うれしいひな祭り!
本ブログでも書いたが、小生は奥の部屋を念頭に浮かべていた。
三回忌を過ぎても、やや物置状態になっている。開かずの間だし、この際、掃除を兼ねて、部屋の中を片づけることに。
壁際の一角は、古い日記や書類を置きっ放しで、いつの間にか段ボールが虫に喰われ、虫食いの被害は畳にまで及んでいる。
→ 中断から上の眺め。結構、本格的な作り。
箪笥や長火鉢、掛け軸、日記、雑貨の類を片づけ、隣接する西側の廊下も大整理。大掃除。
茣蓙を敷いたり、虫食いの一帯には、家庭用品の店で買ってきたカーペットを敷く。ボロボロになっている障子戸は隅のほうに重ねて、カーテンを敷いたり、使わずにしまってあった襖をはめ込んだり。
机の上には、これまた買ってきたカラーボックスを設置し、父母の日記類、アルバム類を並べる。
この部屋に雛壇を置く。親戚の者が若い頃作った、日本人形なども陳列する。
まさに人形の部屋になるはずだった!
← 「男雛」と「女雛」などの近影。
が、過日、親戚の者たちが来て、雛壇を設置するに際し、場所は吾輩の目論見とはまるで違い、座敷に置くようにと主張する。
どうやら、板戸を開ければ、玄関からも雛壇が見えるのがいいという考え。
なるほど、どうせ飾るなら、できるだけ多くの人の目に触れたほうがいいってことらしい。
そういう発想は小生には浮かばなかった。専用の部屋が出来れば、そのほうがいいとは考えたが、玄関からも眺められるほうがいいなんて、びっくり。吾輩の案は、あっさり却下。
→ せっかくなので、姪っ子の子供のお雛様も雛壇へ!
というわけで、玄関の隣の座敷が本来は一番、外部の目に触れていいのだが、そこは来客用の応接室ということで、今度は小生が難色を示し、隣の奥座敷ということで話が決まった。
ここは、本来は床の間なのだが、空いているということで、一昨年、大きな仏壇を設置した、新しく仏間として鎮座している部屋。
つまりは、仏壇とお雛様が仲良く、一つの空間を占めるというわけである。
雛壇の台は一昨日、設置していったのだが、久しぶりの設置ということで、組み上げるのに結構、苦労していた。
それでも、恰好が付き、今日、姪っ子らが来て、雛飾りを完成させていったというわけである。
姪っ子が生まれるのを祝って吾輩の親が初孫のためにと買い与えたもの。
七段の立派な雛飾りである。
← 「男雛」と「女雛」の背後の雪洞(ぼんぼり)に灯りが付くようで、電気コードが。せっかくなので、灯してみた。背後の金色の屏風に映えて、雰囲気が出るね!
三十年以上も昔、買ったもので、初めの頃は折々、出して飾っていたようだが、段々、仕舞ったままに。
埃をかぶっていたのを、親戚の家が建て替えをした際、置き場所に困り、我が家の蔵に仕舞っておいたのだ。
少々、埃をかぶっていたが、本体は虫に喰われることも、ネズミに齧られたりすることもなく、安泰だった。
正月、雑談の中で、雛飾りを我が家で飾ろうかと、口走り、とうとう今日、飾りつけが一気に進んだ。
雛祭りの節句には、本物の菱餅を置いて、みんなで祝えたらいいな。
当面、雛祭りの日までは飾っておくとして、いつまで飾っておけばいいのか、考えあぐねている。
参考:
「雛祭り - Wikipedia」
「うれしいひな祭り」
「奥の間を人形の部屋に 」
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コメント
私の勤め先にも雛壇が飾られています。職員のものですが、私の雛人形も飾って欲しいと次から次へと・・・計25台ほど飾ってあります。それにしても部屋が沢山ある立派なお宅ですね。
投稿: SILVIAおじさん | 2014/02/08 22:50
SILVIAおじさんさん
雛人形が25台ほども。
これは、富山ニュースものです!
我が家は農家だったので、部屋数だけはあります。
昔は鶏小屋やら馬小屋もあったとか。今は昔の話ですが。
投稿: やいっち | 2014/02/09 15:20