組合の雑用係です
やれやれと思ったら、会社というか、組合の仕事を受け持つことになった。
別に重責を担っているわけではなく、たまたまパソコンを持っていることもあり、頼まれると断れない性分もあって、組合の雑用係を受け持ってしまった。
会社への提出書面や届書き、組合員(代議員)選挙関係の告示所や報告、他の組合が行う大会への祝辞(手紙)、などなどである。
→ 裏庭の片隅に育つ、ミカンの木。今年は豊作の予感。
昨年の書面の担当者がデータを残しておらず、いろんな関係者や先輩らに聞いたりして、手探りの作業が続く。
お蔭で、草むしり作業が減って、その分、プライベートな時間が作れる、あるいは翌日の畑や庭仕事を慮って、残業を控えていたのを、規則で許される限り残業できる、と思ったのも、束の間の淡い夢に終わってしまった。
しかも、近々、組合の定期大会があり、議案書を作らないといけない。
幸い、昨年度の執行委員長が相当程度、書面を用意してくれた。
昨年の委員長は、書記係がしない仕事まで引き受けて、せっせとやっていたという。
ただ、幾ら用意してくれたといっても、決算書の類は土台から作らないといけない。
小生は、ウインドーズのパソコンだが、恐らくはソフトというと、ワードやエクスプレスしか使ったことがない。
要は、ブログとメールだけ、というわけである。
が、決算書というと、枠線も要るし、計算も必要ということで、エクセルなるソフトを使わないといけない。
← 南面する細長い花壇。笹(?)が生え放題。ウルシ科(?)の木が育っている。
恐らく、そんなものを使うのは初めて。いや、使った記憶がない。
使う必要性に迫られたことがない。あるいは、必要性に迫られそうになると、敬して遠ざかってきたのである。
しかし、書面作り担当の責任上、決算書のひな型を作るしかない。
あくまで、作るのはひな型である。
決算の数字、つまり、会計の類は、書記長がいて、全面的に担ってくれている。
小生は、日々、手書きの日記をつけていて、手元にある日記には、日々の天気や買い物、読んだ本の題名、その他の記録を付けている。
高校時代から続けているもので、数十冊の日記帳が残っている(但し、二十歳の時、それ以前の日記は全て焼却してしまった)。
買い物の記録もあるので、若い頃は、月ごとに集計していたものである。
ただ、どうやっても、数字が合わなくて、二十歳代早々の頃に、記録だけして(レシート類は全て保存してある)、集計は諦めてしまった。
いずれにしても、家計簿レベルではなく、組合の収支を記録し、つじつまを合わせないといけないわけで、小生の能を遥かに超えている。
小生は、文章の類と、決算書のひな型を作ればそれでいいのだ。
→ 東南角の庭。夾竹桃やツゲ、南天など、樹木の剪定のため、脚立を立てたが、畑仕事に追われて、置きっ放し。
そうはいっても、エクセルを使うのは初めてである。
操作しながら、決算書の枠組みの書き方、枠の広げ方など、手探りでやり方のコツを覚えていく。
やり始めると凝る性分だし、こんなことを何日も費やして作業したくない。
ということで、昨夜は、仕事を早めに切り上げて、一時過ぎに帰宅し、軽食を取ったあと、作業開始。
四時まで掛かって、決算書のひな型を作り上げた。
ちょっとだけ、肩の荷が下りた。
← 三重カナメが随分と育ってきた。もう少しで窓の枠に届きそう。今年度は間に合わなかったけど、来年の夏には、緑のカーテンになって欲しい。
といっても、議案書には、付する書面がいろいろある。
特に、来年度の方針案作りは、難題である。
今年度の執行委員長は、大まかなことを羅列風に告げるだけで、実際の作業は書記長や小生らに丸投げである。彼は、他の組合大会に出席したり、社長と掛け合ったり、対外的な交渉に忙しい。
組合の役員になったのも、初めてなのに、来年度の方針案なんて、どう書けばいいか、見当もつかない。
来年は消費税が上がることが決まってしまった。
税率のアップ分をタクシーの運賃に反映させるのか、景気が冷え込んで、客が減るのではないか、組合として、どう不景気を乗り切るか、正念場のような気はするが、自分にその打開策があるはずもない。
困ったものである。
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