« 2013年1月13日 - 2013年1月19日 | トップページ | 2013年1月27日 - 2013年2月2日 »

2013/01/26

島崎藤村『夜明け前』を、今、読む(9)

 その呼び名には未だ慣れない東京に新帝も無事に着き、東京城の行宮(かりみや)西丸に着御(ちゃくぎょ)したもうたという知らせも馬篭に届くころだった。馬篭の宿場界隈では、子供たちは、戦(いくさ)ごっこに夢中だった。

S953

→ 関秀夫著『博物館の誕生―町田久成と東京帝室博物館』(岩波新書)

 ある子供が長州、別の子供は薩摩、また何処かの子供が土佐とかで、戦ごっこをするわけである。中には尾州の役を引き受けるものもある。が、会津の役にだけは誰もなりたがらない。大事な宝物を褒美にして、やっとしぶしぶ会津を演じる…。無論、みんなで会津を崖っぷちへと追い詰めていくのである。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

続きを読む "島崎藤村『夜明け前』を、今、読む(9)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/25

三浦 佑之著『古事記を読みなおす』読了

 過日、日記に書いた事情で、何をやっても心は上の空状態である。
 知り合いにいろいろ知恵を求めるが、なかなかいい案が浮かんでこない。

9784480065797

← 三浦 佑之 著『古事記を読みなおす』 (ちくま新書) 「日本書紀には存在しない出雲神話がなぜ古事記では語られるのか? 序文のいう編纂の経緯は真実か? この歴史書の謎を解きあかし、神話や伝承の古層を掘りおこす」! 著者の主張するように、もうそろそろ明治維新直後の頃、日本の近代化のためにでっち上げられた記紀神話から卒業してもいい頃だろう

 本を読んでいても、いつもなら数頁も読まないうちに睡魔が襲ってくるのに、心配事が脳裏を駆け巡り、そのうち頭がカッカしてきて、頁をめくる手が止まっていたりする。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

続きを読む "三浦 佑之著『古事記を読みなおす』読了"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013/01/24

島崎藤村『夜明け前』を、今、読む(8)

 西からは、岩倉具視(いわくらともみ 1825-83)の子息らを総督とする東山道軍がやってくる。江戸城攻撃の一行が木曽を通るのである。半蔵らは、そのための準備を骨身を惜しまずする。松明一万把の仕出しなどを村民を励ましつつ、王師に応じようというのだ。新しい春がもうすぐそこにやってくる、半蔵はそう信じて疑わない。

 新政府は地方の人民の応援なくしてありえない。人民の信頼を勝ち得るために、この度の進発は、「諸国の情実を問い、万民塗炭の苦しみを救わせられたき叡旨(えいし)であるぞ」という触書も出たりする。未だ、諸藩の向背のほどは新政府も測り難いものがあったのだ。

 苛政に苦しめられたものの訴える先は、本陣であると新政府は指定してもいる。あるいは諸藩の藩主等が勤皇の意志を表明すべき場所として指定されたのも本陣だった。庄屋であり問屋をも兼ねる名家である半蔵の本陣の負う責任は重いのだった。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

続きを読む "島崎藤村『夜明け前』を、今、読む(8)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/23

増加傾向を示す「雷日数」

 19日だったか、ラジオで「富山の雷日数は過去3番目 - NHK富山県のニュース」といったニュースに接した。
「富山地方気象台が去年1年間に、雷を観測したのは47日で、気象台が観測を始めた昭和14年以降、3番目に多くな」ったとか。

280pxlightning_over_oradea_romania_

← 落雷の光景 「雷とは、電位差が発生した雲または大地などの間に発生する光と音を伴う大規模な放電現象」のこと。 (情報や画像は、「雷 - Wikipedia」より)

 気象庁によると、「富山の47日は、最も多かった金沢地方気象台の66日や、福井地方気象台の50日、秋田地方気象台の49日に続き4番目に多くなってい」るという。

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富山(市)情報へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

続きを読む "増加傾向を示す「雷日数」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/22

雨の話…どころじゃない!

 今日は終日の雨だった。
 まだ夕方だけれど、日付が変わっても雨は降り止みそうにない。
 氷雨という言葉を使いたくなる、寒く冷たい雨。
 何か訳もなく憾みたくなるような雨だけれど、一月と云う時期を思えば、雪であって不思議でないわけで、底冷えのする寒さであっても、まだ良しとしないといけないのだろう。

  サルバトーレ・アダモが歌ってヒットした曲に、「雪が降る(Tombe la neige)」がある。作詞・作曲も自身によるもの。

雪は降る あなたはこない 雪は降る 重い心に むなしい夢 白い涙 鳥は遊ぶ 夜は更ける あなたはこない いくら呼んでも 白い雪が ただ降るばかり♪」
 日本語詞は、当代の売れっ子だった安井かずみ氏による(以下の訳詞は、「もっとボーカル! - サルバトーレ・アダモ - 雪が降る」を参照のこと)。

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富山(市)情報へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

続きを読む "雨の話…どころじゃない!"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2013/01/21

SANAA(サナア)にゾッコン

 土曜日だったか、暇の徒然にNHKテレビを見ていた。
 観たのは、世界で高く評価されている、SANAA(サナア)という名の建築家(コンビ)の特集番組である。

New_museum_photographed_from_prince

→ 「ニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アート」 もとは別の場所にあったが、「2007年12月にマンハッタンのバワリー地区プリンス通りに移転し、再開館した。新しい建物は日本の建築家、妹島和世・西沢立衛(SANAA)とゲンスラーによって設計され、展示スペースが大きく拡張された」もの。ほとんどスラム街のような地区で、犯罪も多発していた地域。なので、建築(設計)に際しても、厳しい制約があった。 (画像は、「SANAA - Wikipedia」より)

 SANAAは、妹島和世(せじまかずよ)と西沢立衛(にしざわりゅうえ)による日本の建築家ユニットで、プリツカー賞、日本建築学会賞2度、金獅子賞他多数受賞しているとか。
 最近はともかく、近年までは日本より海外での評価が高かった。
 建築にはあまり興味を抱かない小生の関心をも惹いたのだから凄い ! ?

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

続きを読む "SANAA(サナア)にゾッコン"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/20

1964年の東京オリンピックから2020年招致を考える

 三浦 佑之 著の『古事記を読みなおす』 (ちくま新書)を読んでいたら、1964年開催の東京オリンピックについての話題が出てきた。
 せっかくなので、ここで1964年の東京オリンピック、さらには、2020年開催東京招致について呟いてみたい。

Poster01

→ 画像は、「JOC - 東京オリンピック 1964」より。

 2020年のオリンピック東京招致への動きが活発化し始めている…らしい。
 少なくとも関係者や東京近辺の方々を中心とする一部においては。
 小生は1954年生まれなので、1964年の東京オリンピックは、我が家に来たばかりのテレビに、家族みんなでかじりつくようにして<観戦>したものだ。
 重量挙げにレフリングに柔道に男子や女子体操に女子(男子も)バレーボールに、最後は、円谷幸吉が力走したマラソン。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ
にほんブログ村 本ブログへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

続きを読む "1964年の東京オリンピックから2020年招致を考える"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2013年1月13日 - 2013年1月19日 | トップページ | 2013年1月27日 - 2013年2月2日 »