黒い涙
雨は降るのに地は罅割れている。
風は吹くのに、木の葉はそよぐのを忘れている。
あなたが微笑みかけている…らしいのに、わたしはあらぬ方を眺めるばかり。
それもこれも、黒い雨のせいだ。
焼け焦げ蒸発し去った地の肉や骨や埃が舞い上がり天空の涙に融けて黒い雨となって地に舞い戻ったのだ。
黒い涙の筋が無数に刻み込まれる。
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