宇奈月温泉へ ? !
過日、富山県は黒部市にある温泉である宇奈月温泉へ仕事で行ってきた。
例によって、ゆっくり滞在もままならぬ、ただのUターンで、現地はただ、素通りしただけ。
幼少の頃は分からないが、記憶する限り、この宇奈月温泉の宿に泊まったことはない…はず。
でも、トロッコ電車に乗ったことが学生時代にあったような。
→ 宇奈月温泉駅前 (画像は、「宇奈月温泉 - Wikipedia」より)
営業がゆえの、宇奈月温泉(街)の素通りだが、これで二度目である。
尤も、前回は、温泉街での待ち時間があり、街中の雰囲気を若干は味わえた。
誰とは云わないが、地元・富山の有名人も見かけた。
それでも、車中からの見物に過ぎないことは今回と変わらない。
当分、ゆっくり温泉に浸かるなんてこともありそうにないので、温泉街の感想を書けないのがもどかしい。
とりあえずは、いつの日かの温泉宿泊を夢見つつ、温泉について若干のことをメモしておきたい。
← 本画像以下は、小生が撮影。このやや上流に宇奈月温泉街がある。
「宇奈月温泉 - Wikipedia」によると、「宇奈月温泉は、「黒部川の渓谷沿いなどに旅館や保養所が立ち並ぶ。峡谷美を愛でる黒部峡谷鉄道のトロッコ観光の拠点でもある」とか。
実際、宇奈月温泉駅と宇奈月駅とが、数百メートルの距離を挟んで並んでいる。
「全国的にも珍しい7kmにも及ぶ引湯管を使った引湯である」というのが、この温泉の特徴。
「源泉はすべて黒部川上流にある黒薙温泉からの引湯である。源泉段階で92~98度と非常に高温であり、湯量が豊富である」のだ。
宇奈月温泉の源泉を引いている、黒薙温泉は、「黒部峡谷鉄道のトロッコ列車の運行期間のみの営業となる」という、秘境めいた温泉である。混浴もある。
「黒部川支流の黒薙川に面した宿で」、「流れは激しく、川に面した部屋は川音が大きい。そのため、音に敏感な人は注意を要する(受付で耳栓の販売もある)。眺めがなく少し薄暗いものの、山側の部屋に案内してもらうこともできる」とか。
「部屋は、テレビなどの娯楽機器はない簡素な部屋である」ことが売りでもある…かもしれない。
当然ながら、携帯電話は使用不可である。
ところで、今回、いろいろ調べていて初めて知ったのが、以下の事実:
「うなずきマーチ」は、作詞・作曲大滝詠一で1980年代にフジテレビ系列(地元では富山テレビ放送がネット)で放送された、当時の超人気バラエティ番組『オレたちひょうきん族』のレギュラー出演者の中の3人(ビートきよし、松本竜介、島田洋八:ビートたけし、島田紳助、島田洋七のそれぞれの相方で、ツッコミ(うなずき)役)で構成されたユニット「うなずきトリオ」が「ひょうきんベストテン」コーナーで歌った曲。大滝とうなずきトリオの3人とが、宇奈月温泉を訪れ、滞在していた時に構想が浮かんだとされ、番組の企画で3人が実際に宇奈月温泉で歌ったこともある。
「うなずきマーチ」は、当時、バラエティ番組『オレたちひょうきん族』が大人気だったこともあり、心ならずも(!)耳にしたことはあった。
小生は、『8時だョ ! 全員集合』のほうが好きで、世が『オレたちひょうきん族』に流れるのを横目に、頑固に『8時だョ ! 全員集合』を見続けていた。
フィーリング的に、『オレたちひょうきん族』のセンスは肌に合わなかった。
「うなずきトリオ」である、ビートきよし、松本竜介、島田洋八の三人は、すっかり目にすることはなくなっている。
そういえば、島田紳助、島田洋七のお二方も。
さすがにビートたけしだけが第一線で活躍している。芸能界の浮き沈みの激しさを感じる。
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