気が付けばホトトギスの季節に
今日は、畑のほうは一休みして、庭木の手入れを少々やった。
玄関にチェーンソーとヘッジトリマーをこれ見よがしに(?)置いてある。
→ 庭仕事のため、庭を見て回った。すると、杜鵑草 (ほととぎす)の花が咲いているのに気付いた。少なくとも二か所で。今年も秋なのである。「季節の花 300 杜鵑草(ホトトギス)」によると、「杜鵑」とも書く。 鳥のホトトギスの方は「不如帰」と書くとか。これが、「杜鵑花」と書くと、「さつき」と読み、まるで違う樹木名となってしまうから、ややこしい。
チェーンソーは、年初、南西角にある杉の巨木の幹が雪の重みで縦に裂けていて、もう少し、雪が積もったら今にも折れそうで、切り倒すために敢えて購入したのだった。
杉の樹が大き過ぎ、幹もだが、枝葉も茂り過ぎていて、小生の手には負えず、業者を呼んで伐採してもらった。
なので、チェーンソーは使わず仕舞い。
春先になって、ユリノキの枝葉が茂り始め、隣家から葉っぱが散ってきて迷惑との苦情が入り、せっかくなので、チェーンソーで上部数メートル分を伐採した。
以前ならノコギリだけだったので、太い幹を切るのに、足場の悪さも手伝って、一時間では切り倒せなかったはず。
それが、マシンのお蔭で幹を縦断するのに数分を要しただけ。但し、上部とはいえ、数メートルの幹そして枝葉で、隣家側ではなく、我が家の裏庭の小道に向けて倒すのには苦労した。
← 「ホトトギス属 - Wikipedia」によると、「日本では 13種(変種を除く)が確認されており、うち 10種は日本固有種である。 日本列島を中心に分布していることから、日本が原産であると推定されている」という。鳥のほうのホトトギス(不如帰)は、雑誌の題名になったり、俳句などにも詠まれたりする。でも、花のホトトギスを詠んだ句はあまり多くないような気がする。「杜鵑草|ショウちゃんのブログ 俳句のある風景」参照。
以来、チェーンソーは、全く活躍の場も機会もないままに、玄関に鎮座したまま。
チェーンソーの脇には延長コードも置いてある。そこにさらに、ヘッジトリマーが仲間に加わった。
今日、ようやく、秋も本格的になりそうなこの頃ということで、思い切って、ユリノキや杉の樹の伐採に乗り出すことにした。
幹の土台部分、二メートルほどは残す。となると、脚立の上に登っての作業となる。足場が悪く、脚立がグラグラして、なかなかスリリングである。
今日は、ユリノキ、杉の樹それぞれ一本ずつ。さらに、夾竹桃の伐採にも取り組んだ。
が、夾竹桃は、延長コードを使っても、あと2メートルほど届かず、チェーンソーは諦め、ノコギリでの作業。
→ 夾竹桃を伐採した、その挙句の姿を撮ろうと表の庭へ出てみたら、何やら白い花が一輪、咲いている。おお、シュウメイギク(秋明菊)ではないか。蕾がいっぱい。これからドンドン咲いてくれそうである。
夾竹桃のある東南の角の庭は、一層、足場が悪く、脚立はグラグラ揺れっ放し。
夾竹桃の太目の幹(?)に掴まりながら、掴まっている幹の上をノコギリでギコギコ切った。
夾竹桃は、切っても切っても伸びるし、枝葉が茂る。あの生命力は凄い。
枝葉を蔵の脇に纏めていたら、夾竹桃の白い花が一輪だけ、咲き残っていた。今年最後の花も我が手で散らしてしまった。
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コメント
今晩は 「ほととぎす」優しい感じのする美しいお花ですね。茶花ですか?日本のお花らしい独特感がありますね。一輪飾りたいです。o(*^▽^*)o
投稿: 赤津姫 | 2013/10/04 20:33
赤津姫さん
独特な風情の花です。
茶花かどうか、活ける方のセンス次第でしょうか。
上手く活けたら、見ごたえがありそう。
日本固有の花のようです。風情の独特さのゆえか、歌や俳句にはあまり詠まれていない気がします(小生が知らないだけかもしれないけど)。
水に映りて斑をふやす杜鵑草 檜 紀代
紫の斑の賑しや杜鵑草 轡田進
投稿: やいっち | 2013/10/04 21:39