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2013/02/23

やくざとピンク映画の頃

 寒波が来襲している。これが最後の悪足掻きと思いたい。
 ただ、積雪のほうは(富山については)それほどではない。
 一昨日、30分を2度、行っただけ。拍子抜けかもしれない。

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← 樋口尚文著『ロマンポルノと実録やくざ映画 禁じられた70年代日本映画』(平凡社新書)

 2月というのは、例年、タクシー業は暇らしい。
 会社関係は区切りの時期に近づいていて、今月末からは、送別会などが行われることもあるようだが、飲み会の類は減るから、やはり、忙しくなるかもなんて期待は薄い。
 俄然(?)、車中での待機中の読書ばかりが進む。

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2013/02/22

そば屋あれこれ

 東京の神田「やぶ」、並木藪蕎麦、池之端藪蕎麦の3店を称して「藪御三家」というらしい。
 小生は初耳である。
 さらに、蕎麦というと、「藪(やぶ)」「砂場」「更科」が「江戸三大蕎麦」と呼ばれていることも、初耳だった。

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→ 「かんだやぶそば。戦災を受けなかった一角に古い日本建築が残る。(2013年2月に焼失)」 (画像は、「藪 (蕎麦屋) - Wikipedia」より)  

 これらのことは、過日、老舗そば屋「かんだやぶそば」が火事に見舞われ、全国的に大きく報道された、ラジオでも関連する話題として語られていたのを聞きかじったもの。

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2013/02/21

「卑弥呼の墓」?箸墓古墳、初の立ち入り調査

 天皇陵については、10年以上も前、以下のように書いたことがある:

 古代史学者や考古学者ならずとも、箸墓古墳に限らず、天皇陵として宮内庁の管理の下、実質的には風雨と月日に荒れるままになっている現状を憂えている人は多いだろう。
 何故、宮内庁は、天皇陵の学術的研究を許さないのだろう。一部では天皇陵は正に墓であって、神聖な場所であるからとか、あるいは又、天皇陵を研究されることで天皇の出自が明らかになるのが困るからとか、憶測は尽きない(「天皇陵の学術的研究・保存を」参照)。

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← 「箸墓古墳(北西方面から)」 (画像は、「箸墓古墳 - Wikipedia」より)

 悲願でもある現地調査が、このたび、「墳丘の下段を歩いて観察する程度で」、「発掘や土器を取ることは認められ」ないなど、不十分な形であれ、一定の実現を見た。
 一歩とはいかないが、半歩前進とは言えるかもしれない。

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2013/02/20

島崎藤村『夜明け前』を、今、読む(11)

 青山半蔵は不思議な縁故から教部省御雇いとして奉職する身になったのである。田中不二麿の勧めによるものだった。

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→ 青木繁作『わだつみのいろこの宮』(1907年 油絵 180.0 cm × 68.3 cm  石橋美術館) (画像は、「青木繁 - Wikipedia」より)
 半蔵が上京したのは、どこかの古い神社へ行って仕えたい、その手がかりを得たい一心だった。が、徒食を続けることが心苦しくなっている中、平田一派が残る教部省(神祇局の後身)に奉職することを決心したのである。

 が、その教部省を半蔵は半年で辞めることになる。現実の役所は、彼の理想には遥かに遠いものだった。
 役所にいると、ある時、同僚の雑談が半蔵の耳に入ってきた。それは彼の尊信する本居宣長翁のことについてだから聞き流すわけにはいかない。

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2013/02/19

杉の切り株顛末

 今月初め、我が家の守り神的存在だった、大きな杉の木を切った。
 幹が縦に罅割れ、倒壊の恐れが高まったからである。
 日に一度は庭を見て回るのだが、天辺が断ち切られた松、幹を残すのみの杉と、風景は様変わりし、淋しい限りである。

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 杉などを断ち切る羽目に追い込まれたのは、最初は3年前の台風のためだった。
 強風が吹き荒れ、帰宅したら隣家のご主人から電話があり、お宅の杉の木が倒れ、我が家の壁に倒れかかっている、と云われた時は衝撃だった。
 実際にその光景を目にした時は、愕然の一言である。

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2013/02/18

『サイード音楽評論1』の周辺

 「40歳代前半で発表した『オリエンタリズム』(1978)で世界に衝撃を与えて以降、20世紀を代表する思想家の一人に数えられるE・サイード」著の『サイード音楽評論 1』 を読了した。
彼がかつてシェーンベルクの愛弟子E・シュトイアーマンに師事したピアニストで、西洋クラシック音楽に造詣が深いことはよく知られて」いるようだ。
 自身、折々ピアノを弾いていたとか(クラシック音楽は生活の一部だった)。

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→ 過日、法事のため、富山市のやや郊外へ。そのドライブの途中、神通川の土手にて、車を止め、窓を開け、ひんやりした空気を吸う。

「音楽評論をまとめた著書を出版し、音楽学との学際的な講義も行なっており、忌日が偶然にも誕生日にあたるグレン・グールドの熱心な信奉者として知られていた」という(「エドワード・サイード - Wikipedia」より)。

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2013/02/17

「路上小風景」より

 オレはいろんな路上アートを見てきた。
 高田馬場だったかで見つけた電信柱への白いペンキでの殴り書き。
 なんだか「練」って書いてある。どうして練なんだろう。練馬って書きたかったけど、誰かの気配を感じて途中で止めてしまったのか。それとも、もしかしたら「練」だけで完成なのか。
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→ マーク・ロスコ(1903/ロシア-1970/アメリカ)「無題」(1961年 油彩・画布 175.6×137.8cm) (画像は、「福岡市美術館」より)

 何処だったかで見たブロック塀の落書き。黒いペンキで奇妙な文字を連ねている。意味があるのかどうかも分からない。よく見ると、SRTという活字が装飾記号風に描かれていると分かる。それが幾重にも重ねられて描かれているので、一見すると分からないのだ。SRTって何だろう。

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