立山を背に畑仕事
これらでも足りず、梯子やら天秤棒(← 何故、我が家にこれがあるのか?)やら板戸などをも重しに。
どうみても不格好である。
そこで新たな留め金具をホームセンターで見つけ、先日来、新たに養生シートの隅に止める作業に没頭。探せばなかなかいい用具があるなと感心させられた。
それだけ、先人が苦労し工夫を重ねてきたということか。
← 岡本 綺堂【著】『 岡本綺堂随筆集』(千葉 俊二【編】 岩波文庫) 綺堂は、明治5年に東京・芝高輪に生まれた。小生は高輪に9年ほど住み暮らした。その縁もあって、島崎藤村に傾倒したが、綺堂は小説を読んで、解説などを観て初めて知った。だったら、せっかく高輪や白金、芝、三田界隈に住んでいたんだから、もっと地元探訪したものを。惜しいことをした。
とにかく、冬に向けての外仕事は庭仕事(主に剪定や刈り込み)も畑仕事も終えた。
そう、文字通り終えたのである。終わったのではない。それこそ先人の知恵や経験に学んで、ちゃんとしたやり方で剪定を行っているわけではないので、松などは人には見せられない不格好さ。
それでも、杉や泰山木を含め、枝を可能な限り削ぎ落としたので、雪で枝が、やがては本体が苦しむ恐れは軽減はされたと思う…思いたい。
昨日の営業は珍しく忙しく、帰宅したのはいつもより遅めの三時半。あれこれ片づけをやっていたら、五時を回ってしまった。
ほんの二時間ほどで目覚めてしまい、朝刊を読んだり、テレビを観たり。本を読もうとしたら寝入ってしまった。
昼前、遅めの朝食(兼)昼食を摂り、そのあと、上天気で外出日和なのに、家に閉じこもっての畑仕事と相成ったわけである。
そのあとも、買い物や洗濯。ようやくじっくり本を読めるようになったのは、外がすっかり暗くなった五時前である。読んでいるのは、相変わらず、イアン・スチュアート著の『数学で生命の謎を解く』である。期待に違わず面白い。
ところで、車中での待機中には、昨日から岡本綺堂著の『 岡本綺堂随筆集』を読み始めた。
そう、『半七捕物帳』で有名なあの岡本綺堂である。
← 岡本綺堂『江戸の思い出 綺堂随筆』(河出文庫 河出書房新社) 拙稿「岡本綺堂『江戸の思い出』あれこれ」を参照のこと。
この作品は大好きでいろんな編集のもので読み返している(彼のファンは多く、作家にもファンがいるので、そういった人が自分好みの作品集を編集するわけである。たとえば小生は、昨年、『読んで、「半七」!―半七捕物帳傑作選〈1〉』(北村 薫 宮部 みゆき【編】 ちくま文庫 筑摩書房)などを読んだばかり)。
小説もいいが、随筆も好きである。といいつつ、随筆は、『江戸の思い出 綺堂随筆』(河出文庫)に次いで、二冊目。
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