« 草むしりに敗北感 | トップページ | 夏が来た! »

2013/08/02

扇風機は首を振る

 我が家では、夏場の暑さ対策は、ひたすら我慢である。
 エアコンがないわけじゃないが、電気代が高くて、使うのは来客の時だけ(見栄というかサービス精神というか)。
 普段は、扇風機で暑さをしのいでいる。

Sscn4925

← 鉄道むすめのラッピング電車。岩瀬ゆうこ、井川ちしろ、大月みーな、磯野みゆきなどのキャラクターが。「キャラクター紹介鉄道むすめ~鉄道制服コレクション~」参照。

 昨年の夏、あまりの暑さに耐えきれず、家の周りに数枚も大きな遮光カーテンを張り巡らした。せめて直射日光だけは防ごうという、悪足掻きにも似た対策。
 水を撒くという方法も考えられるが、やはり水道代が高くつく。

 帰郷してからの数年は、ゴーヤやヘチマなどの緑のカーテンと洒落てみたが、連作が祟ったのか、昨年は全く育たず、今年は畑に(ナスやキュウリなどと共に)ゴーヤを植えている。順調に育ってくれて、日に一本は収穫がある。

 それはそれでいいのだが、畑でどれだけ生い茂っても、家の緑のカーテンという役割は期待できるはずもない。
 遮光カーテン(サンシェード)は、それなりに機能はしていると思う(思いたい)が、これだけ猛暑となると、所詮は気休めである。よそ目には風情がありそうに見えるくらいのものか。

 カーテンに直射日光が相当程度遮られているはずなのだが、屋根瓦はカッカしているだろうし、我が家の南面は、大きなトのトタン葺きの壁になっていて、そこが終日、熱く焦がされているので、要は、尻隠さずなのである。
 その南側の大きな壁面に、いつか蔦を這わせたいという野心は前々から抱いているのだが、腰の重い小生、いつになったら実行するやら。

 家の中では、やはり働いているのは扇風機である(時々、夜、換気扇を回したりする。外気が家の中より涼しく感じられると、換気扇で室内の熱気を排気したほうが効率的に思える。特に、入浴後等は)。
 
  その扇風機だが、昔は、思い返すと我が家には一台しかなかった。
 昔、もう、四十年の昔の話である。

 一台の扇風機が茶の間の隅にあって、首振りなどして、一定の間隔で風がやってくる。
 やってくると、一瞬、ホッとする。
 が、つれなくも扇風機は首を振り続ける。
 行き過ぎた風がまた、自分の方に向くまでの数秒間が辛い。そして、待ち遠しい。

 そんな話も今は昔のことである。
 父母は亡くなって、今は一人暮らし。
 扇風機も独占できる。
 それも、3台も。
 無論、来客用に予備が1台あるわけで、通常は、居間(茶の間)に1台、寝室に1台、稼働している。

 いずれにしても、どの部屋にあっても、扇風機は独占できる。
 何て書いても誰も羨ましがることはないだろう。エアコンの快適さに敵うはずもないし。

 当然、扇風機は独占できているので、首ふり機能を使う必要など、ないはずである。
 しかし、実際には使っている。というのも、扇風機の風をずっと直撃を受けていると、体力(体熱)が奪われたりして、体には結構な負担になってしまうからである。

 特に小生のように、居眠りが得意な人間は、扇風機の風を浴びながら寝入る可能性が高く、汗が滲んでいたりする最初だけ、直風を受け、汗が引いたら、首振りさせる。
 まして、夜、就寝となる場合は、必ず首振り機能を使う。

25675182_m

→ 「岩瀬ゆうこ」「鉄道むすめ」シリーズのキャラクター。 「富山ライトレールのポートラムアテンダントである。 名前の由来は同社富山港線「岩瀬浜駅」と、同社マスコットキャラクター『とれねこ』の「ゆうくん」「ここくん」から」だとか。(画像、及び情報は、「岩瀬ゆうこ (いわせゆうこ)とは【ピクシブ百科事典】」より)

 遠い昔、家族に扇風機が一台だったころの、首振りする扇風機の風が、右に左に首をめぐらして、やがて自分のほうを向き、風が我が体に当たり、あっという間にそっぽを向いてしまう、束の間の悦楽の時を貪り尽くすという、そんな夏の夜の過ごし方を、今も(昔を懐かしむつもりなどないのだが)繰り返しているのである。


[昨日8月1日は、富山市では花火大会だったのだが、我が家の近所の公園からは撮影できなかった。なので、今年はこの話題はパス!]

|

« 草むしりに敗北感 | トップページ | 夏が来た! »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

クーラーは体を冷やします。
毎年、夏になると肩こりや腰痛に悩まされますが、東京は夜でも暑いんです。
クーラーなしでは過ごせず、不健康な毎日となります。
軽井沢や清里あたりでは、クーラーも扇風機もいらず、快適に過ごせますね。
そういうところで余生を送りたい…。

投稿: 砂希 | 2013/08/02 20:40

砂希さん

富山も、夏の夜は蒸し暑いです。
富山はもともと湿度の高い風土なんです。

南面する壁面はトタン葺きなので、陽光をまともに浴びて、家全体が焦がされている?!

いよいよ梅雨が明け、夏が来ました。何処までエアコンなしで耐えられるか、楽しみ(?)です。

投稿: やいっち | 2013/08/03 21:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52847/57908035

この記事へのトラックバック一覧です: 扇風機は首を振る:

« 草むしりに敗北感 | トップページ | 夏が来た! »