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2013/07/24

畑のある生活

 夏の夕立が、全部、まとまって襲来したかのような豪雨も、ようやく峠を越した。
 晴れ渡っているわけではないが、空模様は落ち着いている。
 たっぷりの雨のお蔭で、緑も濃くなり、地面も塗れて黒くなっている。

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← 二日乃至三日に一度、これくらいの収穫がある。

 空気が落ち着き払っているような。
 蝉の鳴き声が聞こえてくる。夏でもないはずなのに。どの世界にも、気の早い連中はいるものだ。
 そう、富山(北陸)はまだ梅雨明けが宣言されたわけではない。

 梅雨が晴れた地域には、時季外れの雨を指して使う便利な言葉、戻り梅雨なんて風情を気取るわけにもいかない。
 昨日、ナスやキュウリ、プチトマト、ゴーヤなどをしっかり収穫したので、今日はさすがに収穫はしなくていい、はずである。
 見逃した実があるかもしれないが、次の機会に伸ばす。
 ナスやキュウリは、浅漬けの分を残して、あとはみんな人にあげている。
 ゴーヤだけは、貰い手が少ないので(奇特にも貰ってくれる人が居ても、一個で十分!)、全部、自分で処理している。
 実を細切れにして、冷凍庫に溜めていく。パックに詰めたゴーヤがドンドン、溜まっていく。
 夏場はゴーヤを溜めておいて、秋になったら、つまり、過ごしやすくなったら、冷凍庫にぎっしりのゴーヤを取出し、ゴーヤチャンプル料理のつもり。

 昨日、今日と久しぶりの連休だった。
 昨日収穫したゴーヤを、ゴーヤチャンプルにして食べた。昨日の夕食、今日の朝食と。
 エアコンを使わない我が家では、夏場は調理は原則、しない。
 でも、昨日今日の豪雨で日中でも30度に至らない。夜や午前は涼しいくらい。
 なので、昨夕の調理も今朝の調理も熱気が籠ることもなく、愉しめた。

 自分で勝手にゴーヤチャンプルと称しているが、その料理を人に見せたわけではない。まして味見もしてもらったことがない。
 細切れのゴーヤに、冷蔵してあった野菜ミックスを少々、豚肉、感想若芽、玉子を2個。味付けは、胡椒を振りかけ、醤油を調理中に垂らし、食する際に、ポン酢を注ぐ。
 玄米交じりのご飯に、キュウリの浅漬けを添えて。

 デザートは、もちろん、プチトマト!
 
 こんなことができるのも、畑があるからなのである。田舎暮らしの特権だね。

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