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2013/05/06

祭りの季節 プール通いの夏

 今日は、わが町の祭礼だった。
 御神輿が我が家にも回ってくる。
 そのあと、子供神輿も回ってきた。
 子供の数の少ないこと! 子供の数と親など付き添いの方たちの数のほうが多い。

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→ 御神輿! 昔は、お祭りで、町の一角に屋台がいっぱい立ち並ぶお祭り広場が…、そう縁日が立っていたりして、それも遠い昔のことになってしまった…

 賑やかしじゃないけど、我が家の庭で子供神輿がワッショイワッショイを遣ったとき、バンザイバンザイなんてやっちゃった。
 
 お昼頃、昨日に続いて今日もプールへ。
 行ける時に行く、ということで。

 昨日は、25メートルプールを6往復。今日は、8か9往復。
 しかも、今日はほんの少々だが、平泳ぎにもトライ。
 25メートルプールのゴールへあと十メートル弱のところで、それまでのクロールから平泳ぎにチェンジ。
 さすがにそれだけの距離では、沈まないでゴールにたどり着く!
 
 ココだけの話だが、泳いでいる最中に何度かスイミングパンツがずり落ちて、一度などハンケツ状態になっちった。
 泳ぎながら、手でパンツを引き上げて…。

 しかも、今日も、この温水プールの客は吾輩一人。
 監視員にしっかり見られたのは間違いない。他に観るところもないわけだし。

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← 子供神輿なのに、子供より大人のほうが目立つ!

 プールへ行ったのは、楽しみもあるが、太り気味なので運動のためというのが一番の動機。
 大抵の運動だと、足や腰に負担となるが、プールなら、浮かんでいればいいんだし。

 今夏は、プール通いの夏としたいが、さて、いつまで続くことやら。

 少しは体重を落としたい!

 アイスクリームを食べて一服後、仕事用のワイシャツを買いにアピタへ。
 そのあと、書店に立ち寄ろうかと思ったが、祭りの祝儀やワイシャツでお金を使い、断念。ブックオフへ。
 二年ぶりか。
 小島信夫著の『私の作家遍歴』(潮出版社)全三巻も、ようやく読了に近づいている。この日記がアップされる頃には読了しているはず。
 なので、次に何を読むか、書店で壺に嵌るような本を物色に来たのだが、ブックオフでは出会いはなかった。

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→ 先月植えたバラの苗木。芽吹き始めた。こんなに小さな薔薇の木なのに、花が咲くのだろうか?

 店内を(漫画のコーナーを除いて)隈なく見て回ったけど、掘り出し物はもちろん、食指の動くような本も見当たらなかった。
 挙句、買ったのは以下:
 

泉 鏡花 著『泉鏡花集 黒壁 文豪怪談傑作選』 (東 雅夫 編集 ちくま文庫)
 内田魯庵著『思い出す人々』(岩波文庫)
 福沢諭吉著『福翁自伝』(岩波文庫)
 C.ブロンテ著『ジェーン・エア 上・下』(大久保康男訳 新潮文庫)

 泉鏡花や内田魯庵は、小生の趣味から。
 福沢のこの本は、実は未読。一度は読んでおかないと、と思いつつ、今日まで来てしまった。

9784480422446

← 泉 鏡花 著『泉鏡花集 黒壁 文豪怪談傑作選』 (東 雅夫 編集 ちくま文庫)

 C.ブロンテ著の『ジェーン・エア』は、本ブログでも何度も書いたけど、高校一年の時に読んで、文学に開眼させてくれた本なのである。
 それまで読んできた凡百の小説とは別次元の、まさに文学を実感させてくれた、吾輩にとっては記念すべき小説なのである。
 以後、文学や小説というと、この次元(文學体験!)が基準になってしまって、大概の小説は読めなくなってしまった。

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コメント

うちの町内もお年寄りばかりの超高齢町内です。
子供のお父さん世代も少ないから、子供も少なく、数年後には町内行事の運営も難しくなりそうです。
そうなると近くの町内会との合併で大きな町内会が誕生する。どこかの大きな市のようです。
市内でも便利な場所ですので、空き地があっても、地面が高くて若い人が転入して来れないのが一番の問題かな。

投稿: SILVIAおじさん | 2013/05/06 12:22

SILVIAおじさんさん

町内の催しは、何もかもすっかり様変わりです。
田圃も畑も減り、町内の商店も減った。
今日、ショックだったのは、近所のラーメン屋さんが出前を止めたと知ったこと。

そういえば、やはり近所の銭湯が営業を止めました。
近所を思えば、この数年だけでも、数人が鬼籍に。
老人夫婦だけの家、一人暮らしの家、それどころか、空き家も目立つ。
昔は町内で縁日が立ったなんて、信じられない。

こちらは、そんなに市街地ではないから、地価も高くはないのですが。
駐車場も空きが目立ちますし。

やはり、子供が少ないと、活気がなくて淋しいですね。

投稿: やいっち | 2013/05/07 21:40

おお、プール。
僕は高校時代、プールの時間は見学、つまりズル休み。
ゴールデンウィークもあっという間ですね、で今日は、新聞休刊日と。
さて、被災地では、フランクルがよく読まれているそうですが、弥一さんは、心理学ものは?

投稿: oki | 2013/05/07 22:32

okiさん

小生も、40歳まで泳げませんでした。
失業時代に、リハビリも兼ね、プール通いしてクロールだけ、できるようになったもの。

中学の時は、体育でプールの時間があったけど、小生には、見学なんて手を取る知恵も機転なくて、プールを歩いて渡ったものでした。
あの時、先生が泳ぎを強要したり、同級生らに、からかわれたりしたら、つらかったでしょうね。

フランクルも読みましたが、ウイリアム・ジェームズとか、R.D.レインとか、フロイト、ユングなど。
近年は、オリヴァー サックスなど。

東日本大震災を経ても、読むに値する本をこそ、読みたいと思いますね。

投稿: やいっち | 2013/05/09 23:30

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