「NHKバレエの饗宴 2013」に感激
日曜日の夜、「NHKバレエの饗宴 2013」を観た。
放送は、5月19日(日)午後9時~11時30分「クラシック音楽館」
→ 『白鳥の湖』 (画像は、「バレエ - Wikipedia」より)
幸か不幸かというのは、日曜日は営業の日で、本来なら仕事で市内を駆け回っていないといけないはず…なのに、二時間半の番組のほとんどを見ることができた…なんて、そんはないだろうー、のはずなのである。
日曜日の営業は、完全に雨に比例して繁忙の度合いが変化した。
曇天やや薄日だった午前は、開店休業状態。
それが、雨が降り出した午後は、目まぐるしいほどの忙しさ。
昼過ぎに食事をゆっくり摂ろうと思っていたのに、食事どころではなく、トイレさえ、慌ただしく駆け込んで、という状況。
とうとう、午後の八時前になって、ようやくという始末だった。
そう、その頃から、午後の繁忙が一転して、暇となったわけである。
一時間ほど、駅で待機してやっと仕事にありついたが、それからまた駅で待機を開始。
九時過ぎからの待機が十一時過ぎまで続いたわけである。
お蔭で、見る予定などまるでなかった、「NHKバレエの饗宴 2013」を観ることと相成ったのである。
「NHKバレエの饗宴 2013:コンサート・舞台:NHKプロモーション」によると:
日本を代表するバレエ団やバレエダンサーがカンパニーの枠を超えて一堂に会する「NHKバレエの饗宴」。古典バレエの名作から現代の作品まで、奥深く幅広いバレエ芸術の魅力が凝縮されたまさに一夜限りの“夢の饗宴”です。 2回目となる今回は、国内のトップバレエ団がそれぞれの人気演目を上演するほか、海外で活躍する 日本人バレエダンサーにも焦点をあてて、その卓越した演技力をご堪能いただきます。
小生は、東京在住時代の終りの十年ほどは、ストリート系のダンスに夢中だった。
某サンバチーム(のメンバー)のファンになり、都内各地えのサンバパレードや浅草サンバカーニバルなどの追っかけをやっていた。
追いかけていた方がダンスについては現役を引退されてからは、サンバと同時に、あるサンバショーで偶然、そのショーを見てファンになった、ベリーダンスのショーの追っかけをやっていた。
やはり、好きなダンサーがいて、その方のショーを中心に観るようにしていた。
サンバやベリーダンス関連のレポートやエッセイは数知れずブログにアップしてきたので、例示は無用だろう。
ここには、一つだけ、「サンバとは音・歌・踊りの饗宴さ」を挙げるにとどめておく。
← ドガ画 『バレエのレッスン』 (画像は、「バレエ - Wikipedia」より)
5年前に富山に帰郷して、何とかサンバかベリーダンスのショー(ライブ)を観に行きたいと思ってきたが、機会に恵まれていない。
言い訳をすれば、家事に勤しんでいた、となるが、やはり、ファンとなる人物がいないと、追っかけする張り合いがないのである。
そこへ、日曜日のバレエの饗宴である。
バレエは、実際の舞台はもちろんだが、テレビでもほとんど見たことがない。
観ていて、なぜかすぐに飽きてしまう。
(ガキの頃、自宅のテレビで白鳥の湖などを観た記憶が幽かに。親が見ていたので、余儀なく、だったような。)
ダンスの技術の高さは、小生のような鈍感な奴でも少しは感じられなくはないが、やはり、実際に生で観ないと心からの感動は得られないのかな、などと思っても見た。
しかし、一昨日のバレエの饗宴をテレビで、しかも、ワンセグでの画像なので、素晴らしいはずの舞台の演出やダンサーの細かな表情や衣装などは、判別しきれないはずなのに、感動した。
最初の「小林紀子バレエ・シアター」から、最後の吉田都さんらの「NHKバレエの饗宴2012」までしっかり。
途中の東京バレエ団による「春の祭典」(振付:モーリス・ベジャール 音楽:ストラヴィンスキー 出演:宮本祐宜、吉岡美佳 ほか)は、なるほど、 (学生時代、レコードを買ってまで聴き浸った)ストラヴィンスキーの曲による「春の祭典」をバレエ化すると、こうなるのかと、妙に感心した。
何を見るにも、タイミングのようなものがあるのだろう。
バレエ。
さすがに実際の舞台を観劇するというのは、難しいだろうけど、テレビなどでは積極的に観るようになりそう。
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コメント
TBありがとうございます♪
マラーホフの公演で気づいたのは、足のバネの柔軟さでした。
日本からも東京バレエ団が登場したのですが、硬いんですよ。
特に女性が。
笑顔はステキだったのに。
浅草サンバカーニバルは、技術うんぬんよりも、熱気と元気ですかね。
あとは色気(笑)
テレビでしか見たことないけど、ハマるのもわかる気がします。
草刈民代さんがお好きでしたね(笑)
投稿: 砂希 | 2013/05/27 20:11
砂希さん
いきなりTBして失礼しました。
小生がこの記事を書いて間もなく、砂希さんがバレエへ行かれたという話題だったので、嬉しくて!
バレエ、日本と海外とは違うこともいろいろあるのでしょうね。
小生が見た日本のバレエダンサーは素晴らしかったですよ。
サンバには感激です。
初めて見た時は衝撃的。
でも、ダンサーらの声を聞くと、決して裸同然の恰好ではなく、衣装もしっかり着込んで、戦闘服に身を固めたという気分なのだとか。
足もタイツも穿いているし。
サンバのダンスも、技術の上下の差は激しい。
上手い人は上手いです。優雅だったりする。
草刈民代さんは、あのヌードがすごいです。鍛え上げたからだ。
見事過ぎて、やましい気持ちは抱けません。
投稿: やいっち | 2013/05/27 22:09