富士山を超遠望する
昨日、「ユネスコの世界遺産委員会は、22日、日本の富士山を、静岡県の三保松原を含めた形で世界文化遺産として登録することを決めました」(富士山が世界遺産に登録決定 NHKニュース)といった朗報が流れた。
→ 富士山 (富士市より) (画像は、「富士山 - Wikipedia」より)
富士山の天辺に一度は登ったことのある小生としても、喜ばしい。
が、悲しくも我が富山からは、富士山をどうやっても眺めることのできない小生、せめて、その匂いか雰囲気だけでも、ということで、「ふじ(さん)」絡みの話題を扱う!
筆頭に挙げたいのは、山本冨士子さん!
彼女は、第1回ミス日本において、満場一致でミス日本の栄冠に輝いた美人。
美貌だけじゃなく、女優としてもだが、人間としても気骨の人。
← 「笑ってごらん」(牧秀夫とロス・フラミンゴス)テレビドラマ「山本冨士子のおけいちゃん」の主題歌。(画像は、「「笑ってごらん」牧秀夫とロス・フラミンゴス - ラフャール マニアブログ 歌謡曲 昆虫 漫画小説 競馬 プロレス - Yahoo!ブログ」より)
契約を守らなかった、かの大映の社長・永田雅一に反旗を翻し、「彼女はテレビドラマに活路を求め、『山本富士子アワー』などに主演した後、演劇に新境地を開き、2013年現在まで演劇一筋で主演を続けている」。
彼女が映画に出る機会がもっとあれば、どんな名映画が生まれていたことか。
ただ、彼女がテレビに出るようになったことで、ガキだった小生も、彼女に身近(?)に接することができたのである。
小生は、テレビドラマ「山本冨士子のおけいちゃん」が大好きだった。ただただ彼女を観たいがためにテレビに齧りついた。
主題歌である、牧秀夫とロス・フラミンゴスらによる「笑ってごらん」も、未だに口ずさめる。
山本冨士子熱を多少でも鎮めるには、松坂慶子や安田道代らの登場を待つしかなかった。
なお、山本冨士子の反骨ぶりというか、気骨を示すエピソードの数々は、「山本富士子 - Wikipedia」にても知ることができる。
今以て、現役である。
→ 吉行和子・富士真奈美著『東京俳句散歩』(知恵の森文庫、光文社) 拙稿「春近し道行きせしは車にて」参照。
冨士眞奈美さんは、仲のいい友達である、吉行和子さん共々、東京在住時代、都内某所から同じく都内某所までタクシーのお客さんになってもらったことがある。
俳人でもあり、俳人仲間の吉行和子さんについては、ブログで採り上げたことがある。
やはり女優の奈良 富士子さんは、小生と同じ年の生まれである。
フジコ・ヘミングは、「日本とヨーロッパで活躍するピアニストである」が、このフジコは、漢字で表記すると富士なのか藤なのか、分からない。
日本名は大月 フジなので、富士なのか?
← フジ子・へミング「奇蹟のカンパネラ」(Victor Entertainment) (画像は、「iTunes - ミュージック - フジ子・へミング「奇蹟のカンパネラ」」より)
アニメ「ルパン三世」(原作:モンキー・パンチ)に登場する、峰不二子の「不二」は、「名前の由来は、作者モンキー・パンチは名前を考えていた時、目の前にあった富士山のポスターと、自分の吸っていたタバコ「峰」を合わせたと、『トゥナイト2』のインタビューで語っている」ことからして、富士の色彩が濃い。
余談だが、富士山は、富山の士(さむらい)と表記している。その士とは、一体、誰のことか。敢えて名前は挙げないことにする。
(文中、一部、畏敬の念を込めて、敬称を略させていただきました。)
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「富士登山の思い出」
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