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2013/05/31

梅酒作り終わった!

 富山には珍しく、晴天の日が十日ほども続いた。
 そんな晴れ続きの日々も終わりが近づく頃、小生はせっせと梅酒作りに励んだ。
 まずは、梅の実の収穫。

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→ 梅酒作りの作業も終わって。3ビンと小さなビン一個も! このほかに、3年ほど前からの梅酒が蔵置。当分、梅酒をちびりちびりできる!

 これが大仕事で、脚立に登って三時間ほどの作業だった。
 梅の木の下には、さすがに死体は埋まっていないものの、ツゲやら何やらの草木が密生している。
 そもそも脚立の足場を設定すること自体が困難。

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2013/05/30

路上の砂利

 コーヒーゼリーの中に煌めくもの。
 一閃する光。
 気が付く間もなくダークブラウンの闇に溶けていく。

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 闇の海に黒い影が過る。
 コーヒー豆? ブルーベリーの実? 葡萄の実?
 干し葡萄のように皺くちゃな粒が数知れず、濃密な闇に蠢いている。

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2013/05/29

富山に金山があったなんて、初耳だ!

 竹島 慎二編著の『富山県 謎解き散歩』は、仕事の都合上、富山のことを少しでも知りたくて、車中で勉強を兼ねて読み始めていた。
 仕事でなくとも、富山に帰郷して数年、出不精(デブ症じゃない!)で、未だほとんど箱入り中年の小生、追々あちこちに出没するための手がかりともしたかったのだ。

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→ 薔薇の木をグリーンカーテン代わりにするなんて、贅沢の極みかもね。これでも、枝をかなり断ち切った。車道にぐっと伸び垂れてしまっていたので。

 本書についての内容案内によると、「蜃気楼、立山連峰、黒部峡谷、越中売薬、五箇山合掌集落から、ホタルイカ、雷鳥、ます寿し、チューリップ、おわら風の盆まで。神秘の海、天空の楽園。越中富山は「天然の円形劇場」だ。」とある。
 このうち、「越中富山は「天然の円形劇場」だ」と喝破したのは、ウォルター・ウェストン(Walter Weston, 1861年12月25日-1940年3月27日)である。


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2013/05/28

ルソーの「告白」の頃のこと

 ルソーの「告白」を読んだ頃のこと。
 俺はあの人に恋していた。彼女の働く会社の倉庫でアルバイトしていた。
 忙しいときは、顔が上気して真っ赤になるほどに忙しいが、暇なときは、倉庫に居ると、チリ一つの音すらしない。

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 通常の入出庫作業がないときは、社員のいる事務室へ入り込んだりもするが、大概は倉庫の片隅で読書に耽る。
 無論、他のアルバイトがいないときは、である。
 いる時は、さすがに仕事しているふりをする。

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2013/05/27

ブランショを知った頃

 モーリス・ブランショ 著の『来るべき書物』(粟津 則雄 翻訳 ちくま学芸文庫)を読み始めている。

 ブランショの名を初めて知ったのは、大学生になって間もない頃だった。
 実存研(実存主義研究会)に誘われるがままに、加入したというより、入り浸るようになった。

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← アルベルト・ジャコメッティ スイス出身の20世紀の彫刻家。(画像は、「アルベルト・ジャコメッティ - Wikipedia」参照)

 数人の小さな、緩やかな会で、学生運動が下火になり、相前後するように流行ってきた実存主義への関心が自分にもなかったわけではなかったから、流れとしては不自然ではなかったのだが、例によって小生自身の主体性の欠如が大きな誘因という皮肉な事情に変わりはない。

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2013/05/26

淋しかった ぼくの庭に バラが咲いた

 5月24日、25日と連休だった。
 月に二度ある連休。有意義に過ごしたかったが、前日の日記にあるような野暮用だったり、会社の雑用に時間が奪われたり、意にそぐわない過ごし方となってしまった。

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→ 25日(土)撮影。満開?

 ただ、24日には、思い切ってプールへ行った。
 行けると思ったら、行っちゃう。用事は、そのあと、時間との競争の中で果していけばいい…
 実際、特に24日は慌ただしい限りの一日となった。

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2013/05/25

orgy から なぜかブランショへ

 雑用ばかりが多くて、外出はおろか、家事。
 野暮用を引き受けてしまった以上は、仕方がないが、何とか工夫して時間を捻出しないと。
 好きな読書の時間がドンドン追いやられていく。仮眠前、就寝前へ、あるいは夜中にふと目覚めた時、再度寝入るための睡眠導入剤として。

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← モーリス・ブランショ 著『来るべき書物 』(粟津 則雄 翻訳  ちくま学芸文庫) 衝動買いしてしまった!

 それでも、過日より読み始めていた、バーゴ・パートリッジ著の『乱交の文化史』を読了。
 著者は若くして亡くなられたようで、その彼が白鳥の歌とばかりに書き連ねたもの。


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2013/05/24

我がお宝騒動顛末

 晴天の日が続いている。
 日ごろ、野暮用が多くて、家事ができずにいたが、今日は畑や庭仕事と思ったが、一週間ぶりにプールへ。
 まずは体が第一である。

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←竹島慎二編著 『富山県謎解き散歩』(新人物文庫 新人物往来社) 車中での待機に読み始めた。18歳で富山を離れた小生、地元富山のことを知らない。富山のことを知ろうと、いろんな本を読んだり、パンフレットの類に目を通したり、ネットやテレビ、新聞の情報を入手しようとしている。むろん、耳や目からの情報も。

 果すべき用事は多々あるものの、予てより気になっていたことがあったので、今日は思い切って、その所要を果たしにも出かけた。

 それは、我が家の唯一の財産である(かもしれない)、あるお宝(かもしれない)がある。

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2013/05/23

宇奈月温泉へ ? !

 過日、富山県は黒部市にある温泉である宇奈月温泉へ仕事で行ってきた。
 例によって、ゆっくり滞在もままならぬ、ただのUターンで、現地はただ、素通りしただけ。
 幼少の頃は分からないが、記憶する限り、この宇奈月温泉の宿に泊まったことはない…はず。
 でも、トロッコ電車に乗ったことが学生時代にあったような。
 
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→ 宇奈月温泉駅前 (画像は、「宇奈月温泉 - Wikipedia」より)

 営業がゆえの、宇奈月温泉(街)の素通りだが、これで二度目である。
 尤も、前回は、温泉街での待ち時間があり、街中の雰囲気を若干は味わえた。
 誰とは云わないが、地元・富山の有名人も見かけた。

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2013/05/22

読書の場が逆転してる!

 今日は野暮用で自分の用事は何もできなくなった。
 日中の肝心な時間帯の4時間が消えてしまった。
 客観的には必要性のある用事だったのだけど、一人暮らしの身には、家事に割く時間が失われたことが大きい。

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← 屋根の上のスズメさん。何を狙ってるの?

 好きな読書は、今は、車中での待機の時間などに見つけている。
 昨日の営業は、これでもかというほどに、暇だった。
 日曜日とは雲泥の差。

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2013/05/21

「NHKバレエの饗宴 2013」に感激

 日曜日の夜、「NHKバレエの饗宴 2013」を観た。
 放送は、5月19日(日)午後9時~11時30分「クラシック音楽館」だったが、幸か不幸か、番組の大半を見ることができた。

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→ 『白鳥の湖』 (画像は、「バレエ - Wikipedia」より)

 幸か不幸かというのは、日曜日は営業の日で、本来なら仕事で市内を駆け回っていないといけないはず…なのに、二時間半の番組のほとんどを見ることができた…なんて、そんはないだろうー、のはずなのである。

 日曜日の営業は、完全に雨に比例して繁忙の度合いが変化した。
 曇天やや薄日だった午前は、開店休業状態。
 それが、雨が降り出した午後は、目まぐるしいほどの忙しさ。

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2013/05/20

繰り返し見る夢

 夢に同じような場面が、幾度となく出てくることがある。
 夢の筋は違っているようなのだが、最後に出てくる光景は、決まって、特定の場面、情景というような。
 その一つに、座椅子のようなものに体を埋め、その椅子に乗っかったまま、そこらじゅうを移動して回るという夢がある。

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← 庭の一角に謎の植物が群生している。

 座椅子に腰掛けている自分は、地上数十センチのところで宙に浮いている。
 腰を捻ると、カーブしていく。 
 体をスイングし、胸を逸らすと、体は座椅子ごと宙にせりあがり、地上の障害物を乗り越える。
 自在に舞っているようでもあるが、自分が宙に浮きたいと思っているのか、定かではない。
(「間に合わない」参照。)

 それとは別に、恐らくは東京在住時代の一時期利用していた、地下鉄に関する夢もしばしば見る。

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2013/05/19

カモたちとの再会?

 昨日、自転車を駆っての買い物の帰り、いつものように近所の公園の脇を通ったら、公園の向かい辺りにある水田で懐かしい光景を目にした。
 それは、水田を餌を啄んで泳ぐ番(つがい)のカモ(恐らくは、マガモ(真鴨))の姿。

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 富山は県により、一等米の収穫率の向上をめざし、数年前より田植えの時期を連休の頃からずらし、15日頃に行うよう指導されている。

 今は、田植えも終わり水も張られ、一段落したところ。
 人が田に入り込む心配もないからか、カモたちが飛来してくる。
 無論、カラスは言うまでもない。

 カモたちの水田への飛来は、昔からなのだろうが、なかなか間近で観察する機会には恵まれない。
 昨年にしても、家の茶の間の窓から遠望はしたが、近づいての観察は叶わなかった。
 それだけに、今回の遭遇は嬉しい。

 ところで、ちょっと不思議なのは、カモたちは、普段、棲息している場所からは遠いはずのこの地が水田状態になっていることに、どうやって気づくのだろう。
 鳥たちの間で、噂が噂を呼んでいる?
 
 それはともかく、4年前、初めてこの事態に気付いた、その騒動(?)を再掲してみたい。

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2013/05/18

珍しく廊下など拭き掃除

 今日も温和な日和の一日。
 外仕事日和だったが、二度の水遣りしかしなかった。

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← 庭先の鈴蘭の花。形が随分と整ってきた。

 その代り、発作的に家の中の拭き掃除をやった。
 月命日での住職の来訪など、特別なことがない限り、掃除はしない。

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2013/05/17

ジャーマンアイリスの季節へ

 畑はもちろんだが、庭を見て回るのは日課である。
 楽しみなのかどうかは、今一つ自分の気持ちが掴み切れていない。

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→ ジャーマンアイリスの蕾。今にも庭のあちこちで咲きそう(拙稿「ジャーマンアイリスは我が家向き !」参照)。

 面倒だけど、仕方なく…というのが正直なような気がするが、庭をゆっくり歩いて回る習慣が出来てしまって、いつしか楽しみの域に入りつつあるような気もする。
 さすがに、両腕を越しの後ろ辺りで組んで、一端の大名気分で歩くわけではないが。
 昔はあった小さな池も、今は埋められて、池の周りを巡るという楽しみがないから大名気分じゃない、というわけではない。

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2013/05/16

ネギ坊主が立派なわけは…

 小生の日記には、家事として庭仕事のほかに、しばしば畑仕事が話題に上る。
 それだけだと、さぞかし、外仕事に熱心なのだろう、感心な奴だ、という印象を持たれるやもしれない。
 トンデモナイ間違いで、そういった印象を持たれたなら、人に良く思われたいという小生の性癖のせいかもしれない。

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← ちょっと見ると、綿帽子を被ったタンポポのようにも見える……なんてのは無理があるか。

 しかし、日記には、家の掃除も嫌いなら、外仕事も嫌いだと折々念を押している。
 畑仕事をするのも、親が遺してくれた唯一の財産だからである。
 畑をとりあえずは維持することが親不孝だった小生の唯一の孝行と心得ているのである…などと書くと、またもや外聞を良くしようという魂胆が露骨なような。

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2013/05/15

西郷孤月なる画家を知る

 過日、車中の徒然にテレビを見ていた。
 番組は、「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)で、瞠目したのは西郷孤月の掛軸6幅
 西郷孤月の名は小生は初耳。恐らく絵を見るのも初めて…のはず。

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→ 「孤月甦る」 (画像は、「2008/10/25~11/30 「孤月甦る」 (西郷孤月生誕135年記念展)」より)

開運!なんでも鑑定団」でその存在を知った作家は結構ある。決して骨董趣味の持ち主ではないのだが、好きな番組の一つである。
 本ブログでも、幾度か関連する記事を書いたことがある。
 残念ながら、テレビで観て感服した西郷孤月の掛軸6幅の画像は、ネット上で見つけることができなかった。

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2013/05/14

未来志向の論理

 安倍晋三首相の歴史認識についての発言や、さらには日本維新の会の橋下徹共同代表の従軍慰安婦正当化発言など、世情を賑わせている。

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→ 庭の隅っこに屹立する謎の木。

 憲法96条の改正を意図してか、韓国や中国を刺激する発言や行動をして、世論を盛り上げ、憲法改正の機運を盛り上げたかったのだろう。
 中韓もだが、日本の総理も、外に仮想敵国を設けることで、国内世論を煽り纏めようとする。
 一番、下劣というか、安直な政治手法である。

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2013/05/13

募れども君影草の恋なるや

 我が家の庭には、白色の小花を咲かせる植物が三種類ある。
 その一つアセビは、あれほど多く咲かせた小花たちも、今や風前の灯状態。
 続いて、ドウダンツツジが後を追うように白色の小花を咲かせ始めた。

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 そこに、今日、気づいたのだが、鈴蘭がやはり、白い小花を咲かせ始めていた。
 一昨日、観察した際は、蕾っぽい緑の膨らみがあるなとは気づいていたが、一昨日の夜半からの雨が開花を促進させたのだろうか、今日、まだ小振りながら小花を咲かせ始めたのである。

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2013/05/12

雨受けのことプリンターのこと

 昨日の雨とは打って変わって、今日は穏やかな晴れ。
 前夜、寝入ったのが4時前だったので、さすが早起きは叶わなかったが、上天気に誘われ、家の外を見て回った。
 真っ先に確めに行ったのは、一昨日、設置した雨水受け。

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→ 応急で作った雨受け。一晩でいっぱい溜まった。

 作業小屋の雨樋をノコギリで断ち切り、そこにポリバケツを設置しただけの簡易なもの。
 まずは小手調べのつもりだったのだが、実を云うと、一昨日の夜には雨が降り出し、その翌日の朝までには既にでっかいポリバケツが雨水で溢れていたのだ。

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2013/05/11

魯庵や諭吉のはずが綺堂に

 庭仕事などをすると、汗だくになる。その汗が、なかなか引かなくなってきた。それだけ陽気がよくなってきたのだろうが。
 仕方なく、汗が滲む体のまま、リクライニングチェアーに体を埋め、読書を少々。

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← 福沢 諭吉【著】/富田 正文【校訂】『福翁自伝 (新訂(第56刷)』(岩波文庫)

 内田 魯庵著の『新編 思い出す人々』を昨夜というか、真夜中過ぎに読了。
 本書と以前、読んだ田山花袋著の『東京の三十年』とを重ねると、明治などの文学者らの様子が分かる。

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2013/05/10

晴耕汗読 ! ?

 やや曇りがちということもあり、昨日ほどではないが、それでも寒さは感じない。
 午前中は野暮用があったりして、気が付くと昼過ぎ。
 午後には雨も降るという予報だったので、昼過ぎから庭仕事。

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→ 満開の苧環(おだまき)だけど…

 暖かさもあって、グングン高く伸びる樹木たち。
 群生していることもあり、横には育ちにくいからだろう、余計に上へ上へと延びる。
 根っこも、土の下で、さぞかし込み合って、押し合いへし合いしていることだろう。

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2013/05/09

衝動買いで本を

 今日は、あわや夏日というような日和。
 そんな暑い最中、野暮用があって家電店へ。
 仕事の都合で、プリンターを買いに行ったのだ。

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← 8日、空気が乾燥していたからだろうか、立山連峰が青空を背景に見事だった。

 当然、主に仕事で使うが、プライベートでも使わせてもらう。
 この十年余り、短編(掌編)や随筆をいろいろ書いてきたが、その中から幾つかを拾って、文集の形にまとめたいのだ。
 その際、パソコンの画面上ではなく、印刷して、白い紙面で推敲したいのである。

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2013/05/08

アトランティスロマン!

 7日(火)、「大西洋の海底に「陸地」発見 アトランティス痕跡?」(日本経済新聞)なるニュースが世界中(少なくとも日本とブラジル)を駆け巡った:

ブラジル・リオデジャネイロ沖の大西洋にある海底台地で、陸地でしか組成されない花こう岩が大量に見つかり、かつて大西洋上に大陸があったことが判明したと、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)とブラジル政府が6日発表した。「アトランティス大陸のような陸地が存在した極めて強い証拠だ」としている。

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→ パッと見て、この花の名、分かるだろうか。苧環(おだまき)の花である。いよいよ満開。釣鐘状に俯いている花を下から撮影。スカートの中を覗きこむようで、ちょっとドキドキしてしまった。

 詳しくは同上サイトや報道を参照願うとして、かなりスケールの大きな話で、ロマンや夢、夢想を沸き立たせる。
 ガキの頃、エジプトのピラミッド、インカ帝国などなどと併せ、漫画の本などに折々特集が組まれ、尽きることない想いに駆られたものだった。

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2013/05/07

小島信夫から内田魯庵(二葉亭四迷)へ

 比較的温暖な日和の日々が続いている。
 今日は、肌寒いが、それでも日中は外出日和。

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← 内田 魯庵【著】/紅野 敏郎【編】『新編 思い出す人々』(岩波文庫)

 といっても、野暮用が溜まっていて、税金(自動車税などなど)ことやら、クリーニングでのトラブルやらで、畑の見回りもあって、少しは本を読みたかったのに、何をしているか、訳の分からないうちに日が過ぎてしまった。

 連休中には読了したいと思っていた、小島信夫著の『私の作家遍歴』は、今日、読了した。
 全部で1700頁あり、今年の連休は、畑や庭仕事と本書で明け暮れたようなもの。

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2013/05/06

祭りの季節 プール通いの夏

 今日は、わが町の祭礼だった。
 御神輿が我が家にも回ってくる。
 そのあと、子供神輿も回ってきた。
 子供の数の少ないこと! 子供の数と親など付き添いの方たちの数のほうが多い。

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→ 御神輿! 昔は、お祭りで、町の一角に屋台がいっぱい立ち並ぶお祭り広場が…、そう縁日が立っていたりして、それも遠い昔のことになってしまった…

 賑やかしじゃないけど、我が家の庭で子供神輿がワッショイワッショイを遣ったとき、バンザイバンザイなんてやっちゃった。
 
 お昼頃、昨日に続いて今日もプールへ。
 行ける時に行く、ということで。

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2013/05/05

郷里でノーマン・ロックウェルと再会す

 もう、何年前のことか、すっかり忘れたが、東京在住時代、確か伊勢丹美術館で「ノーマン・ロックウェル展」を観たことがある。
 必ずしも小生好みの画家というわけではないが、古き良きアメリカの印象的な場面を決して重々しさを感じさせることなく、軽いタッチで(あるかのように)描いていて、未だにその印象は鮮明だったりする。

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← ノーマン・ロックウェル(Norman Rockwell)「結婚許可証」 ノーマン・ロックウェルの最高傑作とも云われる。古き良きアメリカ。この絵については、「ノーマン・ロックウェル作「結婚許可証」(「美の巨人たち」から)|つむじかぜのブログ」を参照のこと。 (画像は、「ノーマン・ロックウェル白人文化【西宮ブログ】」より)

 古き良きなどと安易な冠を呈してしまったが、恐らくは大概の方は、彼の絵を見ると、そういった印象を受けるのではなかろうか。
 ぜひ、「ノーマン ロックウェル博物館」を一度、覗いてみてもらいたい。

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2013/05/04

久々にプールへ

 昨日までで、畑への野菜の苗の植え込み作業、とりあえずの支柱設置作業が終了。
 といっても、まだまだやることは多々あるのだが、当面の山は越えたと思っている。
 たとえば、実が鳥などに啄まれないよう、ネットを被せる作業、あるいは茎が伸び、葉が生い茂ってきた時のための(突っかかりのための)紐張り作業などなど。

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→ プールへ行く途中、立山連峰が見渡せる一角に遭遇。黄砂が収まっているのか、空気が比較的綺麗で、連峰の峰々がくっきり鮮やかである。

 庭にしても、草むしり作業を少しでも減らすため、防草シートを張り、さらに防草砂利を撒く作業が相当に残っているのだが、これはおカネも要するし、ボチボチ気長にやっていくつもり。
 とにかく、ひと段落ついたと思いたいのだ。

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2013/05/03

野菜の苗で畑は大賑わい

 世は連休後半の初日である。
 小生も珍しく、ほぼカレンダー通り、休める。
 と云っても、その間の収入はゼロなのだ。
 しかも、日中の穏やかな日和のもと、庭や畑仕事に終始。

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← 昨日2日、富山港に「日本丸」が着岸。運よく、駅から見物する観光のお客さんがあって、小生も、船の壁だけ、眺めてきました。乗りたかったなー。

 何処かへ出かけたいし、本も読みたい。美味しいものも食べたい…のだけど。
 美味しいものというと、スーパーへ買い出しに行って、ふと、焼きそばを食べたくなり、材料などを買い込んで、早速、作ろうとした。
 と、肝心なものが足りない。

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2013/05/02

ツツジの季節が始まる

 気温の起伏の激しい今年。
 昨日の温暖な日和が、今日は一転して冷たい雨に。
 庭では、タンポポが綿毛を飛ばし尽くし、水仙や椿の開花は終わりを告げつつあるが、代わってジャーマンアイリスやムラサキツユクサ、苧環(おだまき)などが咲き始めている。

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 一方、低温続きに辟易してか、植えたばかりの野菜の苗や、先月早々だったかに植えた芝桜やエニシダは、育ちきれないでいる。
 そんな中、庭を見て回ると、ツツジがポツポツ咲き始めてきた。
 我が家の樹木や草花は、地味が貧しいのか、育ちが悪く、ツツジにしても、街中で見かけるようには、見事に開花してくれない。
 それでも、ツツジの季節は来てくれたことが嬉しい。
 以下、ツツジ絡みの小文を紹介。

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2013/05/01

2分の1と3分の2の間

 今日は三月の下旬ほどの陽気だとか。
 寒い。仕方なく、電気ストーブに頼っている。
 外は冷たい雨。野菜の苗たちも、花々の苗たちも、陽気が安定しないからだろうか、成長に勢いがない。

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← ツツジがいよいよ開花し始めた。ツツジの季節の始まりだ。

 さて、いきなり、固い話題に。
 安倍首相は、なぜか、改憲に熱心である。他にやることは山積しているし、アベノミクスやリフレ政策の行く末も危うい。北方領土問題も尖閣も、原発も、何もかも大変な状況なのに。

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