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2013/10/26

バブルのツケの清算

 台風27号も次第に列島を遠ざかりつつあるようだ。
 台風の余波の低気圧で雨が北陸は富山にもたっぷりと降った。

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→ 呉羽山の中腹から靄に霞む富山市街地を望む。

 風のほうは、土曜日の未明からやや強まってきたが、玄関前の自転車が倒されるほどではない。
 そんな最中、未明ともいえない、丑三つ時過ぎに帰宅し、テレビのスイッチを入れたら、いきなり、津波情報の画面。宮城の沖合地下10キロでマグニチュード7ほどの地震が発生したというのだ。
 天気も経済も健康も、不安の種は尽きない。

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2013/10/25

ドノソとデザイナーベビーと(後編)

 出産に際しては、ある程度の割合で何らかの奇形や異常を持った子が生まれるという。
 その子たちの運命はどうなのだろうか。闇から闇へ?
 ところで、「たとえ非常に低い放射線レベルでの被ばくであっても、生命体には有害な影響がある」といった研究が学術誌にて発表された(「低放射線被ばくで深刻な健康被害」仏米科学者が学術誌に発表/サイエンス・デイリー(11月13日) フランスねこのNews Watching」より)。

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← ドノソ著『夜のみだらな鳥』(鼓直訳 集英社 1984) (画像は、「ドノソ著『夜のみだらな鳥』へ 壺中山紫庵」より)

 東電福島第一原発の事故で福島に限らず、相当広い範囲での放射能汚染による影響が懸念される。
 あるいはすでに現実の事態として発生しているやもしれない。
 その中の一つの事象として、奇形の問題もありえるわけである。

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2013/10/24

ドノソとデザイナーベビーと(前編)

 組合の定期大会に向けての準備作業をしつつ、時間を割いてはホセ・ドノソ著『夜のみだらな鳥』(鼓直訳 集英社)を読み続けている。いよいよ面白さの絶頂へ。というより、ドノソの文章や世界に馴染んできたようだ。
 こんな世界に浸るのは問題があるのかもしれないが。

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← ホセ・ドノソ[著]『境界なき土地』(寺尾 隆吉【訳】 水声社) 「大農園主ドン・アレホに支配され、文明から取り残され消えゆく小村を舞台に、性的「異常者」たちの繰り広げる奇行を猟奇的に描き出す唯一無二の“グロテスク・リアリズム”。バルガス・ジョサに「最も完成度の高い作品」といわしめたチリの知られざる傑作」だとか。小生は未読。『夜のみだらな鳥』を読み終えたら、次はこれだ!(画像や文章は、「境界なき土地 - ドノソ,ホセ【著】 紀伊國屋書店ウェブストア」より)

 小生は他人事ならず、ドノソの世界には(そして『百年の孤独』のマルケス世界にも)強い関心を持って向かわざるを得ない。

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2013/10/23

我が家で一番、古い本(後編)

(前編より)燃えるゴミの日が来るたびに他の一般ごみと一緒に出した。あるいは近所の人が持ち去っていくのを手をこまねて眺めていた。

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→ 父母の寝室の壁面に組み込まれている書棚。ここも今は我が蔵書で埋まっている。埴谷雄高全集などが鎮座している。本来ならここに夏目漱石全集を並べたかった。

 だが、或る日、段ボールの中をじっくり観察したら、埃はさすがに被っているものの、段ボールの腐食ほどには中の本は傷んでいないことに気付いた。

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2013/10/22

我が家で一番、古い本(前編)

 我が家にある一番古い本は、詳しく調べたわけではないが、間違いなく父の蔵書。
 洗面所というか、玄関の隣の一角にある書棚には、古い本が詰め込まれていて、パッと目に付いた本でも、昭和31年版の石原慎太郎著『太陽の季節』や、昭和28年版の吉川英治著『三国志』全巻、獅子文六など、あれこれとある。

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← 父の蔵書の中から。父も昔は、石原慎太郎なんて読んだのか。そういえば、今は見当たらないが、石坂洋二郎の本も立派な書棚に収まっていたっけ。ガキの頃、こっそり覗いては、エッチなシーンを探していたものだ。

 三国志は箱入りの立派な本。さがせばもっと古い本も見つかるに違いない。
 但し、恐らくはせいぜい遡っても戦後数年を経てからのものに限られるだろう(古書店で入手したような古い本は別格)。

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2013/10/21

ドノソ著『夜のみだらな鳥』へ

 組合の役員をしている都合もあり(文書作成担当)、自宅でも仕事しているような状態。
 定期大会が間もなくなので、書類作成の土壇場に来ている。

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← ホセ・ドノソ著『夜のみだらな鳥』(鼓直訳 集英社 1984) 帰郷した5年半前、辛うじて残っていた。以来、書斎の奥の棚に鎮座。閉め切られた狭い一角には、滅多に足を運ばないのだが、それでも、何かの書類を採りに行く際には、嫌でも目に付く。この本が吾輩をじっと見下ろしているような感覚に襲われる。

 初めての文書ばかりなので、手探りで、まさに暗中模索である。
 それでも、時間を掻き削っても本をちびりちびりだが読む!

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2013/10/20

オースター『ムーン・パレス』再び

 昨日、ポール・オースター著の『ムーン・パレス』を読了した。恐らく、4年ぶりで、再読である。
 組合の定期大会が近付いていて、その準備に大わらわな中、時間を掻き削るようにして(やや大げさ)、数日を費やして読んだ。

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← ポール・オースター/著『ムーン・パレス』(柴田元幸/訳 新潮文庫)

 長編ではあるが、せいぜい500頁あまり。しかも、書き手はオースターなので、読ませる。読む手を置かせない。それなのに、結構、日にちを費やすことになった。最後はさすがに一気だったが。

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