いのち吹くかくあれかしと思うなり
古典(国語)の世界では、若葉と「新緑」が対応するように青葉には「深緑」が対応するらしい:「日本国語大辞典第二版オフィシャルサイト:日国.NET」
しかし、今、春である。まさに青葉若葉の芽吹くころそのものだ。緑といっても、生き生きとした黄緑色の葉っぱが目に眩しい。
だからこそ、青葉若葉は初夏であり、今頃の時期に使うには早すぎるということなのだろう。
→ 三重カナメの成長の速さに驚き。
先月までは、あるいは今月の半ばまでは、枯れ木のようになっていた木々が一気に芽吹き始めている。
カエデもモミもドウダンツツジも何もかも。
常緑樹の木々には花が咲き誇り、枯れ木には緑の葉っぱが芽吹き出す。
畑仕事へ行こうと、裏の道を通ったら、寝室の外のコンクリートの段の隙間から生えてきているカエデに目が向いた。
← ドウダンツツジも芽吹きだし、鈴蘭に似た小花も咲き始めている。
この小さなカエデは、まさに我が家のど根性カエデなのである。コンクリートの石段の隙間を縫うように、細い幹が顔を出し、枝をも張り出している。
この数年、春になると芽吹きだし、やがて緑へ、そして紅葉へと変化し、晩秋あるいは初冬には枯れたように枝や幹だけの状態になる。
つい最近まで、そんな哀れな状態で、まだ生きているのかなーとちょっとは気にかけていたのだが、それが今朝見たら、ちゃんと芽吹いているのだ。
→ 「八尾カントリークラブ」に至る道の両側に桜並木。
樹木に限らず、植物の生命力の凄味を感じる。
まあ、考えてみるまでもなく、人間に限らず動物に比べたら、もっと長い年月を生き延びてきたのだ。ずっと厳し環境をも潜り抜けてきたのである。逆に、心配しているこちらのほうこそ、儚い命や体を恨むことになるのだろう。
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