« 2013年1月6日 - 2013年1月12日 | トップページ | 2013年1月20日 - 2013年1月26日 »

2013/01/19

竹箒と読書と

 木曜夕方からの雪が降りやまない。
 断続的に降り続いていて、金曜日も、ほんのひと時、止むことはあって、止むのかとぬか喜びをさせた挙句、嘲笑うかのように、また大粒の雪が舞う。

9784480065797

← 三浦 佑之 著『古事記を読みなおす』 (ちくま新書) 「日本書紀には存在しない出雲神話がなぜ古事記では語られるのか? 序文のいう編纂の経緯は真実か? この歴史書の謎を解きあかし、神話や伝承の古層を掘りおこす」! 著者の主張するように、もうそろそろ明治維新直後の頃、日本の近代化のためにでっち上げられた記紀神話から卒業してもいい頃だろう。「記」と「紀」は別物、水と油なのである。

 午後、竹箒で庭を掃いて回った。
 日中でも零度をわずかに上回る気温だったため、雪はふわふわしていて、積雪十数センチほどの雪は、面白いように、掃き飛ばされていく。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ
にほんブログ村

続きを読む "竹箒と読書と"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/18

夕焼けの赤から羊水の記憶へ

 過日、夕焼けは何故にサウダージ(郷愁の念)を掻きたてるのだろうという呟きを見た。
 小生、俗説なのかと思われるが、夕焼けの赤は羊水の赤の記憶…それとも羊水の中で生を営み始めた体験が脳髄のずっと深くに刻まれているからだ、という説を糸口に随想風な短編を綴ったことがあった。

4005007244

→ 小原 嘉明【著】『進化を飛躍させる新しい主役―モンシロチョウの世界から』(岩波ジュニア新書) 昨日、車中にて本書を読了。生物学の研究者を志す人にも、門外漢に終わった小生にも、興味深い本である。

 夕焼けの赤…
 燦々と降り注ぐ陽光を目を閉じて感じてみる、すると瞼が真っ赤なのが分かる。血の赤が透けて見えるのだ。
 手のひらを翳して太陽を見やると、手のひらに血の流れているのを直視することができる。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ
にほんブログ村

続きを読む "夕焼けの赤から羊水の記憶へ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/17

島崎藤村『夜明け前』を、今、読む(7)

 いよいよ島崎藤村の『夜明け前』も今回より第二部に入る。

 時代は大きく動いている。幕府の中にも参勤交代を復活を試みるなど、揺り戻しを試みる動きが出たりする。このままの動きを座して眺めていれば、武家屋敷などがなくなり、江戸の町が衰亡すると憂える人も、町の中にはいるのである。

431pxharunobu_guckspiegel

→ 「鈴木春信画。眼鏡絵を覗く様子を描く。画面上部に設けられた色紙形には、高野の玉川を詠んだ弘法大師の和歌が記され、眼鏡を通して見ている絵も高野の玉川と見られる」 (情報及び画像は、「眼鏡絵 - Wikipedia」より)

 第二部(上巻)冒頭、円山応挙なる名前が目に飛び込んでくる。
 応挙(1733-95)とは江戸中期の画家であり、狩野探幽の流れをくむ画家に入門して絵を学んだ人である。が、彼は「眼鏡絵(めがねえ)」の制作を通して西洋画と出会い、写実的な画風に傾いていった人でもある。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ
にほんブログ村

続きを読む "島崎藤村『夜明け前』を、今、読む(7)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/16

庭の雪山を崩したぞ

 今日は曇天が当たり前の富山には珍しく、穏やかな晴れの一日。
 日中は、5℃から7℃の予報。
 なので、久々に洗濯物を外に干した。

Sscn2408

← 11日の立山連峰。今日の立山はもっと凄い景観を呈している。

 外に干す…実に爽快である。
 毛布と併せて使っているタオルケットも選択。
 衣類も、水色のタオルケットも、物干し竿で気持ちよさそうに、揺れている。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ
にほんブログ村

続きを読む "庭の雪山を崩したぞ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/15

洞窟壁画は白鳥の歌なのか

 デヴィッド ルイス=ウィリアムズ著の『洞窟のなかの心』(港 千尋訳 講談社)を読了した。
 ラスコーやアルタミラなどの古くから知られる洞窟画、さらに1990年代という比較的近年に発見されたショーヴェ洞窟の壁画など、洞窟画の芸術性はもとより、そもそもの成り立ちの謎への興味は尽きない。

Chauvethorses

← 「ショーヴェ洞窟の壁画」 (画像は、「ショーヴェ洞窟 - Wikipedia」より)

 特に、ショーヴェ洞窟の壁画は、「世界最古にして高度に発達した技法や表現で世界を驚かせ、旧石器時代芸術に新たな光があたることになった」(本書の訳者解説より)のである。


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ
にほんブログ村

続きを読む "洞窟壁画は白鳥の歌なのか"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/14

雨の日には創作など

 今日は、富山は幸いに雨である。
 未明にトイレで起きたのだが、窓を開けなくとも、雨音で雪じゃないことが分かる。

 トイレの窓を開けて、外を眺めてみたら、ざーという雨。

4005007244

→ 小原 嘉明【著】『進化を飛躍させる新しい主役―モンシロチョウの世界から』(岩波ジュニア新書) 車中の友にと、昨日から持込み、読み始めた。一つ、謎を解明するごとに、別の疑問難題が浮上してくる。研究はその繰り返しのようだ。

 これが雪だったらと思うと、ぞーとする。
 きっと降雪は今日の夕方までに三十センチほどになっていたかも。

ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ
にほんブログ村

続きを読む "雨の日には創作など"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013/01/13

灯油配送と『月の沙漠』と

 過日、[mixi]を覗いていたら、以下のようなつぶやきがあった:

灯油屋さんのトラックが『月の沙漠』のメロディーを鳴らしながら来るんだけど、この季節、なんというか、物悲しく寒々しい(´・ω・`)

800pxmoondesert_onjuku

← 「月の沙漠記念館から程近い海岸に建てられている、ラクダに乗った王子と姫をあしらった像」 (画像は、「月の沙漠 - Wikipedia」より)

 我が富山市は、雪国の端くれ。当然、トラックでの灯油の販売(配送)の光景は折々目にする。
 昨年11月末には、早々に灯油を配送してもらったものだ。

ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ
にほんブログ村

続きを読む "灯油配送と『月の沙漠』と"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2013年1月6日 - 2013年1月12日 | トップページ | 2013年1月20日 - 2013年1月26日 »