もうしばらくは扇風機で過ごします
無論、来客中は来ていたTシャツや半ズボンを脱ぎ捨てて、再び、トランクス一丁の姿に戻る。
この解放感!
台所や茶の間の窓を開けると、網戸越しに、外の風が吹き込んでくる。
さすがに見渡す限り田圃という光景は遠い過去のものとなり、田圃は近所に二枚残るだけとなった。
あとは、畑と公園、あるいは駐車場である。
その間、家々が建つこともなく、広々とした空間が広がっている。
そう、解放感一杯なのだ。
← 2004年5月に撮影。前年まで、我が家の田圃だった。その後、人手に渡り、畑となっている。以下は、去年までは田圃だった、変わり果てた土地を眺めて作った句:去年(こぞ)の田は夢かとばかりに舞うトンボ (や)
冬になれば、以前、エッセイ「真冬の明け初めの小さな旅」で書いたような、雪原が広がっていたりする。
昔は、雪の下は、ほとんどが田圃(や畑)だったのが、今は、ほんの一部が田圃や畑で、残りは駐車場や整備された公園に変貌を遂げてしまっている、という違いがあるだけである。
いやいや、悲しいかな、大きな団地が我が家からの展望を遮っている!
富山は未だ梅雨が明けていない。
気温は、30度ほど。この気温でエアコンを使うようでは、先が思いやられる。
梅雨が明け、35度前後の気温が続くようになったら、エアコンも解禁しよう、そういう楽しみが先に待っていると、自分を慰め、今を乗り切っていく。
ああ、なんと殊勝な自分なのだろう。
→ 台所の窓から展望。我が家の畑の際には、ヒマワリやグラジオラスなどが満開。稲穂の海がわずかに望める。
関連拙稿:
「猫と扇風機の思い出」
「扇風機をめぐるエトセトラ」
「団扇に絡むエトセトラ」
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