三回忌は昨年、済みましたよ!
しかし、少しずつ冷静さを取り戻す。
あれ、昨年、三回忌せんかったっけ? その前の年は、一周忌をやったはずだし。
そもそも、父母が亡くなったのは、何年前だった?
吾輩がタクシー業に富山にて携わり始めて、二年余りを経過した。
新聞配達などのアルバイトではなく、本業に就いたのは(就くことができたのは)、父母が亡くなり、半年が経過して、父母の死後の雑務を片づけ、落ち着きが多少出てきて、そろそろまともな仕事に就かないと、暮らしが成り立たないという事情があったからだ。
電話では、細かな経過は話さなかったが、昨年は三回忌を(その電話をくれた方も参会していただいて)無事、済ませることができた。
一昨年も、その方も参会者として同じ宿で一周忌を行った。
父母が亡くなった年は、別の会場でだが、初七日や四十九日の法要を(その方も参会されて)執り行ったではないか!
年回法要の数え方(「なぜ、一周忌の法要の次は三回忌と呼ぶの!」より):
「一周忌の次は、一年プラスして三回忌と呼ぶます!」
亡くなられて一年後の命日は「一周忌」と呼びます。それなら亡くなられて二年後の命日は「二周忌」と呼ぶはずですが、実は、「三回忌」と呼んでいます。一周忌は、亡くなられて一年を迎えたというので一周忌と呼び、一周忌以後の年間法要の数え方は、次の年を迎えるという意味で、一年プラスします。つまり、二年後の命日は、三年目を迎えるという意味で一年プラスして、「三回忌」と呼んでいます。ですから、三回忌の法要にあたる日は、二年後の命日です。
そうなのである。亡くなられた年に行われる法要が、一回忌なのである。
一年後の命日は、一周忌と呼び、二年後の命日は三回忌と呼ぶわけである。
この辺りに混乱の元がありそうだが、しかし、電話を寄越された方は、小生にはきわめて近い縁者の方。
その方が、小生が喪主として行った昨年の法要の際、無事、三回忌を…云々と話したこと、その件で大騒ぎ(?)したことを失念されている。
困ったことだ。
実は、勘違いされている方は、他の縁者にもあった。
その方は、親が高齢で参会は難しいということで、こちらからは三回忌の案内は出していない。
しかし、突然、過日、三回忌の「お供え」が届いたのだ。上記の縁者からの電話があって、間もない日のことだった。
後で、お供えの件で電話したら、私、勘違いしてました、とのことだった。
← 今年もアガパンサスの花たちが咲いてくれた。ヒマワリもグラジオラスも!
暑中見舞いを出して、その文面に昨年は三回忌の法要にご出席を賜り…云々と、お礼方々、念を押しておくべきか。
とりあえず、お中元を関係者に送っておいた。
あー、びっくりした!
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コメント
なかなかねえ、うちは三回忌しなかったけど。
うちの親戚で、母の弟にあたる人が、母が死んですぐ奥さんを亡くされた。
葬儀はびっくりするほど盛大にやったけど、やはり、奥さんを先に亡くすと男はダメですね。三回忌は体調不良とかでせず、せず、と言うか、しませんと言う案内も来ない。
うちの方は明日が施餓鬼です。
投稿: oki | 2013/07/10 03:45
okiさん
小生、長男というか、喪主の立場で、関係者の目が厳しいので、やるっきゃない。
やって当たり前で、しないと文句を言われる、悪評が広がるわけです。
地方だからこその側面ですね。
投稿: やいっち | 2013/07/11 22:07