村榮一/著『謎ときガルシア=マルケス』(新潮選書) 本日、読了。 (画像は、「木村榮一『謎ときガルシア=マルケス』|新潮社」より)

 早く用事を済ませ、家に帰って、本を読むか、お風呂に入りたい、組合の書類も作らないと、などなど用事があれこれ脳裏をよぎって、自転車を漕ぐ気持ちが急く。
 確かに用事が少なからずあるが、それでも、そんなに焦らなくてもと自分でも思うのだが、気ばかりが逸るのをどうしようもない。

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2014/06/22

「問はず語り」…桂宮家つながり?

 過日読了した道綱母著の「蜻蛉日記」に味をしめたわけではないが、今日から『問はず語り』(玉井幸助校訂 岩波文庫)を読み始めた。

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← 『問はず語り』(後深草院二条/玉井幸助校訂 岩波文庫) (画像は、「紀伊國屋書店ウェブストア」より)

 昔から古文は苦手。本書は、各段毎に大意(粗筋)は示してあるものの、読み下し文があるわけじゃなく、ほとんど文意を掴めなかったりする。
 でも、感じや雰囲気だけでも。

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2014/06/20

コロンビアつながり?

 ワールドカップ日本代表とギリシャ代表との試合を朝、観た。最初から最後まで。
 相手は途中、レッドカードで一人少なくなっている。
 なのに、日本の数的有利を感じることはできなかった。確かに守りを固めたからだが、突破する力に物足りなさを感じてしまった。

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→ 仕事中、運転席の直下まで野鳥が寄ってきた。何か用?

 なんだか、今日は脱力感の一日。
 次は、コロンビア戦。ギリシャやコートジボワール代表より格段に強い相手。グループリーグを突破するには、最低限、勝たないといけないのだが。

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2014/06/18

宇宙最大の爆発天体ガンマ線バースト

 朝からどんよりとした空模様。いつ、降り出してもおかしくない。
 組合の雑用で外出したり、買い物したり、いよいよ降り出しそうな気配のもと、普段着のままで庭仕事に精出したりした。砂利を庭の小路にばらまく作業がメイン。

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← 近所の電線などにハト(?)が無数、留まっていた。こんな光景はここでは初めて。なんか無気味。

 が、とうとう夜に至るも降っていない。
 これだったら、もっと畑や庭仕事をじっくりやったのに! 
 過日、作った駐車場。シートに風に飛ばされないためのビニール紐で固定する作業をやりたかった。。

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2014/06/16

ワールドカップあるいは共生を証しするスポーツの祭典

 連日、2014ワールドカップ(ブラジル大会)の試合を観ている。全試合というわけにはいかないが、それでも地上波で放送されているものは可能な限り。
 予選に出場しているどの国も、第一戦目を終えたところ。

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→ ホタルブクロ…だろうか、夕方、庭を見て回ったら、ちょっと人目につかない奥にひっそりと。

 日本は惜しくも…と云いたいが、圧倒的な差を見せつけられて、2対1という点差以上の負け方をした。
 その日は仕事だったが、幸か不幸か仕事が暇で、車中で試合のほぼ全体をテレビ観戦することができた。
 そして、試合が終わって、単に負けた以上の落胆というか失望を覚えた。

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2014/06/14

富山に地貌を

 久々の連休。本当なら、畑や庭仕事に精出すところだが、昨日はほぼ終日の雨で断念。組合の仕事で外出。関連で、ソーメン販売の手助けなど、雑用仕事。組合と言いつつ、周辺の雑用がいろいろ発生する。

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← 外界から隔絶されたフィヨルド (画像など、詳しいことは、「梅雨空を吹き飛ばす!空から見た美しき世界 ナショナル ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC) 日本版公式サイト」にて)

 今日は午前は不安定な空模様だったが、お昼頃から安定した天気に。空も雨に埃が洗い流されたのか、綺麗に晴れ渡った。早速、庭仕事と思ったが、やはり、組合の雑用で外出。スト権確立の投票結果を会社の掲示板に貼ったり、ソーメンなどの注文を受けたり、組合への要望を聴いたり。

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2014/06/13

ガンマ線バースターの謎へ迫る一歩か

 富山(北陸)は、東京に遅れることわずか一日で入梅となった。
 けれど、予報では降るかもと、何度も告げられていたのだが、ほんのお湿り程度の雨が折々降るだけで、空梅雨なのかなと思っていた。

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← ガンマ線バーストの周辺環境(CG図)。 (画像は、「アルマ望遠鏡で探るガンマ線バーストの発生環境」より)

 畑などは、日に一度は水を遣るが、庭木までには散水は手が回らず、多くの樹木が弱っているのが目に見えて感じられる。とうとう害虫に葉っぱが食い尽くされる椿などの木が現れるなど、困った状況に。
 一昨日、防虫剤をスプレーしたが、百平米以上はありそうな庭の樹木たちには焼け石に水である。

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2014/06/11

有島武郎の周辺の「或る女」

 有島武郎の作品は、『カインの末裔』『小さき者へ』『生れ出づる悩み』などを読んできたが、それなりに、というのが正直な感想。
 だけど、この『或る女』は別格。

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→ 「OL日記 濡れた札束」*加藤彰監督作品 (脚本:宮下教雄 音楽:樋口康雄 出演:中島葵、絵沢萠子、堂下かずき、叶今日子、浜口竜哉、賀川修嗣 1974年/日活) (画像は、「TEA FOR ONE 2008年01月06日」より)

「個性を抑圧する社会道徳に反抗し、不羈(ふき)奔放に生き通そうとして、むなしく敗れた一人の女性の激情と運命を描きつくした、リアリズム文学の最高傑作のひとつ」というが、その解釈や文学史上の位置付けはともかく、島崎藤村の『夜明け前』に匹敵する、世界レベルの小説だと今にして改めて思う。

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2014/06/09

混迷の組合活動

 過日の日記でも書いたように、小生は今、某組合の執行委員長代行の任を担っている。まったく思いがけない事情があっての代行就任である。

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 そもそも、一般論としては組合の存在の意義は理解できるし、労働者の環境が悪化の一途をたどる今日、ますます労働組合の果たす役割の重さは増すばかりだとも思う。
 しかし、まさか自分がその組合に関わり、しかも、当人にどれだけ自覚があるのかはなはだ心もとないとしても、とにもかくにも、責任者の立場に就くとは。

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2014/06/07

『蜻蛉日記』怨念の日記はなぜ残ったか

 本日、午前、洗濯機が届いた。注文して九日め。ようやく。
 その間、浴槽に衣類を放り込んで、シャワーを流しつつ、足踏みで洗っていた。学生時代など、盥(たらい)と洗濯板での洗濯は定番であり、必需品だった。

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 洗濯板こそないものの、学生時代、ジーパンを洗うときのように、足で踏んで、全体重をかけて洗う。踏んだ瞬間、水がドッと勢いよく噴き出す。結構、汚れが落ちているような気がする。
 今でも、富山でも湧水の豊富なところ、湧水を取水する共同の施設のあるところでは、そこで野菜を洗ったり、背托したりしている。水道代は架からないし、体を動かすから、結構な運動で、体にもいいかもしれない。

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2014/06/05

禁じられた遊び?

 つい先日のこと、富山市のやや郊外にある施設を訪れた。
 仕事でのこととて、小生は、お客さんの用事が終わるまで、車内などで待機。
 その場所についた途端、おお、これは! と思った。

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 というのも、その前日の日記で小川のことに触れていたからだ。まるで話題がこの土地を呼んでくれたような(日記「「さらさらと」をさらっと」参照のこと)。

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2014/06/04

純白の線香花火

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← 今年は、昨秋、茎というか枝を大胆に刈り込んだこともあってか、薔薇の咲きっぷりが見事。あるいは、昨年から除草剤をほとんど散布しなくなっているからか。見事な開花ぶり。でも、一つ一つのバラの花は、何処かカーネーションっぽい。ホントは、カーネーション? ってことはないよね。棘も出てるしね。

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2014/06/03

富山市の地貌

 過日、富山市のやや郊外の地域へ仕事で行ってきた。
 郊外…というのは、正確さに欠ける表現かもしれない。なんといっても、富山駅から車で十分ほど。富山市の地図を広げたら、真ん中に近いエリアなのだ。

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 ただ、富山のようなローカルな街だと、車で十分も走ると、その方角によっては、民家の疎らな地域にあっさり至ってしまうのである。
 実際、あと数分も走れば、呉羽山に踏み込んでしまう。

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2014/06/01

「さらさらと」をさらっと

 道綱母の日記『蜻蛉日記』を読んでいたら、「さらさらと」という言葉に出会った(再会した…なのかな)。
 言うまでもなく(?)、中原中也の詩集『在りし日の歌』「一つのメルヘン」での印象的な用法を連想したのである。

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← 春の小川 (画像は、「春の小川 - Wikipedia」より)

 せっかくなので、「さらさらと」という言葉の使われている作品を幾つか、串刺ししてみた。
 他意はない。ただの好奇心の営為である。

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