忙中閑あり…ならいいのだが
なので、チェーンソーを持ち出し、脚立を設置して、車道に南面する一角の選定作業開始。
夏場は繁茂するままに任せていたのを、チェーンソーの唸る音も凄まじく、一定の高さまで刈り込んでいく。
下草というか、笹の葉が茂っていて、剪定鋏でばっさばっさ。
それほど寒い陽気ではないが、それでも、十数度という気温の中、汗が滲み始め、次第に汗だくになっているのを感じる。
結構な力仕事。時に強引に切り込むこともある。
始めると、意地になってしまう。ああ、ここもだ、あそこもだ、と手を入れなきゃという箇所が目立ってしまい、庭中をうろうろしながら、ムキになって、作業してしまう。
いつしか、柿の実の収穫作業は、今回は見送ることになっていた。
昼過ぎに始めた作業に区切りをつけた頃には、もう四時近く。
午前中、既にタオルケットなどを洗濯したのだが、庭仕事のあとも作業着などを洗濯。
作業全般が一応、落ち着いたのは、四時半頃か。
やっと本が読める…と思ったのも束の間、疲れもあって、リクライニングシートに体を横たえた途端、寝入ってしまった。
目が覚めると宵闇が迫っている。脇に置いてあった本を繙く。
スティーヴン・ウェッブ著の『宇宙物理学者がどうしても解きたい12の謎』(松浦 俊輔【訳】 青土社)である。
← 裏道のツワブキ。誰も見ることのない裏庭の一角にひっそり。
一方、昨日から車中では、三木成夫著『胎児の世界 - 人類の生命記憶』を読み始めた。名著中の名著。
図書館で借りて、買って読んでと、これまで三度、読んだ。今回は四度目。東京の宿を引き払った際、蔵書を処分して、三木関連の蔵書も失ったので、本書を改めて買い求めたのだ。
忙中閑ありとはいかないが、車中での待機中、ちびりちびりと読んでいく。
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