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2013/09/17

日本海側でも、地殻構造調査を実施

 昨日は、台風18号が東海から関東へと上陸し東北そして北海道沖を駆け抜けていった。
 被害は太平洋側が中心かと思っていたら、とんでもなかった。我が富山県にも傷跡を刻んでいった。
 富山市は八尾にある高善寺橋の橋脚が土台から傾いて、路面が地割れを起こし、橋が崩壊の恐れという状態になっている。

Sscn5489

→ 昨日16日、富山市内某所で待機していたら、車の窓外に何やら奇妙な光景が。電気関係の設備ボックスだが、その窓に……

 増水した井田川の濁流の圧力でコンクリートの橋脚の土台部分の土砂を押し流し、橋脚が上流側へ傾いてしまったとか。無論、通行止めとなった。

 川の水が近隣へ溢れ出し、田圃などが冠水。収穫前だった稲も、諦めんといかんねーと、取材された主婦の方が嘆いておられた。
 富山は災害に見舞われることが少ない地域ではあるが、全く無傷なんてことはありえないのである。

 ところで、昨日の日記「災害はいつ何処で発生するか分からない」で、「太平洋側の中枢の地域だとはいえ、研究や関心の度合いが偏り過ぎている、少なくとも傾き過ぎていた気がする」とか、「東南海地震対策が喧伝されている間に、東日本大震災が東北の太平洋側で発生したように、来るべき東南海地震の前に、日本海側に大震災が発生しないとも限らない」などと愚痴めいたコラム風な生地を書いた。

 すると、まるで吾輩の記事を当てつけかのように、テレビで太平洋側に比べ研究や調査の遅れていた日本海側でも、地殻構造調査を実施するというニュースが報じられたではないか。

入善から黒部 断層解明へ 東大地震研富山 地域 YOMIURI ONLINE(読売新聞))によると:

 日本海側の断層を解明し、将来起こりうる地震や津波に備えようと、東京大地震研究所などは20日から、入善町の沖合から黒部市の内陸に至る約30キロの地殻構造を調査する。太平洋側とは異なり、日本海側は地下深くに小さな断層が多数あるため、これまで詳細な調査は行われておらず、本格的な解析に初めて着手する。

 文部科学省が2008年から実施している「日本海地震・津波調査プロジェクト」の一環。今年度取り組む富山、石川、新潟の3県を手始めに、8年間をかけて日本海側全域のデータを収集し、地殻構造の全体像を解明する。その後はシミュレーションを行って地震や津波の規模を予測し、関係自治体の防災施策に役立てる。

 調査は、特殊な「起震車」や「発震船」で地中に向けて微弱な縦波や音波を発生させ、その反射波などを受振器で測定することで地殻構造を解析する。これにより、地震を起こす可能性のある地下15キロ程度の断層まで把握でき、不明点が多い魚津断層帯(朝日町~上市町)の解明にも取り組むという。

 3県での調査は来月中旬終了し、今年度中に結果をまとめる方針。同研究所地震予知研究センターの佐藤比呂志教授(57)は16日、黒部市で開いた説明会で、「これまで日本海側では統一的な地殻調査が行われておらず、自治体によって認識や対策に差があった。基礎データを整え、この状況をできるだけ早く是正したい」とした。

(2013年9月17日 読売新聞)


(「朝日新聞デジタル:東大地震研、地殻調査へ 日本海側を今後8年順次 富山 - 富山 - 地域」も参照のこと。)

 迂闊な小生のこととて、知らなかった情報がいろいろあった。
「文部科学省が2008年から実施している「日本海地震・津波調査プロジェクト」」もその一つ。2008年は帰郷した年で、家事(介護やアルバイト)が忙しく、我が郷土に関する話題なのに、肝心のニュースを見逃したのだろうか。情けない。
(「日本海地震・津波調査プロジェクト」については、例えば、「「日本海で起きる地震のナゾ解明へ 来年度から本格調査」:イザ!」など参照。)

Rscn5476

← 電気関係の設備ボックスのガラス窓の中に、何やら蔦草のようなものが。殺風景になりがちな計器を緑で彩っている?

 ところで、全くの余談だが、東大地震研のこの情報をネットで検索していた(手元には朝日新聞の記事があるが、ブログ(ネット)での記事紹介なので、ネット情報を渉猟していた)ら、以下のような気になる情報が浮上してきた:
美人すぎる助教 大木聖子 画像 東京大学地震研究所 - NAVER まとめ
 眉唾ものではないかと、ネットで調べたら、以下のサイトが浮上:
Welcome to OKI's Website 地震研 大木聖子のブログ

 本人いわく、「2013年3月31日をもって東京大学地震研究所を退職し,4月1日から慶應義塾大学の環境情報学部准教授になりました」ということで、今は、「慶應義塾大学の環境情報学部准教授」のよし。
 でも、専門が変わるわけではなく、「防災教育・災害情報・地震学など.大学と大学院で学んだ地震学をバックグラウンドに,防災に関する研究と実践を進めています」とのこと。

 いずれにしろ、美人すぎる准教授のようである。

 と、ここまで書いてきて、ふと、はて、大木聖子という名前、つい最近、耳にしたことがあったようなと、思い返してみたら、仕事中、ラジオは(無論、空車の場合だが)耳の友なのだが、今月10日放送されたNHKラジオ『午後のまりやーじゅ』(14時から16時)に生出演していたのを、断続的にだが、聴いていたのだった!
 テレビなどに出演していたらしいが、残念ながら見逃している。

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