淋しかった ぼくの庭に バラが咲いた
それでも25日は、前日に用事の大半をこなしたせいで、家事以外の雑用は減っている。
何処かへ出かけるか。
その前に畑や庭の草花に水遣りしないといけない。
庭に出てみて驚いた。
← せっかくなので、アップで。咲き誇る花のすぐ脇には、蕾が見える。間もなく開花するのか。
庭の隅っこが妙に明るい。
午前は陽光が庭や玄関に差し込むのだが、その明るさではない。
庭の隅は庭木が密集していて、陽光は遮られ、玄関に立つと、むしろ日陰っぽく映る。
それがまるでオーラでも発しているように輝いて見えるのだ。
そう、まさに蓮(はちす)の花のように!
目を凝らすと、案の定、期待通り、庭の隅っこに5月の初めごろ植えた薔薇の苗木が育ち、花が満開になっているようなのだ。
慌てて駆け付けてみると、やはり、薔薇が八重咲きに咲き誇っている。
淡い、品のいいピンク色の花が一輪、我が家の庭の光明のように毅然といった雰囲気を漂わせているのだった。
→ 24日(木)撮影。上掲の前日の様子。満開の予感を漂わせ始めていた。
思わず、往年のヒット曲、マイク眞木の「バラが咲いた」を唄いたくなった:
バラが咲いた バラが咲いた
真赤なバラが
淋しかった ぼくの庭に
バラが咲いた
たったひとつ 咲いたバラ
小さなバラで
淋しかった ぼくの庭が
明るくなった
しかし、そこはぐっとこらえた。吾輩の音痴な歌唱でせっかくの花が凋んでしまっては、元も子もない!
← 5月22日撮影。
苗木で買ったので、花が咲くのは早くても数年先だと思っていた。
その前に、植え方も育て方も知らない小生の手際では、薔薇の苗木が順調に育ってくれるかどうか、内心、危うんでいた。
それがこんなに早く咲いてくれるとは!
まだ、苗木の状態で植えた時から一か月しか経っていないし、そんなに大きく育ったわけでもないのに。
椿の花の季節が過ぎると、この一角はムラサキツユクサのやや地味な紫の花だけが彩で、ちょっと淋しい。
別の一角にはジャーマンアイリスが気品を漂わせて咲いているのだが、表の車道からはやや遠く、人の目にはつかない。
だからこそ、ここに桃や薔薇の苗木を植えたのだが、その狙いがズパリ当たったようである。
素直に嬉しい。
→ 5月5日。撮影。苗木を買い求め、庭の一角に植えて間もない頃の状態。
我が家にはもう一本、先輩の薔薇の木が裏庭にある。
こちらは随分と育っていて、暖かくなると、枝をぐっと伸ばすし、枝分かれさせる。棘が凄い。伸びきって、前の車道に枝葉が垂れるので、朽ちた竹垣の内側に押しとどめようと、折り曲げるのも一苦労している。
こちらも、赤紫の花々をそろそろ咲いてくれるのだろう。
新旧の薔薇の木の花が競演する日も近そうである。
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