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2013/03/09

「画鬼・河鍋暁斎に驚倒!」へ

 昨日の日記にも書いたが、一昨日より、車中にて狩野博幸/河鍋楠美著の『反骨の画家 河鍋暁斎』(新潮社)をめくり始めた。
 ほー、というため息ばかり。

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← 河鍋暁斎「閻魔大王浄玻璃鏡図」 真実の姿を映し出すはずの鏡に、美しいままの姿が映って、びっくり仰天する閻魔大王らの面々! 暁斎ワールドパワー炸裂! (画像は、「河鍋暁斎 本画Ⅰ Kyosai01」より)  「画鬼・河鍋暁斎に驚倒!」参照。

 凄い絵師がいたものだ。
 北斎だけじゃないのだ。


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2013/03/08

ツルゲーネフからゴンチャロフへ

 株価が順調に(あるいはバブル気味に)上昇していて、リーマンショック以前の株価を回復したとか。
 与党筋はもちろんだが、テレビなどマスコミも景気がよくなりつつあると、煽るような論調。
 現実はどうかというと、一気に円安に振れたせいで、ガソリンや灯油はもとより、輸入品や輸入に頼る原材料が多い商品が値上がり。

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→ ツルゲーネフ【著】『猟人日記抄』(工藤 精一郎【訳】 未知谷) 「本作『猟人日記』にインスピレーションを得てトルストイは『森林伐採』『三つの死』など、チェーホフは『葦笛』『猟兵』、国木田独歩は『武蔵野』、島崎藤村は『千曲川のスケッチ』を書き上げた。ありのままの自然と人間の姿を素直に知ろうとする自然主義文学がここから始まる」とか。そんなことより、ツルゲーネフの表現力の卓抜さ、ユーモラスでもある自然や人物描写を楽しむべし!

 上がって嬉しいのは、今のところ、気温だけである。
 昨日など、五月の陽気だった。

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2013/03/07

カルビーのベジップス!

 つい先日、食事しつつテレビを漫然と見ていたら、耳寄りな情報が。
 観たのはテレビCMで、最初は注意していなかったので、中途からのシーンだったが、小生の中の勝手な理解では、乾燥野菜をお菓子(スナック菓子)にしたような商品。

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← 「ベジップス 玉ねぎ かぼちゃ じゃがいも」 (画像は、「カルビー株式会社」より)

 名前(商品名)さえ、銘記しきれなかったが、野菜嫌いの小生には、うってつけの商品だと、翌日、早速、スーパーで買い求めようとした。
 店内をあちこち探し回ったが、見つからない。

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2013/03/06

クモから水へ

 まだ春が来たわけではないが、昨日は啓蟄だったし、昨日今日と日中は十℃を越す天気である。
 春の到来を告げるのは、我が家では二口コンロだ。
 二口のうちの一つは、冬の間も快調だったが、もう片方は、冬は点火しなかったのが、暖かくなると、段々、点火するようになってくる。

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→ 車道側から山茶花越しに我が家の内庭を望む。竹垣の朽ちようとったら!

 この怠慢な奴は、(ガスそのものは出てくるので)調理に必要な際はマッチで点火していたっけ。
 そもそもコンロ自体、購入してから四半世紀以上、経っていて、とっくに交換の時期が来ているのだが、先立つものがなくて、だましだましの使用である。

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2013/03/05

痛い、されど久しぶりに絵画エッセイ

 昨日、春の到来を実感させるような快晴。
 せっかくの天気なので、図書館へ行き、予約してあった本を借りに。
 ゴンチャロフの『オブローモフ』である。

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→ コンポストを覗きこもうとする猫。いろいろ残飯を捨てるから、匂いが漂うんだね。御免ね、蓋、閉まってて。

 学生時代読んで、その世界に惑溺した。小生に思い切りがあれば、ホントに浸ったかもしれない。
 生憎、怠惰な日々といった一時期を過ごしただけに終わったが。
 でも、今もその夢は捨てていない。
 30年以上ぶりに、再読して、夢を夢見る。

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2013/03/04

藤村『夜明け前』を読了して

 島崎藤村の『夜明け前』を過日、読了した。
 11年ぶりで、通算、三回目。
 初めて読んだのは、若い頃だったが、体力と意地で読んだようなもので、味わうより、読むこと自体が目的化していた。中央公論社の日本文学全集の中の一巻で、ドストエフスキーの作品などのようには、一気呵成に読めず、難行苦行した印象だけが残っている。
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 二回目は、11年余り前。
 その時は、敢えて中身を要約しつつ、ゆっくりじっくりを心がけて読んだ。それでも、二か月ほど。その頃は藤村の小説群を読み漁り、読み浸っていて、藤村の世界に少しは馴染んでいた。
 だからこそ、肝心の代表作である『夜明け前』を味読したかったし、楽しみたかった。
 そして、その日本文学の中でも際立つ独自性と先進性、何より物語る構想の骨太さを思い知った。

 今回は、四か月以上を費やして読み進めた。またいつか、それほど遠くない将来、読み返したい。今度は、木曽路を旅しながら!

 以下、前回、読んだ時の感想文を載せておく(掲げた画像は全て、小生が利賀村で撮影したもの)。

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2013/03/03

利賀村から遥か馬籠宿を想う

 過日、利賀村へ行った。但し、お客様の送迎という仕事である。
 それでも、小生には初めての利賀村ツアー。
 その日は、春の陽気で、各地で春一番が吹き荒れた。運転したのは大型のワンボックスカーなので、風の影響をもろに受ける。車体が揺れるし、車線の中で右往左往 ! ?

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→ ツルゲーネフ【著】『猟人日記抄』(工藤 精一郎【訳】 未知谷) 「本作『猟人日記』にインスピレーションを得てトルストイは『森林伐採』『三つの死』など、チェーホフは『葦笛』『猟兵』、国木田独歩は『武蔵野』、島崎藤村は『千曲川のスケッチ』を書き上げた。ありのままの自然と人間の姿を素直に知ろうとする自然主義文学がここから始まる」というが、まあ、そんな固いこと抜きで、久しぶりにツルゲーネフの世界を楽しむ。実際、いままでツルゲーネフの小説を読んで独歩や藤村を想ったことはまるでなかったし。それでも、藤村らに影響を与えたとあっては、再読しないではいられない!

 峠道を十キロ以上も走行する。道の片方は急斜面で、片方は崖下。
 山の奥のほうなので、里のほうより気温が低い。雪が心配されたが、このところのやや暖かめな雨や気温のせいで、路面には雪はない。凍結の心配もなかった。

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