健診よりも断崖だよ
要は、雪(や雨)になる雲が太平洋側にあり、北陸や北日本には寒気を伴う高気圧が覆っているというわけである。
そんな中、今日は健診へ。
寄る年波というか、健診のたびに何かしら引っかかる。
なので、健診に向かう足取りは重い(前回も引っかかっているが、病院には行っていない)。
視力(両眼とも1.0以上)や血圧(80台から120台)、などはともかく、体重が増えたし、聴力も右側が弱い。身長は変わっていない(これは当然か)。
血液や尿、検便、レントゲン、バリウムを呑む胃の検査などの結果は後日。
検便の試料採取には(詳しくは書かないが)苦労した。
でも、昨年に続いてなので、ちょっとは技術が向上した。
でも、当日の朝の採取には手間取り(なかなか出なかった)、居間で2時間以上、読書しつつ出る感覚の到来を待った!
→ 昨日のカモ画像の続き。
やや憂鬱な健診が終わったので、帰り、駅前の吉野家さんに寄り、牛丼の並を2個、持ち帰った。ツユだく、生卵付きで。2個といっても、昼食に一度に食べるのではなく、夕食の分も含めて買ったのだ。
自宅での資料待機などもあって、読書だけは進んだ。
ゴンチャロフ作の『断崖〈2〉 (改版)』の最後の200頁を読み、さらに『 断崖〈3〉 (改版)』へ突入。
文庫本全5冊で2000頁以上ある。900頁近く読んで、やっとドラマの山場(テーマ)へ至り付いた。
というより、本書は、ゴンチャロフの農奴制末期のロシアを描く筆致そのものを楽しむべきなのだろう。『オブローモフ』だって、ドラマ性(独りよがりな失恋話がないことはないけれど)は皆無に近いと云えば云えるのだ。
← ゴンチャロフ【作】『 断崖〈3〉 (改版)』(井上 満【訳】 岩波文庫) (画像などは、「断崖 3 - ゴンチャロフ【作】-井上 満【訳】 - 紀伊國屋書店ウェブストア」より)
実際、この第3巻の内容説明にも、「ヴェーラのことが気になって仕方がないライスキー。彼女はどうやら恋をしているらしい。相手は誰なのか。ライスキーはあれこれと思案をめぐらせるが…。登場人物たちの振舞いとやりとり、その冗長とも言える描写にこそ、この長篇の醍醐味がある」とわざわざ註されているのだ!
『オブローモフ』はともかく、『断崖』は、あるいはゴンチャロフファンでないと、付き合いきれないかもしれない。
なので、吾輩は最後まで付き合います!
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コメント
東京は今日の雪予報は外れたけど、まだ孤立集落があったり、やはり温暖化の影響なんでしょうね。温暖化は寒さにも関係するというし。
健康診断ですか、僕は痩せているけど、コレステロールが高いんですよね。
食事なんか朝パンとか食べて、夜まで食べない。夜一杯食べる。
野菜、青物をとらないと。
一人暮らしだと、ついレンジでチンして済む料理になっちゃうんですよね。
弥一さんもお気をつけて!
投稿: oki | 2014/02/21 00:26
okiさん
温暖化の影響は、いよいよ深刻ですね。
富山は、寒さは例年程度なのですが、降雪量が少ない。
雪を降らせる雲じゃなく、寒さを齎す高気圧が北陸などを覆っている。
小生、仕事の日は朝食をしっかり。午後遅めに昼食。そして夜食(オハギやら団子やら)。
問題は、夜半を回って帰宅してからソバやウドンを食べる習慣が付いてしまったこと。
お腹を満たさないと眠れなくなっている。
これが体重増加の原因だと分かっているのですが、やめられない。
日ごろの食事は、電子レンジでチンが多いです。
調理するのが面倒で。
いけないですねー。
お互い、一人暮らしで、自分で自分を守らないといけない。
なかなか難しいけど、なんとかね。
投稿: やいっち | 2014/02/21 22:05