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2013/06/01

粉骨砕身そして鬼哭啾愀

 この頃よく夢をよく見る。
 明日への夢ではなく、過去の亡霊が化けて出てきたような夢。
 夢というより夢の骸と云うべきか。

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← 「相馬の古内裏」(歌川国芳画)。滝夜刃(滝夜叉)の操る巨大な骸骨と戦う大宅太郎光圀を描く。 (画像は、「骸骨 - Wikipedia」より)

 暗幕の陰で骸骨が躍っている。
 裸だからか、滑稽で惨めな姿。淋し過ぎる。隠しようがない。せめて浴衣でも羽織って、風流を気取ればいいのに、輝く骨身を自慢したいのか、コツコツ音を鳴らせながら、誰も見ていないことをいいことに、踊り狂っている。
 狂っているだけなのかもしれない。

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2013/05/31

梅酒作り終わった!

 富山には珍しく、晴天の日が十日ほども続いた。
 そんな晴れ続きの日々も終わりが近づく頃、小生はせっせと梅酒作りに励んだ。
 まずは、梅の実の収穫。

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→ 梅酒作りの作業も終わって。3ビンと小さなビン一個も! このほかに、3年ほど前からの梅酒が蔵置。当分、梅酒をちびりちびりできる!

 これが大仕事で、脚立に登って三時間ほどの作業だった。
 梅の木の下には、さすがに死体は埋まっていないものの、ツゲやら何やらの草木が密生している。
 そもそも脚立の足場を設定すること自体が困難。

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2013/05/30

路上の砂利

 コーヒーゼリーの中に煌めくもの。
 一閃する光。
 気が付く間もなくダークブラウンの闇に溶けていく。

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 闇の海に黒い影が過る。
 コーヒー豆? ブルーベリーの実? 葡萄の実?
 干し葡萄のように皺くちゃな粒が数知れず、濃密な闇に蠢いている。

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2013/05/29

富山に金山があったなんて、初耳だ!

 竹島 慎二編著の『富山県 謎解き散歩』は、仕事の都合上、富山のことを少しでも知りたくて、車中で勉強を兼ねて読み始めていた。
 仕事でなくとも、富山に帰郷して数年、出不精(デブ症じゃない!)で、未だほとんど箱入り中年の小生、追々あちこちに出没するための手がかりともしたかったのだ。

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→ 薔薇の木をグリーンカーテン代わりにするなんて、贅沢の極みかもね。これでも、枝をかなり断ち切った。車道にぐっと伸び垂れてしまっていたので。

 本書についての内容案内によると、「蜃気楼、立山連峰、黒部峡谷、越中売薬、五箇山合掌集落から、ホタルイカ、雷鳥、ます寿し、チューリップ、おわら風の盆まで。神秘の海、天空の楽園。越中富山は「天然の円形劇場」だ。」とある。
 このうち、「越中富山は「天然の円形劇場」だ」と喝破したのは、ウォルター・ウェストン(Walter Weston, 1861年12月25日-1940年3月27日)である。


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2013/05/28

ルソーの「告白」の頃のこと

 ルソーの「告白」を読んだ頃のこと。
 俺はあの人に恋していた。彼女の働く会社の倉庫でアルバイトしていた。
 忙しいときは、顔が上気して真っ赤になるほどに忙しいが、暇なときは、倉庫に居ると、チリ一つの音すらしない。

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 通常の入出庫作業がないときは、社員のいる事務室へ入り込んだりもするが、大概は倉庫の片隅で読書に耽る。
 無論、他のアルバイトがいないときは、である。
 いる時は、さすがに仕事しているふりをする。

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2013/05/27

ブランショを知った頃

 モーリス・ブランショ 著の『来るべき書物』(粟津 則雄 翻訳 ちくま学芸文庫)を読み始めている。

 ブランショの名を初めて知ったのは、大学生になって間もない頃だった。
 実存研(実存主義研究会)に誘われるがままに、加入したというより、入り浸るようになった。

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← アルベルト・ジャコメッティ スイス出身の20世紀の彫刻家。(画像は、「アルベルト・ジャコメッティ - Wikipedia」参照)

 数人の小さな、緩やかな会で、学生運動が下火になり、相前後するように流行ってきた実存主義への関心が自分にもなかったわけではなかったから、流れとしては不自然ではなかったのだが、例によって小生自身の主体性の欠如が大きな誘因という皮肉な事情に変わりはない。

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2013/05/26

淋しかった ぼくの庭に バラが咲いた

 5月24日、25日と連休だった。
 月に二度ある連休。有意義に過ごしたかったが、前日の日記にあるような野暮用だったり、会社の雑用に時間が奪われたり、意にそぐわない過ごし方となってしまった。

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→ 25日(土)撮影。満開?

 ただ、24日には、思い切ってプールへ行った。
 行けると思ったら、行っちゃう。用事は、そのあと、時間との競争の中で果していけばいい…
 実際、特に24日は慌ただしい限りの一日となった。

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